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メディアやSNSで話題の「お金持ち」。うらやましいけど、自分は住む世界が違うし……と諦めるのは、もったいない！ ある変化を機に、人生が180度変わった！ というクリエイター・修一朗さんにインタビュー。若くしてトップに上り詰めた彼の、成功の秘けつに迫る。
YouTubeからTikTokに
方向転換して人気が爆発！
最高月収：
毎日スマホを買い替え
られるくらい
クリエイター 修一朗さん
PROFILE
1997年１月25日生まれ、福岡県出身。中央大学入学にともない上京し、YouTubeで動画投稿をスタート。崇拝するクリエイターはケイシー・ナイスタットのほか、デビッド・ドブリック、エマ・チェンバレンなど。
熱意を持って続ければ夢はかなう！
４年間フォロワー100人だった僕が
立証しています
わずか５か月で100万フォロワーを突破し、当時のTikTokの記録を更新。彗星（すいせい）のごとく現れた若き天才として知られる修一朗さんだが、実は鳴かず飛ばずの日々が４年以上続いたベテラン動画クリエイターだった！
「動画制作を始めたのは大学に入学した2016年。高校時代は野球ひと筋で動画やSNSにほとんど触れてこず、YouTubeにどハマりしたのがきっかけでした。なかでもアメリカの人気クリエイター、ケイシー・ナイスタットが手がけるショートムービーが大好きで。僕もこんな動画が作れるようになりたい！ と、見よう見まねで撮影していました。試行錯誤しながらこまめに更新していたもののフォロワーは100人止まりで、９割は大学や高校の友人（笑）。趣味だから焦りはなかったけど、１年、また１年とたつうち、僕って才能ないのかも……とヘコみましたね」
留学先のシンガポールから帰国した2020年は、TikTokブーム真っただ中。方向転換してみよう、と試しに投稿した動画がバズり、わずか１日で70万回再生を記録した。
「初投稿はコーラゲップチャレンジ。当時のTikTokは編集をしない動画が主流だったのですが、僕はあえてガチガチに編集し、YouTube動画の短縮っぽいテイストに仕上げたんです。クオリティには自信があったけど、まさかそんなに伸びるとは思いませんでした。チャンスを確信し、その日から毎日投稿を３か月続けた結果、フォロワー数が激増。それに伴いお仕事の案件をいただいたり、YouTubeも登録者数が増えたり……夢を見ているようでした」
動画制作のために借金し自分の情熱を再認識
TikTokを始めた当初は就職活動を並行しており、お姉さんに借金して動画制作を継続したとか。
「お金がマイナスになってまで続けたいと感じたとき、自分の動画に対する熱意に改めて驚きました。就活中、各社の２次面接が始まったくらいの時期に大きな案件をいただいて、クリエイターとして生きようと決心。両親を説得するためにギャラの明細を見せたら、“すごいね！”とすんなり認めてくれました（笑）。４年間まったくフォロワーが伸びなかったことや借金をしたことなど、昔は恥ずかしかったけど、今は自分にとって最大の財産だと感じます。大好きなことを貫き成功できたことで自信が身についたし、新しいことに挑戦する勇気にもつながっています！」
ずばり、今後の目標は？
「僕が目標とするクリエイターの拠点、N.Y.で動画制作を学ぶこと。そのために資金をためているところです。そして、ショートムービーで認められることが最終ゴール。絶対にかなえるんで見ててください！」
成功するための３か条
1. 生活をルーティン化
2. 手を抜かない
3. 誘いは極力断らない
「ルーティン化することでリズムが整い、継続しやすくなるんです。２は動画特有で、炎上などのリスク回避にもつながります。飲み会は情報収集、ネタ作り、ストレス発散などプラスな効果多数！」
Photo:Yuki Kato Composition & Text:Ayano Nakanishi
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