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行き先 ▶︎
都電荒川線
Toden Arakawa Line
飛鳥山駅
Asukayama Sta.
いつもとは一風異なる、路面電車での旅。都心からちょっと外れた北区の飛鳥山まで足を延ばしてみました。広々とした公園を散策し、のどかな街の雰囲気にすっかり和んだ仁。ゆるい街の雰囲気とお散歩風景をレポート!
第6回 飛鳥山駅
今回の飛鳥山は、言い方が正しいかわからないのですが…かわいらしい、ふんわりした街、という感じ。都電荒川線は初めてですが、いいですね~。地方に行ったときに路面電車には乗ったことがあって。あのゆるい感じ、好きだなと思い出しました。短い経路ですが、必要としている人たちが重宝するこぢんまりとした電車で、ひとつひとつの車両のデザインがバラバラでユニーク。もっと昔ながらの古びた感じかと思いきや、車内もきれいで乗り心地も快適。路面電車が交差点で信号を待ってる感じも好きでした。
駅に降り立つと、どこか生活の薫りがする街。建物も高くなくて、整備されてない入り組んだ道があって。住宅街ですが、年季の入ったコインランドリーや、住宅街の中にひょっこり銭湯があったり、おもしろい街です。
お城や動物などポップなモチーフの遊具がたくさん! カラフルな中にのっぽの僕がいてなんだかアンバランスで変な感じ(笑)。
駅を降りてすぐ見えてくるのが飛鳥山公園。ド派手な遊具がある一方で、石碑があったり、園内に3つも博物館があったり、古墳があったりとかなりの充実ぶり。とはいえ古墳はちょっと土がこんもりしているところがあって、「あれかな…?」と心もとない感じ(笑)。
青淵(せいえん)文庫という、渋沢栄一ゆかりの建築。公園内を回るだけで、遊具からレトロな建築、博物館から古墳まで何でもそろってます。
このエリアは昔、渋沢栄一が住んでいた邸宅の跡地だそうで、園内には銅像もありました。とりあえずツーショットを撮影!
公園は高台にあるので、モノレールが通っていて、王子駅のほうへ上り下りできる、やさしいシステム。呼び出すとゆっくりとカタツムリのように上ってきます。
飛鳥山駅近辺は公園と住宅街で飲食店は少なかったのですが、王子まで足を延ばすと、一気に繁華街が! 気になった天丼をぺろり。
街の雰囲気と呼応してか、なんだか過去最高にのんびり回に…。次回もお楽しみに~。
今月の 仁はっけん!
「看板の年季の入り方がいいな、と思って撮った1枚。もちろんきれいで新しい看板はいいけど、こういうちょっとさびれた味のある感じも好き」
Photos:Jin Suzuki[MEN’S NON-NO model]
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