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ファッション業界では不人気(⁉︎)の「ロレックス」、コスパ最強な「カーハート」の“仕事着”…|スタイリスト 高橋正典さん【服好きたちの人生のベストバイ3】Vol.22

ファッション業界では不人気(⁉︎)の「ロレックス」、コスパ最強な「カーハート」の“仕事着”…|スタイリスト 高橋正典さん【服好きたちの人生のベストバイ3】Vol.22

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服好きたちの私物のなかでも、とくに思い入れの強い「人生のベストバイ」を教えてもらう連載。ひとつには絞りきれないって? なら、3つ教えてください!

人生のベストバイ、3つ教えて!

今回の服好きゲストは、スタイリスト 高橋正典さん。


1.〈ROLEX®〉の「エアキング」

「スタイリストとして独立して最初の大きな仕事が入ったあとに、思い切って買ったロレックスの時計。まだスタイリスト一本では食べていけず、居酒屋でアルバイトしていた頃ですね」

1.〈ROLEX®〉の「エアキング」と髙橋さん

1.〈ROLEX®〉の「エアキング」と高橋さんの手元

「アシスタントの頃から、『独立したら、いい時計が欲しいな』って思っていました。当時、メンズ雑誌のファッションスナップ企画で、街に出てハントすることも多かったのですが、現場で会うカッコいいひとは決まって腕時計をつけていて。やっぱり大事なんだなって、実感していました。着けていても時間の確認をこれでするわけではないので、それでも“いい時計”をしたいのは、そういう、憧れとかロマンみたいなところが大きいかもしれません」

1.〈ROLEX®〉の「エアキング」と高橋さんの笑顔

「『エアキング』って、ファッション業界のひとからは敬遠されがちです。初心者すぎるイメージがあるからだと思うんですけど、逆に、最終的に行き着く“上がり”の時計と言われることも多くて。まぁ、ひとはひとなので。僕は、シンプルで嫌味がないこのモデルが好きなんです。腕の太さにもちょうど合うし、夏場にさらっとTシャツに合わせてもカッコいいし」


1.〈ROLEX®〉の「エアキング」の寄り

「そのあとも、誕生日に買ったり、仕事のやる気を出すために買ったりで、いま腕時計は4本持っています。業界には時計好きなひとも多いので、初対面のときのコミュニケーションツールとしても、割と役立ちます」

 

2.〈J.M. WESTON〉の「ユージーンゴルフ」

「時計の話とも似ているのですが、基本的にはスニーカー派でも、『いい靴が欲しいな』ってときがあって。とくに、仕事で革靴をリースして回ったり、スタイリングで使ったりしていると、やっぱり徐々に興味が出てくるんですよね」


2.〈J.M. WESTON〉の「ユージーンゴルフ」の寄り
2.〈J.M. WESTON〉の「ユージーンゴルフ」と高橋さん

「最初に買ってみたのは、オールデンのタンカーブーツ。でも、アメリカン過ぎる感じが合わなくて、全然履かなかったんです。そのあとに買ったのがこのウエストンで、定番の『ゴルフ』をもう少しぽってりさせたような、進化系。これなら履くかも、と思って」


2.〈J.M. WESTON〉の「ユージーンゴルフ」のディテール
2.〈J.M. WESTON〉の「ユージーンゴルフ」のロゴ

「ウエストンって、馴染むまでに時間がかかるイメージがありますが、これは履きはじめから痛くなかった。ジョンロブなんかと比べると、背伸びしてない感じもあって、カジュアルにも合わせやすいところも気に入りました」

 


3.〈Carhartt〉のペインターパンツ

「これはもう、リアルに一番着ている洋服ですね。スタイリストの仕事は結構作業的なことも多いので、やっぱり、パンツは大事で」

3.〈Carhartt〉のペインターパンツの裾

3.〈Carhartt〉のペインターパンツのフロント

「古くもないし、別に特別なものでもない、高円寺の古着屋で6千円くらいで買ったものです。でも、それがよくて。ヴィンテージはやっぱり気を遣うし、ガシガシ穿けない。なんでもなさがいいんです」

3.〈Carhartt〉のペインターパンツと高橋さん

「買ったのはほんの2年前ですが、現場で本当によく穿いているので、かなり年季が入っていますよね……(笑)。ただ、ディッキーズのダブルニーなんかも同じように作業着として選ぶことがあるのですが、比較すると、カーハートのパンツはいくら穿き込んでも汚い感じにはならない。“エイジング”っていう言葉が似合います」


3.〈Carhartt〉のペインターパンツの着用

「中学生の頃に古着屋に通いはじめて、裏原のカルチャーとか、スケートボードとかピストバイクを通ってきて、だから自分は、そうしたカルチャーが好きでこの仕事をしています。ディッキーズやカーハートは、そうした意味で、自分の軸にある洋服なんです」

スタイリスト

高橋正典 さん

大学卒業後、スタイリスト壽村太一氏に師事。2017年に独立し、ファッション媒体やタレント、広告など幅広く活躍する。ストリートカルチャーに造詣が深く、それらをベースにしたハイブリッドなスタイリングが持ち味。

Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]

髙阪正洋

髙阪正洋

エディター

「服好きたちのWISH LIST」や「STYLE SAMPLE」などファッション連載を担当。

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