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今、僕らが週末にやりたいことといえば、やっぱりドライブ。免許を取るだけで遊びの可能性は広がる。行き先を決めず自由に車を運転するのもいいけど、最高のロケーションとおいしいご飯を目的にすればさらに楽しい。都内から日帰りで行くなら、千葉県房総半島の海沿いを走るドライブコースがおすすめ!
— DRIVE SPOT —
富津海水浴場を訪れた後、野島埼灯台をめざす、房総半島を満喫できるプラン。都内を出発して約1時間半で富津海岸に到着。その後は南房総の海辺へレッツゴー。天気がよければ、帰りに美しい夕日が見られるかも!
1.富津海水浴場
2.野島埼灯台
3.房総フラワーライン
房総半島を巡る、理想のドライブコースって?
いつもの週末より早めに集合して、めざすのは房総半島。都内からの日帰りドライブコースだと、湘南方面に向かうのと悩むところだけど、今回は意外と未開拓な房総の海岸線を走ってみることにした。せっかくなら、乗る車にもこだわってみたくて、ロードトリップの相棒はいすゞの「117クーペ」に決定。マイカーがなくても、カーシェアリングを使えば、いろいろな面白い旧車が借りられるからチェックしてみよう。ドライブ好きのメンズノンノモデル稲井孝太朗と高橋璃央に、女優の小川李奈さんが加わって、いざ出発。東京湾アクアラインの海底トンネルを抜けて、海上を一直線に延びる「アクアブリッジ」に出ると、ぐっとムードが高まる。まず向かったのは富津海水浴場。海の近くに車を止められる穴場スポットだ。オフシーズンの朝早くに行けば人も少なく、ゆっくりとした時間が流れている。そして、次に向かうのは、房総半島の最南端にある野島埼灯台。海岸線をずっと進んでいくと、白亜の灯台が姿を現す。周辺にはおいしい地元の魚介が食べられる定食屋が多数あるので、まずはランチを楽しむのもあり。灯台付近で遊んだ後は、海沿いの房総フラワーラインを自由に走らせよう。窓を開ければ、気持ちいい海風が入ってくる。涼しくなった秋こそ、海辺ドライブにぴったりなのだ。今度の休日は、仲のいい友人と気になるあの子を誘って遠出してみるのはどう?
DRIVE SPOT1
09:00|富津海水浴場
海風を感じながら仲間とおしゃべり
まず行きたいのは、海の近くで車を止めることができる富津海岸。心地よい海風に吹かれながら、仲間たちと語り合ったり、ゆっくり過ごす至福の時。今日はドライブの相棒であるいすゞの「117クーペ」に合わせて、着こなしもちょっとレトロな雰囲気にまとめてみた。稲井のようにダイリクの赤いコートにデニムというスタイリングで、往年のスポーティテイストを楽しむのもあり。一方で高橋のようにショート丈のバーシティジャケットでキメるのもかっこいい。中に着たトラックジャケットが渋さを引き立てている。
DRIVE SPOT2
13:00|野島埼灯台
ドライブで活躍する小物にもこだわる
ドライブを楽しむには、気分の上がる小物選びも重要になってくる。まず運転の際に欠かせないのがサングラス。サングラスは、1920年代初期のアメリカにあった繊細なフレームを新素材で再現した1本。一方、下のブランのサングラスは調光レンズを使用しているため、紫外線に当たるとレンズがグレーに変化する。ストーンアイランドの真っ白なマフラーは男女どちらが巻いてもかわいい。あとは気のきいたタンブラーがあれば完璧!
地魚を使った絶品定食を堪能する
きれいな景色を楽しむ一方で、遠出ドライブの醍醐味はその土地ならではのおいしいご飯を食べることだったりする。野島埼灯台のすぐそばにある、海鮮料理屋「さざえ屋」では地魚や伊勢エビを使った定食を味わえる。なかでも名物の「あじのたたき定食」(¥1,380)は、甘酢につけて食べるのがおすすめだ。
さざえ屋
住所|千葉県南房総市白浜町白浜623
☎|0470(38)2050
営業時間|10時~16時
※季節によって変動あり
定休日|木曜休
房総半島最南端の灯台をめざして
房総半島の最南端にある野島埼灯台。実は全国で上までのぼることができる灯台は16基しかなくて、そのひとつがここ。房総半島ドライブでぜひ訪れたいスポットだ。階段をのぼりきった後、目の前に広がる太平洋は圧巻! 晴れていると伊豆大島が見えることも。
野島埼灯台
住所|千葉県南房総市白浜町白浜630
☎|0470(38)3231
営業時間|[10月~2月]9時~16時、土日祝8時30分~16時
※入場は参観終了時刻の20分前まで
※最新の情報は、各店舗・施設にご確認ください。
フィルムカメラを片手に灯台付近を散策
野島埼灯台の周りにはハイキングコースが広がっていて、カメラを片手に歩いてみた。ちょうどいい岩場があったから、腰かけて記念撮影。稲井は今シーズンのトレンドのベストに、プリントがアクセントになったストックホルム サーフボード クラブのスウェットを合わせてアクティブな着こなしに。高橋はサウスツー ウエストエイトのブラウンのジャケットで、大人っぽくまとめた。
DRIVE SPOT3
16:00|房総フラワーライン
高橋「ドライブのときってどんな音楽をかけるのが正解なのかな?」
稲井「ジャズとか流すと最高にチルだよ。チェット・ベイカーとか」
小川「しゃれてるね。BGMで何を選ぶかは重要だよね(笑)」
高橋「やっぱり、そこ見てるよね…」
小川「選曲迷うなら、ラジオを流しておくだけでもいいと思うよ」
稲井「そこは攻めたいんだよね(笑)。あとドライブ中って、普段あまり話さない何げないことで盛り上がれたりするからいいよね」
小川「おすすめの漫画の話とかね」
稲井「さっき教えてもらった『チ。―地球の運動について―』は、早く読んでみたいな」
小川「本当に面白いんだよね」
高橋「あらためて海辺ドライブって、景色がよくて気持ちいいし、ご飯もおいしいから最高だったよね」
稲井「やっぱり、乗るのがクラシックカーだと気分も上がる」
小川「アジ、ぷりぷりしていておいしかったな。甘酢につけて食べるのも新鮮だった!」
高橋「今日はいろいろフィルムカメラで、写真撮っちゃった」
小川「現像したら見せてよ! 野島埼灯台からの景色は、ぜひいろいろな人に見てほしいな」
稲井「理想の休日って感じ」
小川「海辺ドライブって夏のイメージだったけど、秋のドライブは涼しくて、ちょっとエモかったね」
高橋「てか寒くなって、ブランケット取り出したのはずるいよ(笑)」
稲井「やっぱり海辺マジックあるよね(笑)。秋のドライブには、ブランケットが必須ということで!」
高橋「ちなみに、房総半島ドライブは帰りのアクアラインの渋滞で待つ時間が一番エモい説を唱えたい」
稲井・小川「それ、わかるわ!」
着こなしのアクセントになるキャップをチョイス
南房総の海沿いの道路、房総フラワーラインは車窓から見える景色がとにかく気持ちいい。都会の道では体験できない爽快感がたまらないのだ。ここを走るためだけでも行く価値がある。そんなドライブのテンションをさらに盛り上げてくれるキャップをアンユーズドで発見! グリーンとホワイトのチェック柄が、着こなしをポップにする。
ドライブ用のバッグはボストンひとつで事足りる
大きいバッグがひとつあると心強い。ラジャブルックとマスターピースのコラボはクラシックな佇まいが魅力。ミーンズワイルのジェットキャップは下にフリースキャップが重ねられており、防寒性もばっちり。
ブランケットがあれば自然と二人の距離は近づく
寒くなったときに、さっとブランケットを取り出せたらそのドライブは一気にロマンチックなものになるはず! シェットランドウールを使用したルーマーのブランケットは目を引く赤色がステキ。起毛加工が施されているから暖かく、タフに使える生地というのもうれしいポイント。なんといっても、二人の体を包み込むのにちょうどいいサイズなのだ。
夕暮れの砂浜で過ごす特別な時間
帰り道、雲の切れ間から少し夕日が見えたので、房総フラワーライン沿いの砂浜に下りてみる。押し寄せる波の間で、日が沈むまで砂浜を3人で歩くことに。この時間が永遠に続けばいいのにと思っても、あっという間に辺りは暗くなってくる。ここでは秋のドライブにぴったりな、明るいカラーリングを意識。稲井が着ているカーハートのウインドジャケットと高橋のストーンアイランドのスウェットはどちらも絶妙なペールトーンがきれいだ。
Photos:Kenta Sawada Hair & Make-up:kika Stylist:Kodai Suehiro Models:Kotaro Inai Rio Takahashi[Both are MEN’S NON-NO models] Rina Ogawa Special thanks to:Yoshiki Asano
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