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鈴鹿直々のオファーにより、俳優の坂東龍汰さんとのセッションが実現。写真を撮るのが趣味だと公言する坂東さんは、当日4つものカメラを持参してくれた。ゆっくり話すのは久しぶりだという坂東さんと鈴鹿。普段はカメラの前で“撮られる側”として肩を並べる二人が、今回は“カメラマンとモデル”という関係で向き合った。砂浜ではしゃぎながら撮影する坂東さんと鈴鹿は、子どもに戻ったようで楽しそうだった。
take : 004
坂東龍汰 ── 俳優
RYOTA BANDO ── Actor
ばんどう りょうた●1997年5月24日生まれ、北海道出身。2017年俳優デビュー。ドラマ『リバーサルオーケストラ』『王様に捧ぐ薬指』などに出演。映画『春に散る』『バカ塗りの娘』が公開中。2024年2月には主演舞台『う蝕』を控えている。
とにかく楽しかった! 自分の撮りたいもののために突き進んでいく坂東君、頼もしかったです。── 鈴鹿央士
鈴鹿央士
とにかく楽しかったです! お芝居の現場では役を通してやりとりをするけど、今日は僕と坂東君として、素の状態でコミュニケーションを取れたのが新鮮でした。2年前に共演したときはドラマの現場を引っ張ってくれて頼もしかった坂東君が、今日は砂浜ではしゃいで走り回っている姿を見てかわいらしいな~、と(笑)。
無邪気さを持ちつつ、撮影のときはシャキッとした空気に変わる。迷わず藪(やぶ)や水たまりの中に突っ込んでいて、自分の撮りたいもののために突き進んでいく姿はカメラマンとして頼もしかったです。撮影場所や動きの指示も出してくれて、一枚一枚丁寧に撮ってもらいました。坂東君と「せーのっ」で息を合わせて撮影した、丘からのシュールジャンプの瞬間(2枚目の写真)が一番楽しかった!
撮る感性も撮られる感性も持ち合わせた僕ら二人のかけ合わせ。皆さんにどんなふうに受け取ってもらえるか楽しみです。── 坂東龍汰
坂東龍汰
央士を撮影すると決まったとき、周りに流されないマイペースな姿と、柔らかさの中にある知性を引き出したいと思いました。そこで思い至ったのが、開放的な自然のある場所とクラシックなタイドアップスタイルでの撮影。少し違和感のある組み合わせが、ひょうひょうとした央士の姿とマッチするのではないかと思ったんです。
普段使っているデジタル一眼レフも持っていったのですが、気がついたらフィルムカメラのみで撮影を終えていました。初めて使った機種もあり、無事に撮れているかドキドキでした。央士も写真を撮るのが好きということで、撮る感性も撮られる感性も持ち合わせた僕ら二人のかけ合わせから生まれた今回の写真が、皆さんにどんなふうに受け取ってもらえるか楽しみです。
撮影当日、鈴鹿も私物のフィルムカメラを持参。坂東さんの姿を撮影した!
撮影終了後、鈴鹿のカメラで記念の2ショット! 2人とも達成感に満ちた表情だ。
Hair & Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Atsuo Izumi
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あの人が撮る鈴鹿央士「たゆたう」