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今年も「メンズノンノモデルオーディション」の募集がスタート! ぶっちゃけ、受かるコツはあるのか(笑)、専属モデル3年目の稲井孝太朗と1年目の中塚凌空に直撃。聞き手は、中川大輔のオーディション漫画のヒロイン(⁉︎)としてもお馴染みのY井が担当する。これから応募をしようと思っている人は要チェック!
—— 「応募するまで」編 ——
中塚凌空(右)と稲井孝太朗(左)。初めて買った「メンズノンノ」を持ち、当時の思い出を語ってくれた。
Y井 2人はどうして応募してきたんだっけ?
稲井 服に興味を持ち始めた中2のときからずっとメンズノンノを買っていて。もともと写真集や図鑑を見るのが好きで、アート作品を眺めるような感覚で誌面を読んでいたら、服の情報だけじゃなく専属モデルのかっこよさに気がついたんです。坂口健太郎さんや成田凌さんがすごく魅力的で、中田さんに憧れて…次第にメンズノンノモデルになりたいと思い始めました。
中塚 僕はファッションについて調べているときにメンズノンノウェブを知って、高3で初めてメンズノンノを買いました。ファッションも写真もかっこよくて色々と調べていたら、公式YouTubeの撮影バックステージ動画にたどり着いたんです。現場の雰囲気を見ているうちに、もともとみんなでひとつのものを作りあげるということが好きだったので、メンズファッションの最高峰のスタッフさんたちとご一緒したいと思うようになり、応募しました。
Y井 2人とも真面目だな(笑)!やっぱりメンズノンノ読者のほうが有利って感じする?
稲井 いやいや、それはY井さんに聞きたいですよ!
Y井 あくまで個人的な意見だけど、面接する側も不安や緊張感はあるから、こちらに興味があるとわかれば、ジャッジする上でのひとつの安心材料にはなるのかもね。
—— 「書類審査」編 ——
Y井 実は2人とも応募は2回目だったんだよね?
中塚 はい。1回目の反省を生かして、文章で熱量を伝えようと、志望動機の欄を細かく文字で埋めました。手書きのほうが伝わるかなと思って郵送を選択。あとは、メンズノンノを読んでいて好きになったスタッフさんがいたので、その方とお仕事がしたいと書きました。表面だけでなく、内面まで好きだと伝えたかったんです(笑)。
稲井 2回目ということもあり、応募写真と志望理由をギリギリまで詰めていたので、ウェブ応募でしたね。普通になりすぎず飛ばしすぎないギリギリのラインを考えつつ、メンズノンノ愛を書きました(笑)。俳優を目指す人も多いと思うけど、僕は「メンズノンノを引っ張っていくモデルになりたい!」と書いたのを覚えています。
中塚 ちなみに郵送とウェブはどちらが有利なんでしょうか?
Y井 毎年、どちらの応募方法からも合格者は出ているので、あまり関係ないと思う。ただ、編集者って文章を読むのが好きだから(笑)、応募理由を含め、しっかり書類を書いてくれていると思わず読み込んじゃうかな。
稲井 え、応募書類って全員分読むんですか⁉
︎Y井 当たり前だろ(笑)。数日かけて、スタッフ全員ですべての書類に目を通す。応募者のみなさんの思いをしっかり読んで、選考しています。専属モデルはメンズノンノの宝。選ぶ側も真剣勝負なんだよね。
—— 「面接&ファイナリスト」編 ——
1次面接のスタイル審査の写真。中塚はリモート参加のため、自宅で撮影した写真を送ってもらった。
Y井 気が早いけど、面接のことも聞いておこうかな。
稲井 17歳だったので、ほとんどが年上の人で、みんなオシャレだしかっこいいし、正直、周りのムードにやられていました。緊張を振り払うために、面接ではとにかくでかい声を出したのを覚えています(笑)。「僕はメンズノンノしか読んでません、僕の体はメンズノンノでできています!」と言ったら、みなさんが笑ってくれて雰囲気が和みました。
Y井 覚えてる(笑)。パンチ力はあったよな。
中塚 僕はズーム面接だったので、自分がちゃんと写るように背景をシンプルにする工夫をしました。あとはクールぶってしまうクセがあるんですけど、それだと自分の良さが伝わらないなと思って、できるだけ明るい印象に見えるように気をつけました。
Y井 メンズノンノ愛は語らなかったの(笑)?
中塚 愛と言いますか、とにかくメンズノンノのハイレベルなクリエーションに参加したかったので、自分は服のブランドをやっているんですけど、モノ作りへのアツい思いをプレゼンしましたね。
Y井 作っている服を見せてくれたよね。審査員、みんな食いついてた(笑)。ちなみに、2人は合格の連絡をもらったときはどうだったの?
稲井 放課後にクラスのみんながお祝いしてくれて、隣のクラスの人も覗きに来るほどのお祭り騒ぎに(笑)。あと、「もしも受かったら高級車2台買ってやる」と言っていた友人がクリスマスプレゼントに財布をくれました。
Y井 陽キャエピソード、いいね(笑)。中塚は?
中塚 号泣でした(笑)。そしてすぐに応援してくれていた母に電話。ファイナリストが自分の動画をアップするという企画があったんですが、その再生数を毎日記録して一緒に分析してくれていたので、素直に感謝の気持ちを伝えました。
Y井 素敵なママさんだな! ご家族が喜んでくれると編集部もうれしくなるね。
—— 「合格してから」編 ——
21年12月号美容別冊より。ヘアメイクのNOBUKIYOさんと試行錯誤しながら作り上げた稲井が選ぶマイベストショット。「このページをきっかけに、撮影に呼ばれる回数が増えました」
Y井 専属モデルになってどうだった?
稲井 部活ばっかりだったので、世界が広がって価値観が変わりました! これからの人生の選択肢も増えたと思います。あとは、かっこいい人たちに囲まれているので、自分磨きのモチベーションがあがり、成長を感じられるのが楽しい。雑誌に載っている洗練された姿の自分を見ると興奮します(笑)。
中塚 普通の人が経験できないことができるので、テンションがあがりますね。経験や知識が豊富な先輩方と出会える場所があるのが幸せです。かっこいい服を着て、かっこいい写真を撮ってもらって、カタチになるという僕の1番の理想を仕事にできました。
23年3月号『新メンズノンノモデルの「キャラ別」春デビューアイテム』の1ページ目が中塚のマイベストショット。「初めてのロケバスもベンチコートもうれしかった(笑)」
Y井 専属モデルやスタッフはどんな感じ?
稲井 モデルのみんなはほぼ年上なんで、憧れのかっこいいお兄ちゃんという感じで優しいです。編集部の雰囲気は意外と体育会系ですね。スタッフのみなさんの「かっこいいメンズノンノを作り続けたい」という熱量がすごくて、それに倍以上で応えたいと常に思っています。厳しいことも言われますけど、愛を感じるからこそ頑張れるんです。
中塚 YouTubeを見ていてアットホームなんだろうなと思っていたら、実際にそうでした。色々なサポートをしてくれたり、時に厳しくアドバイスをくれたり。スタッフさんは常に何かと戦っているイメージ。そういう刺激的な環境にいるからこそ、自分も頑張って追いつかないとなという気持ちになり、背筋が伸びます。
Y井 メンズノンノ愛を語ってくれたけど、メンズノンノの魅力って何だと思う?
稲井 長い歴史を持つメンズファッション誌で、俳優やアーティストに限らず、多方面で活躍するかっこいい男たちを排出している唯一無二の存在だと思います。携われて光栄です。
中塚 男女共にファンが多く、幅広い層に受け入れられていて、色々な人に支持されているところがすごいですよね。ファッションもビューティも王道から新進気鋭までちょうどよく網羅しているから、読んでいて勉強になるし、自分のレベルをあげてくれます。
Y井 なるほどね、なんだか2人の愛に押しつぶされそうです(笑)。ちなみに読者の頃に読んでいて覚えているページってある?
稲井
20年6月号『高橋正典×中田圭祐の「ブラックは多彩だ」』
中塚
21年5月号『おれたち、パックマン』
稲井 中田さんが本当に好きで、メンズノンノのオシャレ番長といえば中田さん。憧れの中田さんの服の選び方や持ち物を知ることができて、高揚感が半端なかったです!
中塚 白Tを比較する特集だったんですが、学生だから買って比べるのが難しいので、すごく参考になりました。服の奥深さを知ることができたし、今でもたまに読み返して勉強しています。
Y井 長くなったけど、最後にこれから応募する後輩たちに向けてアドバイスをもらえるかな?
稲井 モデルは服をカッコよく見せる仕事だと思うので、僕は10キロくらい絞ってからオーディションに臨みました。体型とは向き合っておいたほうがいいと思います。あとは毎日、メンズノンノとメンズノンノウェブと公式SNSを見て、オーディションへの執着心をキープするのもオススメです。
中塚 体型以外だと、やっぱりメンズノンノのチェックですかね。過去の誌面を読んだり、メンズノンノウェブを見たりして、知識をつけて、モチベーションも上げていけたら良いですよね。自己分析をしておくと、自分をアピールする方法を思いつくかもしれません。
Y井 2人はどんな後輩に来て欲しい?
稲井 何よりもメンズノンノが好きで、優しいけどパッションがあって仲良くしてくれる人ですね(笑)。
中塚 個性と信念を持っていて、ブレない人とお仕事がしたいです!メンズノンノモデルになれてよかったなと思うことがいっぱいあるので、同じ経験をしてほしいなと思います。
Y井 この記事を読んで、メンズノンノ愛を叫ぶ人が続出したら嬉しいけど、それはそれで選考が難しくなりそうだな(笑)。
稲井 なるほど。愛を叫びながらもどう差をつけていくかが勝負になりそうですね…。
Y井 応募の締め切りは6月30日 (金) 23:59まで。みなさんからのご応募お待ちしてます!面接会場でお会いしましょう!
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