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同じ事務所に所属し、2019年に放送されたドラマ『都立水商! 〜令和〜』で初共演するなど、実は縁が深い竜星涼さんと水沢林太郎。そんなふたりが繰り広げるトークからは約3年ぶりの共演作『スタンドUPスタート』を通じて増したブラザーフッドが垣間見える。
竜星 涼 & 水沢林太郎
Special Interview
僕の年齢になるまで10年もある林太郎は、
可能性の塊
――メンズノンノでは初共演となった今回の撮影、いかがでしたか?
竜星 林太郎とのファッション撮影は新鮮で楽しかったです。若い頃はわずかなお給料のほとんどを服に投資していたほど、昔からファッションは大好き。でも作品の撮影期間中はすぐ衣装に着替えるから、ジャージが定番で(笑)。いろんな服が着られて、いい気分転換になりました。
水沢 普段のメンズノンノの撮影とは違った空気感に、緊張しっぱなしでした。撮影中ずっと目配りしていたせいか、眼球が痛いです(笑)。
竜星 ドラマの現場で久しぶりに会って、年齢を聞いたときは驚いたな。「まだ20歳になってないの!?」と。初対面は16歳だったのか、そういえば僕も17歳でデビューしたな…なんて、感傷に浸っちゃったよ。
水沢 僕は尊敬する竜星さんと、3年前とは違ったモチベーションや考え方を持って、また同じ作品に携われることが本当にうれしくて。お芝居の技術はもちろん、現場を和ませつつ盛り上げるコミュニケーション能力の高さなど、日々、勉強させていただける幸せをかみ締めています。
竜星 うれしいこと言ってくれるなぁ。
――ドラマ『スタンドUPスタート』でも、「人間投資家」を名乗る三星大陽役として、水沢演じる立山隼人の成長をサポートしていますね。
竜星 起業や投資がテーマと聞いて遠い世界の話のように感じましたが、原作を読み、人間くさくて熱いストーリーに魅了されました。僕が演じる大陽は、とにかく素直で人懐っこく、ちょっとお節介なところも含めて、自分とそっくりなんですよ。
水沢 僕も、隼人と共感する部分が多いですね。身なりや知識を装備して、自分を強く見せようとしていた時代があったな、と。似ているからこそ、演じるのが逆に難しくて。
竜星 林太郎が今の僕の年齢になるまでに、あと10年もあるのか…そう考えると、無限大の可能性を秘めてるよね。恐怖すら感じる。
水沢 恐れ多いですが、頑張ります。
竜星 林太郎は、いつも冷静だよなぁ。僕は、めちゃめちゃとがってた20代前半なんて、社会や環境に対してつねに怒ってた。でも、そのおかげで自分自身が最大の敵だと知られたから。ときには我慢せずに、思い切り感情を表現してもいいと思うよ。
水沢 これからも、隼人ともども温かく見守っていてください!
Ryo Ryusei
1993年3月24日生まれ。16歳のときにスカウトされ、2010年のドラマ『素直になれなくて』でデビュー。主な代表作に、連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年)、『ちむどんどん』(2022年)、映画『ぐらんぶる』(2020年)などがある。
Information
『スタンドUPスタート』(フジテレビ系・毎週水曜22時〜)。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦…社会で迷える"訳アリ人材"へ投資し、光を当て、新たな人生の道へと導いていく。"シン・時代のヒーロー"が切り開く、新しい"人間再生ドラマ"。
Photos:Toshio Ohno[L MANAGEMENT] Hair&Make-up:Kenji Ide[UM] Stylist:Taichi Sumura
Models:Rintaro Mizusawa[MEN’S NON-NO model] Ryo Ryusei Text:Ayano Nakanishi
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