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独自の個性と表現方法を持つ6名の若手実力派アーティストによるグループ展「CONCERTO(コンチェルト)」が2023年7月8日(土)より代官山・ルーフミュージアムで開催。
本展は、己と向き合いながら、力強く純粋芸術に情熱を注ぎ、独自の表現と世界を持った若手作家6人に焦点をあてた新しいグループ展だ。
各作家が本展向けに制作した新作を中心に、全24点の作品が一堂に会す。作品の美しさやエネルギーと共に、作品に共通して息づく“命”や“魂”を感じ、普段はそれぞれで活躍する『独奏者(soloist)』たちが、協調と対比の中で奏でる『協奏曲(concerto)』を体感できるだろう。
荒井理行「like paintings #25」
荒井理行 | Masayuki Arai
1984年アメリカ生まれ。2011年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
インターネット上で収集した写真を起点に、そこには写っていないフレーム外の風景を想像して描くシリーズを制作。 絵具を垂らして作られる多層的な絵画空間は、他者の存在により成り立つ主観の在り方、その不安定な移ろいを示唆している。
主な展覧会に「Like Paintings」(Primo Marella Gallery、Lugano/Switzerland、2023)、「絵画のように」(日本橋三越本店美術サロン、東京、2022)、「歪む水平線」(STANDING PINE、名古屋/愛知、2019)、「VOCA 展 2014 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、東京、2014)、「あいちトリエンナーレ 2013」(納屋橋エリア:東陽倉庫、名古屋/愛知、2013)など。「第 35 回ホルベイン・スカラシップ」(2022)奨学生。
Instagram(@masayuki_arai_408)
大西茅布
大西茅布 | Chifu Onishi
2003年 大阪生まれ
2021年 岡本太郎賞
2021年 ルンパルンパ個展
2021年 東京藝術大学油画科入学
2021年 文房堂個展(ボヘミアンズギルド)
2021年 アートフェア東京個展(ボヘミアンズギルド)
2022年 銀座シックス蔦屋書店個展
2022年 ボヘミアンズギルドケージ個展
2023年 クマ財団7期生採用
Instagram(@chifuzokei)
北島麻里子
北島麻里子 | Mariko Kitajima
2014年東京造形大学造形学部美術科絵画専攻卒業。
自分自身とは何者なのか。
北島による表現は、北島自身に向けられているとともに、鑑賞者の内に呼び覚まされる「自分自身」にも向けられている。
2014年 東京造形大学卒業制作展「ZOKEI 展」ZOKEI 賞受賞、2014年 アートアワードトーキョー丸の内2014「倉本美津留賞」受賞。
Instagram(@mariko_kitaj)
黒瀧舞衣「衣に依る」
黒瀧舞衣 | Mai Kurotaki
1995年 北海道生まれ。
木が天に伸び成長する時間をあえて分断し、人の形を刻みながらズレと一致の中で、再び積み重なる木彫りを制作。現在、東京藝術大学彫刻科博士課程に在籍。
2021年武蔵野美術大学 優秀賞受賞、クマ財団クリエイター奨学金5期生採択、2022年 CAF 賞入選、
2023年東京藝術大学 三菱地所賞受賞。
Instagram(@kurotaki.mai)
杉山日向子
杉山日向子 | Hinako Sugiyama
1997年 東京都生まれ。
2018年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。
2020年 NHK 大河ドラマ「麒麟がくる」メインビジュアル背景デザイン
【主な展覧会歴】
2021年「鬼頭健吾×薄久保香 推薦作家展」西武渋谷店
2021年「SHIBUYA STYLE vol.15」西武渋谷店
2022年「Hypericum」biscuit gallery 個展(東京)
2023年「Nine colors XVII」西武渋谷55周年記念メインビジュアル 西武渋谷
Instagram(@ghq_629)
友沢こたお
友沢こたお | Kotao Tomozawa
1999年、フランス・ボルドー生まれ。東京藝術大学美術学部絵画学科油画専攻で学び、2019年度久米賞受賞、2021年度上野芸友賞受賞。
近年の個展に、「INSPIRER」(Tokyo International Gallery、東京、2022年)、「SPIRALE」(PARCO MUSEUM TOKYO、2022年)、「Monochrome」(FOAM CONTEMPORARY,東京、2022年)、「caché」(tagboat、東京、2021年)、「Pomme d’amour」(mograg gallery、東京、2020年)など。現在、東京藝術大学大学院美術研究科に在学中。
Instagram(@tkotao @chan_kotao)
【Lurf MUSEUM/ルーフミュージアム】
Lurf MUSEUM 2F
2022年6月、東京・代官山駅徒歩5分の場所にオープンした Lurf MUSEUM(ルーフミュージアム)は、ミュージアム規模のギャラリー。2F はアーティストが柔軟で自由な表現や実験的な試みが展開できる面積 70坪天井高約 4 メートルのオルタナティヴ・スペース。1F は 1930年代のデンマークヴィンテージ家具で揃えられたカフェスペースになっており一杯ずつ淹れるハンドドリップのコーヒーなどを提供。
Lurf MUSEUM 1F
アートを 鑑賞しながらゆっくりとした心地よい時間を過ごすことができる。また、アーティストのグッズが購入できるショップも併設。アーティストと人々が対話をつづけるための新たな場所になることを目指す。
営業時間:11:00-19:00 *不定休
住所:150-0033 東京都渋谷区猿楽町 28-13 Roob1 1F・2F
芸術作品に触れるだけで、日常生活に刺激が得られるはずだ。新進気鋭のアーティスト達の作品を目に焼き付けよう!
展示概要
グループ展「CONCERTO」
会期日時:2023年7月8日(土)~8月7日(月)11:00-19:00 *不定休
会場:Lurf MUSEUM/ルーフミュージアム 2F
所在地:150-0033 東京都渋谷区猿楽町 28-13 Roob1
主催:Lurf MUSEUM
企画・キュレーション:髙橋賢太郎(株式会社 SUNNYES)
入場料:無料
Text:Taro Ohayashi
大林太郎
エディター
主に最新のファッションニュースを執筆。趣味は好きなブランドのネットサーフィンで、頻繁に争奪戦アイテムのオンライン抽選に申し込んでいるが、当選したことがほとんどない。
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