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キャンプが盛り上がっている要因のひとつが “焚き火”。誰もが癒され、クセになってしまう。ただどこでもできるわけではなく、決められた場所や焚き火台を使用しなくてはいけない。焚き火台に関しては“焚き火台戦国時代”と言われるほど、数多く発売され、選ぶのに迷ってしまう。そこで元メンズノンノモデルで焚き火マイスターの猪野さんが厳選し、解説!
1.バイオライト『ファイアピット PLUS』
「 “キャンプで携帯をイジるな”なんて声もあるが、何をしようが自由なのもキャンプの良さだと思っている。暇さえあれば携帯を触っているし、どんな暗闇よりも充電が減るほうが不安である。それを解消してくれるのが、この焚き火台だ。大容量のリチウムイオン電池が装着されていて、充電することができる。また専用アプリをBluetoothに接続すれば、遠隔で送風ファンを操れ、火力調整が安易になる。とくにデジタル好きな初心者向けである」(猪野さん)
2.SOTO『エアスタ(ウイングM)』
「私がそうだったように、若いときほどカッコつけたい気持ちが強く、火起こしもできることなら失敗したくないものだ。これは風で空気が流れる機能を兼ね備えているので、着火のアシスタントをしてくれる。団扇で仰ぐのをみかけるが無理に頑張るより、焚き火台の機能に頼り切ったほうがスマートである。東京ビッグサイトのようなデザインは、キャンプ場では目を引く」(猪野さん)
3.サイラス9『フレーム イン ザ ウインド』
「焚き火は暖を取ったり、調理器具としてだけでなく、好きなコを口説くアイテムとしても使える。炎があることでロマンティックな気分にもさせてくれるのだ。できれば木に囲まれた林間サイトより海辺のほうがロケーションを味方にできる。ただ海辺は風がつねに吹いているので、焚き火台によっては火を保つのが難しい。この焚き火台は風が強い場所を想定して作られているので、安心して口説くことができる」(猪野さん)
4.ファイヤーサイドアウトドア『ポップアップピット』
「キャンプのジャンルで、一人で行くソロキャンプが流行っているが、ワイワイ仲間と焚き火を囲むほうが私は好きである。たまに小さい焚き火台に肩を寄せ合い囲んでいるグループを見かけるが、大自然に来たのだから、のびのびしていたい。市販されている焚き火台のなかで最大級の火床の広さはストレスなく焚き火ができる。オプションを買い足せば、焚き火と同時に料理が作れる。キャンプに行く人数が多ければ多いほど、活躍してくれる」(猪野さん)
5.ムラコ「スタートーチ50」
「“かがり火”という単語を歴史の授業で聞いたことがあるはず。その現代版スタイルの焚き火台だ。またメッシュ素材なことから炎を下から見ることができるのは唯一無二だ。火床が高いことで、目線に近い高さでキレイに立ち昇る炎を楽しめる。身体はもちろん顔も暖まることで体感温度がグッとあがり、寒さに弱い女のコも焚き火に付き合ってくれるはず。つい目を奪われてしまう、ぽっとした顔を自分だけに見せてくれるかも」(猪野さん)
From Masaya Ino
「金額は正直高いが、ファストファッションと同じで、安価なものほどワンシーズンあるいは数回で変形し使えなくなる可能性がある。良いものほど使えば使うほど愛着が沸き、大事にするので、長い目で見れば決して高くないはずだ。焚き火を囲むことで思い出もたくさん生まれるので、ぜひチャレンジしてほしい。またなんだかんだ火遊びは楽しく、日常生活ではできないがキャンプでは公認されている。ただ度が過ぎるのは注意しなくてはいけない」(猪野さん)
問い合わせ先
モンベル・カスタマー・サービス
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1824272
新富士バーナー
http://www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-940/
ナゴミ
https://www.cyrus9.com/
モチヅキ
https://www.e-mot.co.jp/naturalspirit/product.asp?id=457
シンワ ムラコ事業部
https://muracodesigns.com/products/star-torch-fifty
Composition & Text:Masaya Ino
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