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三宅亮輔:「初めまして、メンズノンノモデルの三宅亮輔です、よろしくお願いします(汗)。まず、来日なさって日本の、京都の印象はいかがですか?」
ルイ・ウォン:「京都はとっても伝統的な街だよね。昔からの街並みが保持されていて、とても興味深い。10年ぶりに日本に来られて嬉しいよ!」
三宅:「この京都のお店で、気に入っているところはどんなところですか? 僕は木の格子や、床の石材も畳みたいで、日本らしさを意識してるのかなと思いました」
ルイ:「ヨーロッパの店でも木材を使っているけど、この店は木の使い方が特徴的だね。ヨーロッパと比べて、明るくクリアな雰囲気を醸し出せていると思うよ。畳というのは、今気づいたよ(笑)。言われてみれば、確かに!」
三宅:「ご自身のカプセルコレクション“LOUIS W.”で、大切にしていること、こだわっているところは?」
ルイ:「革の素材が中心になるんだけど、リブひとつをとってもディテールにこだわっているね。あとは、小さなコレクションであっても、ひとつの世界観とストーリーが感じられるように意識しているよ」
三宅:「僕は50年代とかのヴィンテージの服が大好きで、今日もヴィンテージのレザージャケットを着てきたんですが、相通じるムードをコレクションから感じます。ジップのひとつひとつにまで、すごくこだわりが詰まっていますよね!」
ルイ:「そうだね。ジェームス・ディーンとか、そんなイメージのことを言っているのかな。確かにこのコレクションにあるようなレザーアイテムが多くの若者に受け入れられていた時代だからね。そういう意味で、自分も50年代に注目して作っている部分はあるね。当時のフライトジャケットのジップや各パーツのディテールとかね。君のレザージャケット、後で見せてよ(笑)」
三宅:「ぜひ! A.P.C.の創始者であるジャン・トゥイトゥさんと共同でデザインをされているそうですが、ジャンさんは普段どんな方ですか?」
ルイ「ちょっと言い方がいいのかわからないけど(笑)、マフィアのファミリーって結束が固いじゃない? そういう風に、スタッフを家族のように思ってくれる人だね。だから、ジャンと僕だけでなくA.P.C.のチームは全員がファミリーみたいで、すごく結束が固いんだ!」
三宅:「最後にA.P.C.ファンのメンズノンノ読者にメッセージをお願いします」
ルイ:「A.P.C.は、パーソナリティのある服だと思う。気軽に着られるデザインだけど、着る人から個性が滲み出てくるような。自由に、自分らしく着こなしてくれたら嬉しいね!」
三宅:「今日はありがとうございました。後でぜひ、僕のレザージャケットを見てください!(笑)」
初体験のインタビューを無事に(?)終えた三宅亮輔は、ルイ・ウォン氏のカプセルコレクション「LOUIS W.」のジャケットを試着。
「最近はヴィンテージばかり買っている僕ですけど、このジャケットはかなり好きですね。こういうボア付きのジャケットが今、気分なんですよ」
ヴィンテージ好きの三宅にとって、50年代ヴィンテージのムードも感じられる「LOUIS W.」カプセルコレクションは、かなりツボだった様子。
最後に三宅からも、メンズノンノ読者のみなさんへ。
「パーティに参加させていただいて、ルイさんにもお話が聞けてよかったです! モダンかつ和のテイストも感じられる素敵なお店なので、京都や関西地方の人はもちろん、京都観光がてらにぜひA.P.C. KYOTOに行ってみてください!」
住所:京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町10 京都ダイヤビル1F
電話番号:075-213-6275
営業時間:11:00〜20:00
http://www.apcjp.com/jpn/
Photos:Akira Yamada Nacasa & Partners Inc.
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