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流行にかかわわず、時代を超えて愛され続ける“定番服”。ブランドやディテールは時代の気分で常に変化しているし、人によって違うものだけど、アイテムはそう変わらない。ただアイテムを持っているけれど、どう着ようか悩んだことはないだろうか? ここではコート、スウェット、ジーンズの3つの定番アイテムを改めてどう着るか考えてみる。
LEのバルカラーコート
バサッと羽織るだけで様になるコートが欲しい。LE(エルイー)のバルカラーコートはまさにそれ。L’ECHOPPE(レショップ)のコンセプター、金子恵治氏がフランスで出会ったイギリスを代表するブランドのフランス製のヴィンテージコートを再現したもの。たっぷりとした身幅や自分の肩のラインに沿うようなデザインが美しい。今っぽく着るならトレンドカラーのパープルをさりげなく取り入れよう。
マッキントッシュのコート
ロケ地は本とカレーの街、神保町。古本や古書を探す高齢者や、学校が多いことから学生もよく見かける。渋谷や表参道、銀座なんかと比べるとちょっと渋い街なのかもしれないけれど、“東京”っぽさを感じる。ちなみにメンズノンノ編集部もこの街にある。そういうシティを歩くのに名品は強い味方だ。英国を代表する老舗ブランド、マッキントッシュ(MACKINTOSH)の「ハンビー(HUMBIE)」は、ドロップショルダーとゆったりとしたシルエットがかわいい。ミリタリーパンツを合わせてこなれ感を出そう。
インテリムのトレンチコート
2019年に設立したブランド、インテリム(INTÉRIM)。バーバリーのコートから着想を得て制作したというこのトレンチコートは、正直、中に何を着てもサマになる。でも色はあんまり使わないこと。そしてこのスタイリングのように、カレッジスウェットやブルーのオールスターでハズしを利かせて。
ループウィラーのスウェット
神保町と聞くと、本とカレーのイメージが強い街だけど、老舗の喫茶店も多い。ここ神保町ラドリオは1945年にオープン。コーヒーの上にホイップクリームをのせたウィンナーコーヒーを日本で初めて出したお店らしい。大好きなクリームソーダもおいしそうだけど、今日は寒いからホットコーヒーを注文。小説を片手にコーヒーを楽しむ、そんな時間と空間が好きだ。
「世界一、正統なスウェットシャツを。」この思いから生まれた日本のスウェットブランド、ループウィラー(LOOPWHEELER)。貴重な昔ながらの吊り編み機で作られるアイテムは、洋服好きやプロをも魅了する。今回は定番型のひとつ、立ち衿タイプのジャケットをチョイス。袖口の「ループウィラー」の文字がかわいい。淡いピンクのシャツを合わせるなど、かわいげのあるスタイリングに仕上げて。
ディガウェルのスウェットシャツ
シンプルなアイテムとポップな色合いでユニークなアイテムを展開。そのデザインやシルエットからジェンダーレスに楽しめるディガウェル(DIGAWEL)の洋服。ペールブルーのスウェットは軽やかで春の装いを演出。ここは無骨な印象のミリタリーパンツをはくのがいい。シオタのロゴキャップもキャッチーだ。
エイトンのフーディスウェット
少し大きめのシルエットが特徴的なエイトン(ATON)定番のフーディスウェットは、形の綺麗なパンツを合わせてほどよくストリートなムードに。赤みがかったブラウンも神保町の街によく合う。
リーバイス®の501®ジーンズ
やっぱり神保町に来たら古書店、古本屋巡りは外せない。ここボヘミアンズ・ギルドは2004年にオープン。1階は洋書や写真集、美術書など様々なジャンルの本が並ぶ、本の森のような空間。2階は絵画や初版本などが鑑賞できるギャラリーになっていて、1階と2階で違った楽しみ方ができる面白い古本屋だ。
定番ジーンズといえばリーバイス®(LEVI’S®)の501®だろう。1873年に世界で初めてジーンズを誕生させたリーバイス®。今年は501®ジーンズの150周年のアニバーサリーイヤーだ。これはリーバイス® ヴィンテージ クロージングの1955モデル。洗濯したりして水を通すとデニムは縮むし、人によって色落ちの出方が違うもの。だからこそお気に入りのジーンズを見つけて自分だけの一本にしていくのが楽しい。
グラフペーパーの2タックデニムパンツ
グラフペーパー(Graphpaper)のディレクター、南 貴之さんがニューヨークの古着屋で見つけた、スラックスなのか5ポケットなのかわかんない仕様のジーンズをヒントに制作したカラーファストデニム2タックパンツ。色落ちしない素材を使用しているから、白いTシャツやソックス、白いスニーカーにも気にせず合わせられる。グレーのニューバランスとも好相性だ。
シオタのストレートデニムパンツ
もうすぐ冬が終わり春がやってくる。そんな出会いのシーズンは爽やかな色のパンツをはきたい。シオタ(CIOTA)の定番ジーンズ、ストレート5ポケットパンツは、程よい太さのワタリから裾にかけてストンと落ちるスマートなシルエットが魅力的。同系色のオーラリーのパーカを合わせて、インナーには蛍光色の太いボーダーニットでほどよくスポーティに仕上げた。
問い合わせ先
レショップ 青山店 03-5413-4714
にしのや 03-6434-0983
エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230
エイトン青山 03-6427-6335
アディダスお客様窓口 0570-033-033
マーガレット・ハウエル 03-5785-6445
マッキントッシュ ギンザシックス店 03-6264-5994
オーバーリバー info@overriver.com
ウィーウィル 03-6264-4445
ジャランスリウァヤ 日本橋高島屋 03-6281-8400
ヒアアフター 03-5843-5693
シオタ customerservice@ciota.jp
オールドシングス info@oldethings.jp
コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
ループウィラー千駄ヶ谷 03-5414-2350
イルイマジン ランドスケープ
キャプテン サンシャイン 03-6277-2193
VF ジャパン 0120-953-844
ディガウェル 1 03-5722-3392
ギャルリー・ヴィー 丸の内店 03-5224-8677
インコントロ 03-6805-1082
ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77
オーラリー 03-6427-7141
ユナイト ナイン 03-5464-9976
リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
グーニー PR 03-6441-2142
ソフトハイフン 03-6418-1460
スタイルデパートメント 03-5784-5430
アルファ PR 03-5413-3546
フィル ザ ビル マーカンタイル 03-6450-3331
グラフペーパー 03-6418-9402
ニューバランスジャパンお客様相談室 0120-85-7120
オーエーオー カスタマーサポート support@oaofootwear.com
Photos:Kyouhei Yamamoto Hair & Make-up:Masaki Takada Stylist:Takumi Urisaka Model:Eriya[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Kazuki Ebina
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