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基本性格
失敗を糧にして
大きく成長していく人
秦国王・嬴政の腹違いの弟。母が王族である自分こそが王にふさわしいと考え、反乱を起こすが失敗。だが幽閉されている間に人間的に大きく成長。兄に対して協力する姿勢をとるようになる。この成蟜タイプである井宿の「井」の字は、文字どおり井戸を表し、井戸の水を何度もくみ上げるような“反復”で進化し、成功する資質を秘めていることを表す。大きな失敗やつまずきがあっても、それが人生をよりよい方向に変える転機になるような出来事に一生に一度は遭遇するといわれる。それを可能にするのはシャープな頭脳と独特の分析力。論戦になれば誰にも負けないといわれるのも井宿。一度は敗れながら、復権し、兄との信頼関係をつないだ成蟜のように、キミには何があっても蘇る力が宿っている。
成蟜タイプってこんな人
トラブルで生き方を変える
兄王を追い落とす反乱に失敗した後、幽閉されて過ごすうちに成蟜は変わる。王族の誇りを守るために、憎んでいたはずの兄の政とも手を組むまでに成長。井宿は若いうちに、一度、ドン底に落ちるような経験をしたり、挫折を味わうとされるが、それで自分本来の生き方や本当に大事にすべきものや人など多くのことに気づき、その後の幸せと成功のきっかけになる。
ナイーブで寂しがり屋
朝廷内で、利己的でわがまま、人を人とも思わない残虐さを持ち高圧的に育った成蟜の振る舞いは、自分を認めろ! という”悲鳴”のようなものだったのかも。 彼のこまやかなやさしさは愛妻・瑠衣(るい)への行き届いた心遣いに表れている。本来の井宿は、ナイーブで寂しがり屋。繊細で傷つきやすい面もあるだけに、身内や心を許した相手には思い切り甘えるし、とても愛情深い。
クールな理論派
井宿は知的でクール。物事を理路整然と考え、筋を通して語り、対処することができる。成蟜も、兄の政の王としての姿勢と覚悟を知り、冷静な判断力でそれを認めた。ただ井宿は理詰めで相手を追い込むことがあり、正しいことを言っても恨まれたり、反発をくらいやすいので注意。また情報収集の能力はピカイチ。成蟜は幽閉中なのに有力者とつながりをつくっていた。
2023年9月〜12月の運勢
28年に一度の”転換点”。
未来への志を立てよう
成蟜タイプにとって、28年に1度めぐってくる、ターニングポイントとなる年。成蟜が腹違いの兄・嬴政への反乱に失敗した後、幽閉されている間に心を入れ替えて大きく成長したように、今後の人生に強い影響を与える転換点になるのが2023年と言える。このタイミングで自己流は捨て、人のいいところを取り入れる柔軟な行動を心がけると運が開けるはず。また、成蟜は嬴政から王座を奪うためひそかにコツコツと協力者を集めていたが、同じく成蟜タイプもコツコツと積み重ねることが得意。2023年には今までの積み重ねた努力が満を持して希望していた道につながることもありそうだ。大きなターニングポイントとなる今年は、今後の人生を考える運命の年。何よりも未来への“志”を立てよう。
9月は細かな探究ができる時期なので、勉強やデータ収集に励もう。1日1行でもよいので、毎日記録する習慣をつけると今後の分析に役立つ。10月〜12月はプライベートが充実し、特に愛する人としっかり向き合う時期となる。
データ派と経験派の努力家対決は
やっかいな勝負に
井宿も女宿も器用ではなく、コツコツと努力する点、細かなところに気がつく点は似ている。違うのは、井宿はよりデータや記録を重視し、女宿は経験や自分の実感を重視する点。またミスや失敗に対しては女宿のほうがシビアで根に持つので、その意味では井宿にもやっかいな相手。さらに女宿は権力志向、井宿は反権力の評論家タイプで、やはり反発しそうなふたりだ。
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