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「メンズノンノモデルオーディション 2023」を勝ち抜いた、5名の新モデルたちが早くも話題に。それもそのはず、個性が光るツワモノぞろい。合格発表から約1か月、それぞれの意志を胸にカメラの前に5人が再集結。この勢い、見逃すな!
NEXTジェネレーションの波が来た!
新、メンズノンノモデルたち。
冨永章胤
Akitsugu Tominaga
雰囲気たっぷりのセピアトーンのスタイルを、柄のかけ合わせで遊び心たっぷりに。ギンガムチェックのトレンチとベストには、タータンチェックのパンツを合わせ、さりげなくメリハリまで演出。クルーネックのベストもモダンなアクセントになっている。トラディショナルな英国らしいムードと、洗練された空気を融合させることで、「王道」の一歩先のコーディネートを実現。
「自分」を見てもらうこと。そのために今は全力です
メンズノンノモデルになって、少しずつ撮影に呼んでもらいながらも、どんな現場でもフラットでいるタイプなので、実はオーディションのときから変わらない気持ちを持って、現場に臨んでいます。
ですが、決してただ流れに任せているというわけじゃなくって。実力を高めることにはすごく真剣です。この道を進もうと決めたときに、母のキャリアとは切っても切り離せない部分、責任があるなと思って、覚悟を決めました。どうしても「二世だよね」という人のほうが今は圧倒的に多いし、それが当然と言えばそうです。だけど、やっぱり僕自身として「冨永章胤がいい」と言ってもらえるようになりたいし、そんなふうにならなくては、と思う。
そのためには実力が必要…なので、今はあらゆる方面で、実力や経験を高めることに全力です。そのためにも、たくさんの人とコミュニケーションをとって学びたい。SNSで来たDMも、できる限り返すようにしています。
リアルな現場の経験は、まだ現役モデルの方とはイベント以外でご一緒したことがないのでぜひ撮影をしたい。話しかけづらいと言われることが多くて最近それが悩みなんですが、実は人と話すのは大好き。撮影でも、それ以外でも、積極的にコミュニケーションをとっていきたいです!
野村康太
Kouta Nomura
くたっとしたチェックのシャツを主役に、メッシュのパーカやハーフジップを重ねた、しなやかでどこか色気を感じさせるレイヤード。チェック柄のグリーンとピンクをパーカとパンツで拾って、全身にまとまりを持たせつつ華やぎも欲張って。
目標は大きく。看板モデルにいつかなりたい!
俳優の仕事もまだ1年半くらい、モデルもこれから、という時期なのでとにかく毎日、刺激がいっぱいですごく充実しています。台本を覚えるのは苦手なのですが、現場に行くのはとても楽しくて、わくわくしています。俳優として父が努力している姿を見てきたこともあって「僕なんて全然まだまだだな、頑張らないと」と思ってます。
僕は兄も元メンズノンノモデルで、父も俳優をやっているので「お父さんに似ている」とか「お兄さんと仕事したよ!」とよく言われるのですが実は、とってもうれしい! 近くに背中を見せてくれる人がいるのはラッキーだし、自分自身も刺激と安心の両方をもらっていると思います。僕が楽天的な性格なのかもしれません。
とはいえ、今の自分には全然満足していません。目の前に課題がいっぱいあります。ポージングもそう、演技もそう。芸能の仕事をめざしたきっかけは、僕がたくさんの作品から元気をもらったからなんです。自分はまだ表現する力が足りていないけれど、モデルや俳優の仕事を通じて、ささやかでも誰かに元気を届けられるようになりたい。
自分が読んでいたメンズノンノで、いつか鈴鹿さんのように連載が持てるくらいの存在になれたらうれしいです。
髙橋大翔
Hiroto Takahashi
テーラードジャケットのきりっとした佇まいに、青と白のオンブレチェックのシャツで軽さを足し算。ジャケットスタイルで迷いがちなVゾーンは、寒色と好相性のグレーのジップアップニットでポイントをつくるとうまくいく。
モデルとして、役者として、そして人として大きくなりたい
この1年間は僕にとって大きな転換期でした。芝居のお仕事でN.Y.に行って、1か月間ほかの役者さんと過ごしたことがきっかけに。様々な先輩たちの姿を横で見て「もしかして、僕は視野をもっと広く持ったほうがいいんじゃないか」と自然に思えたんです。こうじゃなきゃ、ってそれまではすごく焦っていたせいで取りこぼしていたものがあったと気がついた。
ハングリーではいたいんですが、視野は広く持っておきたい。意識が変わったタイミングで、再挑戦したメンズノンノモデルのオーディションに受かったのも、意味があると思っています。
今回合格したことは、自信にもなったし、うれしい気持ちでいっぱいでした。けれど満足したら終わり。オーディションに受かったとしても、生まれ変わったわけでもなければ、いきなりレベルが上がった、というわけでもないから。前だけ見て努力するしかない、と燃えています。
合格できた理由を考えると、これまで悩んだり頑張ってきた自分がいたからだなと。今まで何回も、仕事で悔しい思いをしてきたけど、そのたびに周りに支えられて乗り越えてきました。僕自身は楽観的なほうですが、ひとりで食いしばってなんでも越えられるほどはまだ強くはなれてなくて。目の前の仕事を頑張りながら、人としても強くなっていきたいです。
四坂亮翔
Ryoto Shisaka
無地の黒とチェック柄、2枚のシャツをドッキングさせたオーバーシルエットのシャツなら、抜け感としゃれた雰囲気を簡単に両立できる。さらにルーズなデザインのベストを重ねて、奔放な印象をもうひとさじプラス。
一度の人生だから挑戦したい。応援を勇気と自信に変換!
まだ、メンズノンノモデルになれた、というのを実感しきれていないところがあって(笑)、撮影は少し緊張します。初めてづくしだし、新専属モデルで僕が一番、芸能経験に乏しい状態だな、と思うと気後れしてしまうところがあって。
でも、オーディションを受けたときだってそうだったなと思い出しました。憧れのメンズノンノモデルだと思うと「絶対合格できる!」とはなかなか言えなかった。けれど周りの応援で、しだいに自信をもらえて、合格までの道ができたと思っています。
オーディション中も言いましたが「2023年は挑戦の年にする」と決めてたんです。それには理由があって。もともと僕はすごく普通の学生だった。なんとなく日々を過ごすだけで…楽しかったんですが、一度きりの人生なんだから、自分のやりたいことに時間を使わなくちゃ、と思うようになり、迷うくらいなら挑戦しようと自分を奮い立たせ、オーディションに挑みました。
今も同じですよね。今回も地元の岡山と東京を往復して撮影に来ていて、スタッフの方が気遣ってくれるんですが、実はすごく楽しくて、全然「疲れた」なんて思わない。気後れしてもはじまらないので、応援してくれる人たちの声に元気をもらって、「やるぞ」って決めた自分のために、少しずつ経験と自信を重ねていきたいです!
松井大奈
Daina Matsui
衿ぐりの開いたショート丈のニットは、かすれたチェックをのぞかせて、少しノスタルジックなムードに。フードのひもはあえて垂らせば、顔まわりのアクセントとして活躍する。
注目されるのが好き。できること、を増やしたい!
表に立って仕事をすることに憧れていたので、今はその楽しさとプレッシャーの両方を少しずつ味わっているところです。オーディション中は読者投票の順位が出るので、毎日本当に気にしていました(笑)。
けれど、そのプレッシャーもよかったんです。順位が下がると、もっとアピールするにはどうしたらいいか、って考えて頑張れたし、そんなときにも「応援してます」ってDMをくれる方がいて、すごく励みになりました。家族や友人の応援も支えになっています。
僕は「とりあえずできることをやってみる」タイプ。イチ高校生の自分に何ができるだろう?って悩んでも意味がないし、できることをやるのって、全力でやると大変なんだなって思いました(笑)。でも、少しずつお仕事をやるうちに、「大変さ」より、いろんな方と触れ合う「面白さ」や「魅力」がどんどん大きくなって。いつかお芝居のお仕事もしてみたい…ですがまずはモデルをちゃんとできるようになりたい! こうして撮影に呼んでもらえることはめちゃくちゃうれしい。
けれど今日も自分の無力さを感じる場面があって、勉強することが山積みだなって思います。実は人から注目されるのは好きなんです。まだ照れもあるけれど、好きなことなので、ひとつずつ「できること」を増やしていきたい!
前のめりでフレッシュ。ニューフェイスな5人のプライベートの“共通点”探し
髙橋 イベントや撮影を経て、同期だって少しずつ意識し始めたよね。
冨永 撮影中もずっとしゃべってて、仲いいなとは思う!
四坂 撮影の合間もTikTok見せ合って盛り上がったりしてるよね(笑)。
髙橋 僕が最年長だけど、特にお兄さん扱いとかもなくて、いい意味で同期っていう感じがあるよね。
松井 でも、僕はまだ敬語でしゃべっちゃいます(苦笑)。
髙橋 同期なんだからタメ語でよくない? 絶対怒らない!
松井 僕が一番年下で、オーディション中も年上の方ばかりだったのでタメ口は難しい…(笑)。
四坂 僕も敬語ですね。
冨永 え? 俺にはタメ語じゃん!
四坂 だって同じ学年だもん(笑)。
冨永 そこなんだ(笑)。
四坂 同期だけど、キャラクターも性格もそれぞれな気がするよね。
野村 僕らって、同期っていう以外に共通点ってあるかな?
松井 なんだろう…?
野村 まぁ、キャラがかぶってないから選ばれたのかもしれないよね。同期っていう以外に共通点あるのかな?
四坂 洋服が好きっていうのは?
冨永 四坂と松井と髙橋は古着が好きだけど、僕は詳しくないかな…。
野村 僕と冨永くんは古着っていうよりもモードなブランドが好きかも。
冨永 ゲームは?
野村 俺、(Nintendo)Switchやるよ!!
四坂 え! 俺スマブラ大好き!!
野村 僕もスマブラめっちゃ好き!
髙橋 僕はあんまり…(笑)、たまに友達に誘われてやるくらいかも。
野村 あ!! サウナは?
髙橋・四坂・松井 好き!
冨永 苦手…。スキーとかスノボは? 3歳からスキーやってて大好き!
野村 スノースポーツ全般苦手で…。
松井 全然そろわない(笑)。5人で何かするってなったら…あ、BBQは? 準備は大変だけど…。
髙橋 俺、準備するよ!
松井 僕、飲み物買い出し担当!
四坂 野菜買っていきます!
野村 僕はみんなの応援係…?
冨永 なんだそれ(笑)。
四坂 BBQの後スマブラやろう(笑)。
松井 5人の共通点がない!?
髙橋 そういえば…みんな「さみしがり」じゃない?
冨永 俺、めっちゃさみしがり! 断言できる(笑)。ひとりで外でご飯食べられない。
野村 えっ、俺もさみしがり。寮生活してたから、人といたい。
髙橋 すごくわかる! 自分の家に友達がいるのっていいよね。
四坂 僕もめちゃくちゃさみしがり。もし上京するとしても、絶対さみしくなりそうで、ひとり暮らしが心配。
松井 僕もかなりのさみしがり屋。
髙橋 まさかの「さみしがり」っていう共通点!?
松井 まだ先輩とあんまり絡めてないけど、先輩たちはどうなんだろう。
冨永 さみしがりなのか…?
髙橋 でも、先輩との撮影って楽しみだよね。イベントでしかお会いできていないから。
野村 わかる! すごく楽しみ。同期っていうだけじゃなくて、メンズノンノモデルっていうひとつのチームとして、メンズノンノを盛り上げていけるようになりたいね!
Photos:Go Tanabe Hair:KANADA[LAKE TAJO] Stylist:Arata Kobayashi[UM] Models:Akitsugu Tominaga Daina Matsui Hiroto Takahashi Kouta Nomura Ryoto Shisaka[They are MEN’S NON-NO models]
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