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基本性格
思慮深く論理的
力ある言葉で人を動かす人
昌文君は、若き秦王・政を支え続ける第一の側近。武骨だが義理堅い昌文君は、機転がきき、頼りになる存在。そんな昌文君タイプのキミは思慮深く、論理的。慎重でむちゃなことはしない性格だ。觜宿の「觜」はくちばしのこと。觜宿にはよくしゃべるタイプと寡黙なタイプがいるが、どちらも自分のことはあまり話さない。それでも、いざというときに力のある言葉で人を動かす資質を秘めている。昌文君は、元は武官で戦場に立った経験があり、政の教育係として文官に転じた設定だが、この觜宿の知恵や言葉の力も、机上の論理ではなく“現場”を知ることで磨かれる、まさに実践的なものであることが強み。大きすぎる欲を持たない限り、觜宿は失敗や落ち込みの少ない運気を生きることが多い。
昌文君タイプってこんな人
強い危機管理能力
觜宿は、機転がきき、起こりそうな未来の危機をキャッチして、それをいかに回避するかを考える能力はダントツ。秦王・政と信がつながるきっかけも、昌文君の優れたリスクマネジメントがもたらしたといっていい。クールで合理的なので、見かけよりずっと”安全運 転”タイプ。だが、無難になりすぎて個性が消えることもあり、ときには熱く本音でぶつかることも必要だ。
コミュニケーション能力は高い
觜宿は、言葉に魅力と力があり、話し方や声にも特徴が。また、話す以上に聞き上手であり、どんな相手とも、その気になれば、うまくコミュニケーションをとれるのも長所といえるかも。昌文君も、成蟜(せいきょう)の反乱で都を追われた政を助けるため、当時は下僕の信や山民族の河了貂(かりょうてん)など、身分やバックグラウンドを問わず、協力を求め、結果的にはまとめ役となっていった。
人脈をつかむのがうまい
昌文君は命がけで、趙国で人質として暮らしていた幼い政を秦国に帰還させる。対抗勢力に比べ力の弱かった嬴政(えいせい)をその手腕で助け、少しずついろいろな勢力と 結託しながら、着実に実権をつかんでいく。賢い觜宿は、人を見る目も確かであり、その場で自分に求められることを察することもできるので、目立たないようで人間関係の要的存在になることも多いのだ。
2023年9月〜12月の運勢
「ひとりで戦っているのではない」と
思わせてくれる仲間に助けられる年
2023年は、人とのつながりに癒やされ、助けられる年。前線で戦う武官から文官へと転身した昌文君のように、仕事や役割などに大きく変化があり、プレッシャーを抱えてしまう場合も。しかし、そんな自分を支えてくれる存在のありがたさを感じられる1年になるだろう。キミにとっての信や嬴政のような存在の誰かが、きっと助けてくれるはず。今までつかんできた人脈が力となり、大変なときにも「ひとりで戦っているのではない」と思えるような出来事があるだろう。また、自分のことでも他人のことでも、「許す」ことが人間関係の鍵となりそうだ。11月5日までは、自分の思いと周囲の状況が一致する絶好の勝機。もしも上半期に運命に翻弄(ほんろう)されていたとしても、9月、10月には立て直すことができるはず。
地道な努力が得意で自分に厳しい昌文君タイプだが、今年は“自分にも優しく”を心がけると生活も運気も整う。戦いがない時間はリラックスし、息抜きを大切にすること。今後の方向性に迷う時期もあるため、英気を養っておこう。
自分の苦労をノリであっさり
乗り越える姿にジェラシー
頭がよくて慎重な觜宿は、何事も石橋をたたいて、理論的にも実践的にもOKとなってからやっと渡るのに、箕宿ときたら同じ石橋を何も考えていないかのようにノリであっさり渡って、同じ成果か、それ以上の成果を上げてくる。それで箕宿には「負けた」感を持ちがちだが、やはりミスや穴が少ないのは圧倒的に觜宿のほう。比較せず、必要なときに箕宿の勢いを借りよう。
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