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ひと足先に夏らしいコーディネートを身にまとった俳優、アーティスト、タレント、文化人、クリエイター&ファッション関係者100人の最新スタイルを総力取材。
おしゃれして、気分上げていこうぜ!
100人の夏ファッション!
◆【市川染五郎】「袴のような」ルメールのパンツを着こなす!#100人の夏、ファッション所信表明!
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普段着はシャツやジーンズという藤原さん。ネオンカラーのノースリーブメッシュニットにひざの破れたジーンズ、足もとはシルバーのローファーというエッジのきいたコーディネートにシルク素材のシャツをサラリとはおった。「ここまでの色使いはしませんが、ノースリーブは好きで、はおったシャツをわざとはだけさせて着たりしています。ファッションは時代とともに変わっていくものですが、個人的には変わらないもの、歴史のあるものに興味があります。ボロボロになってもなおカッコイイものはそういうものだったりしますよね」。
シャツ¥77,000・中に着たノースリーブニット¥57,200・パンツ¥66,000・靴¥187,000(すべてマリアーノ)/ディプトリクス リング(オール ブルース)¥26,400/エドストローム オフィス バングル(20/80)¥11,000/HEMT PR ソックス/スタイリスト私物
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俳優
藤原季節(ふじわら・きせつ)
1993年1月18日、北海道生まれ。2014年デビュー。舞台『サンソン–ルイ16世の首を刎ねた男–』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演中。映画『明日の食卓』の公開も控える。
『のさりの島』
「のさり」はいいことも悪いことも天からの授かりものとして受け入れるという天草地方に伝わる古い言葉。「嘘から出会ったふたりの物語です。僕はオレオレ詐欺でばあちゃん(原知佐子)をだまそうとする将太役を演じましたが、この映画に参加して、本当のことや目に見えることだけが大事なのではなく、目に見えないものや嘘も大事なのではないかと思うようになりました。あのおばあちゃんはたとえ将太に裏切られてもそれを"のさり"として受け入れたんじゃないかと思います。最後に『まやかしも人には必要なときがある』というセリフが出てきます。僕自身、映画や舞台といったフィクションに救いを求めてきました。将太が天草で過ごした時間がまやかしだったとしてもそこに救いがあったのでは…。ぜひ観て、感じてください」。物語は淡々と描かれ、観終わった後の余韻が何とも心地よい作品。
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天草を舞台にした心動かされる群像劇。実際の大火の8ミリ映像を使ったり、かかし祭りなど土地の歴史や記憶を織り込んだ、ドキュメンタリー映画出身の山本起也監督らしい作品。5月29日から渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開。
100人の夏ファッション!
◆【市川染五郎】「袴のような」ルメールのパンツを着こなす!#100人の夏、ファッション所信表明!
◆【北村匠海】「タイムスリップした心地になる、クラシックスタイル!」#100人の夏、ファッション所信表明!
Photo:Kyouhei Yamamoto Hair & Make-up:Tomoya Nakamura[Maison de Noche] Stylist:Hironori Yagi<br>Interview & Text:Hisami Kotakemori
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