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失敗が怖い。お金がかかりそう。そんなイメージを抱いて夢を諦めている人、多いのでは? 起業する人は特別だと思ってたけど自分にもできるかもしれない! 僕らの背中をそっと押してくれる、 カフェ「DOPELMA」・安西一真さんと中山貴博さんの起業エピソードを紹介する。
「カフェをやりたい!」
出会った日に意気投合し3か月で店をオープン
Started
カフェ
カフェ DOPELMA
中山貴博さん(左) 安西一真(右)
profile
[左]中山さん:1999年生まれ、[右]安西:2001年生まれ、ともに千葉県出身。千葉県の西船橋駅前でカフェを共同経営。店名「DOPELMA」は、最高を意味する英語のスラング「DOPE」と「昼間」をかけ合わせて誕生。
HISTORY
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2022年
5月バイト先で出会い意気投合。
中山さんがカフェ経営を提案
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6月
店舗のオーナーと面談し間借り経営を交渉
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8月
DOPELMAオープン
ダメ元で挑戦したら
とんとん拍子で実現!
本誌専属モデルの安西と、同じくモデルとして活躍する中山さんが出会ったのは、今年5月。派遣のバイト先で意気投合したそう。
安西「趣味の話で盛り上がって、翌日も会うことに。喫茶店で話していたら、突然、一緒にカフェをしないかと誘われました」
中山「喫茶店巡りが趣味で、いつか自分の店を持つのが夢でした。ただ、モデルの仕事も好きだから辞めたくない。一緒にできる仲間を探していたところ、一真も喫茶店が好きだと聞いて。うまくやれそうな直感がありましたね」
中山さんの地元である西船橋で、夜のみバーとして営業する店に着目。自ら、間借りの交渉をする。
中山「バーには何度も訪れたことがあり、内装も雰囲気もすごく好きで。昼間は使っていないのを、もったいないなと思っていたんです。オーナーに連絡をしてみたら、話を聞いてもらえることに」
安西「何度も打ち合わせをして作った企画書を持参しました。ダメ元でしたが、すんなり受け入れてくださって。家賃の代わりに売り上げの一部を支払うという、良心的な契約で借りられることになりました」
開店日を3か月後の8月に設定。中山さんはドリンク、安西はフードと、分担して準備を進める。
中山「コーヒーは、僕がよく行く『Kakuya Coffee Stand』にオリジナルブレンドを依頼しています。フードはギリギリまで決まらぬまま、僕は急な撮影のため海外へ」
安西「ふたりともマイペースなんですよ。焦って仲のいい喫茶店のオーナーに相談したところ、チーズケーキのレシピを教えてくださり、自力で練習。なんとか作れるようになりました。パニーニに使うパンも僕が店で焼いています」
中山「どちらも絶品。僕よりよっぽど味に敏感な一真が担当してくれて、結果的によかった(笑)」
人と人をつなげる
憩いの場をつくりたい
DJブースで好きな音楽を流し、いれたてのコーヒーを味わう。まさに自分たちが求めていた空間で、充実した日々を送っている。
安西「経営者として働くことで、立ち振る舞いから考え方まで変わり、生活にメリハリがつきました。接客を通じてコミュニケーションが好きになるなど、店とともに自分の成長を実感できることが、やりがいにつながっています」
中山「オープンまではとんとん拍子でしたが、認知度が伸び悩む今が正念場! 僕らの友人が店で出会い、自然と仲よくなる様子が本当にすてきで。さらに幅広い世代を呼び込み、人と人がつながる憩いの場をつくるのが目標です」
DOPELMA
千葉県船橋市西船4の24の8
営業時間:11:00〜16:00 水曜休
Instagram→@dope_lma
思い出のアイテム
Photos:Takahiro Idenoshita Composition & Text:Ayano Nakanishi
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