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“個性的”という言葉では足りないほど、比類なき才能とセンス、情熱で世界を魅了する極彩色のアーティスト、NCTのテヨン。彼自身のクリエイティビティと、信頼のおける仲間たちとのシナジーがこれでもかと詰まったファーストミニアルバム『SHALALA』がついにリリース! 楽曲制作やソロ活動にかける思いを、圧倒されるほどまっすぐで誠実な言葉とともに、いち早くメンズノンノにたっぷりと語ってくれた。
Q.
まずはソロデビュー、おめでとうございます! 今回のソロ活動で一番ワクワクしていることはなんですか。
A.
一番楽しみなことを挙げるとしたら、僕のソロ初作品が本格的に世の中に出る、そのこと自体が一番ですね。一方では怖さも感じていたりもします。
Q.
『SHALALA』の制作を通して得たもっともすてきな経験や、宝物になるような思い出はなんだと思いますか。
A.
今回のプロジェクトを通じて、僕の周りには本当に感謝すべき方がたくさんいらっしゃるなと思いました。本当に僕に愛情を持ってくださっている方だったり、情熱を見せてくださった方々がたくさんいらっしゃったんです! “僕の周りにはとてもすてきな方々がたくさんいる!”と感じられたということ、それが一番の大きな宝物だと思います。
僕はこのアルバムを制作する中で、“クオリティを高めたい”とか“特色をしっかりお見せしたい”という目標を持ちましたが、それに対して、後悔なく達成できたすてきな記憶たちでいっぱいです。それは多くの方々の努力とアイデアがあったからこそ可能だったと思います。改めて感謝しています。
Q.
MVやティザーもとても見ごたえがあり、テヨンさんワールドが広がっていますが、楽曲とアートワーク、ファッションの関係をどう考えていますか。
A.
僕はいつも三要素を考えます。
アルバムが出るとき、一番強く考えるのはメッセージです。チームでもユニットでも、もちろんソロでも、メッセージのないアルバムは、ただのモノとしか思えません。
メッセージを伝えるために、衣装、ヘアメイク、タイトル曲と、全部がひとつに合わさったときに出るシナジー効果はすごいです! そのすべてがしっかりマッチしてこそコンセプトが成立するし、そのコンセプトこそがメッセージを伝えるうえで最も大きく作用すると思います。
また、そうやってメッセージを伝えるうえで、僕にとってはダンスも大きな役割を果たしています。僕の表現をたくさん手伝ってくれる存在です。それらがひとつのアートになって、ファッションになるんだと思います。
全部ひとつの軸をもとにつながっています。
Q.
ソロで作品をリリースすることが決まったとき、一番初めに設定した目標があったら教えてください。
A.
“うぬぼれるな!”と自分自身に言い聞かせていたと思います。
デビュー以来、僕自身とても多くの変化があったと考えています。自分のことが憎らしいときもあったし、一方では我ながらすごいな、と感じたときもあります。今回のソロが出るにあたって、傲慢にならず、変わらない芯を持って、自分自身をしっかり守ってこそ真のアーティストになれると思いました。
Q.
衣装を決めるときに一番こだわったこと、特にお気に入りのスタイリングは?
A.
衣装を決めるとき、僕は周りの方々の意見を優先的に聞くようにしています。
僕がわかっている自分自身よりも、僕をもっとよく知っているチームがいて、またそのチームは僕よりも全体的な曲の解釈について、正しく理解しています。僕はフィッティングをするときに初めてその解釈への理解をこころみることからスタートするので、まずはそこで瞬時に感じることができるように、努力しています。
ですので、アルバムコンセプトの解釈に対して一番力を入れて、コミュニケーションをしっかり取りました。
今回のアルバム制作をしながら、本当にいろいろなテイストの衣装を着たんですが、僕が一番気に入っているスタイリングはミュージックビデオの中の、とある1着です! 見た目のインパクトがすごいです!(笑) 皆さん、どの衣装か当ててみてくださいね。挑戦的なことを衣装でもやってみて、実際すごく着るのが大変だったりもするんですが、チャレンジは面白いです!
Q.
テヨンさんのように、自分を自由に表現する秘訣があれば、教えてください。
A.
実は、“これ!”というものは特にありません。でも、みんなその方法をすでによく知っていると思います。
僕がこうだよと教えてしまったら、それもまた自由ではなく、あるひとつの枠にはまってしまうことになるので、自分が素直にこうだと思えることがただひとつでもあれば、もうそれは成功した人生です。
Q.
最後に、皆さんへメッセージをお願いします!
A.
人々の日常生活はせわしなく、そんな毎日の流れの中で目立った存在として僕のアルバムがあることはたった一瞬で、それぞれの日々のトピックスにうもれていってしまうかもしれません。それでも、僕の音楽は君の横にそっとたたずんで、ずっとそばにいるよ、とお伝えしたいです。日本のNCTzenの方々と、メンズノンノ読者の皆さんのもとに、一生残ることができるものだと思っています。僕はいつものように皆さんのそばで、テヨンとして存在しています。雨が降ったら雨が降るのが好きだと言い、暑いときには暑いのが好きだと言う、ただそんな単純な人として。皆さん、大好きです。
TAEYONG
THE FIRST MINI ALBUM
『SHALALA』
韓国で「完成型アーティスト」と呼ばれるほど才能にあふれたテヨンの、ソロ歌手として初となるミニアルバム『SHALALA』。本人が全曲作詞、作曲に参加しており、タイトル曲「SHALALA」を含む鮮やかな全7曲を収録。企画段階からアルバム製作全般にわたって心血を注いだというだけあり、テヨンの思考やセンス、色に深く触れることのできるアルバム!
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