▼ 広告枠 : front-page archive singular : header ▼

佐藤 健インタビュー!『るろうに剣心』最終章への思いを語る

佐藤 健インタビュー!『るろうに剣心』最終章への思いを語る

▼ 広告枠 : singular : article-top ▼

▼ WPの本文 ▼

佐藤 健さんが着こなす、『ミクスチャーの神髄』で印象に残っているファッションや、現在公開中の映画『るろうに剣心』の最終章についてインタビュー!

やっとひとつになれた気がする

――撮影お疲れさまでした!これからの季節にふさわしいすてきなファッションストーリーでしたが、特に健さんの印象に残っているのはどれですか?

「印象に残っているのは、やっぱり着物(羽織)を合わせたやつですかね。これまでああいう合わせ方で着物を着たことがなかったので、自分の中でも新たな挑戦という感じで印象に残っています。」

――あの着物姿は何といっても緋村剣心と重なりました。映画『るろうに剣心』の最終章もいよいよ公開されます。緋村剣心=佐藤健というぐらい一心同体だったと思いますが、あらためて剣心という役は健さんにとってどんな存在でしたか?

「原作があるので、そういう意味でいくと、すでに1作目のときからみんなの中で剣心はこうであってほしいというイメージ像があったわけです。なので、最初のアプローチの仕方としては、いかにそこに近づけるかが目標でしたし、前作の2作目、3作目も基本的にその延長線上でした。一心同体という言葉がありましたけど、今回の『The Final』と『The Beginning』を撮って初めて役と一体化できたというか、やっとひとつになれた気がします。外側にあるキャラクターに近づこうとするんじゃなくて、自分の中から剣心が動きだすような感覚になれたのは、今回が初めてだったかもしれないです。もちろん1作目を演じたときから自分の中に剣心はいて、他の役をやっているときも、普通に生活しているときも、どこかに剣心はずっといたんですけど、言葉とか感情が自分の中から自然と出てくる感じはやっぱり今回がいちばん強かったですね。」

――前作『京都大火編/伝説の最期編』から5年たって、今回の最終章が始動しました。最終章は絶対にやりたいという思いがあったそうですが、その間はどのような気持ちで過ごしていたんですか?

「今回のエピソードを描かないで終わるわけにはいかないという思いは、それこそ全員にあって。前作を撮っているときから、もうそれはずっとわかっていたことでしたけど、やっぱり大変なので、いつかやるんだろうなとは思いながら、見て見ぬふりをして過ごしていました(笑)。」

――『るろうに剣心』の撮影は本当に大変だと聞きます。とにかくアクションがすさまじいですよね。

「冗談じゃなく、足が上がらなくなりますからね。筋肉のヒットポイントがゼロになっちゃって、手で足を持ち上げないと動かないんですよ。そのあとも撮らないといけなかったので、時間をちょっと置いて、ヒットポイントが6ぐらいに回復してから撮りました(笑)。撮影中はずっとそんな感じでしたね。」

ジャケット¥264,000・シャツ¥132,000・Tシャツ¥44,000[参考価格]・パンツ¥220,000・サンダル¥110,000・右手のバングル¥60,500・右手のレザーブレスレット¥60,500・左手のブレスレット¥82,
500[参考価格]・ネックレス¥49,500(すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)/サンローラン クライアントサービス

自分の過去最高傑作になっている

――そのおかげというか、最終章にふさわしいすばらしいアクションでした。特に『The Final』に登場する最強の敵、雪代縁(新田真剣佑)との戦いは、激しさの中にエモーショナルさもあって圧巻でした。

「アクションシーンはチームのみんなで話し合いながら一緒につくっていくんですけど、縁との一騎打ちはいかにアクションの中にエモーションを感じさせるか、感情のぶつかり合いをアクションにどう反映させることができるかという部分を、大友監督ともすごく考えました。もうちょっとスカッとさせるような終わり方を考えたこともあったし、縁をもっとわかりやすい悪役に見せたほうがエンターテインメントとしていいんじゃないかと考えたこともあったんですけど、やっぱり最後にたどり着いたのは、縁という人間に剣心という人間がどういうふうに向き合うのか、もうそこに尽きるなと思って。剣心は縁に対してどんな言葉をかけるのか、どういうふうに剣を交えるのか。本番ぎりぎりまでセリフやアクションを考えながら、つくり上げていきましたね。」

――2012年の第1作から多くの挑戦を重ね、未知の領域に挑んできた『るろうに剣心』シリーズがついに完結します。どんな気持ちですか?

「シリーズを通じてやりたいことをやらせてもらって、自分が思っていた以上のものをつくり上げることができたので、本当に感謝しています。監督にも伝えましたけど、僕は満足です。他の作品と比べることは好きじゃないけど、それでもやっぱり『るろうに剣心』は特別だし、最終章は自分の過去最高傑作になっていると思います。これだけ長い期間やった作品だから、現場に対する愛着だったり、役に対する愛着も強いですし、そういう意味で寂しさはあります。今までだったら「どこかでまた剣心を演じるんだろうな」と思えたけど、今回は本当に最後だと思うので、そう考えるとちょっと寂しいですね。」

  

次回は夜中の2時スタートで

――メンズノンノ読者も含めて、憧れの存在として常に名前が挙がる健さんですが、後輩や若い世代に対して期待することってありますか?

「うーん、僕自身、積極的にアドバイスするようなタイプではないんですよね。何か聞かれたりしたときはできるだけ真摯に答えようとは思いますけど、なんだかんだみんな勝手に育っていくとも思っているので、自分からあえて言うみたいなことはあんまりないですね。ただ、年齢とか関係なく、仲間で一緒に何かをつくっていきたいという気持ちはあります。役者という仕事は受け身なことが多いので、だからこそもっと自分たちで仕掛けていくというか、役者から発信されたものがどんどん出てきたら、もっと面白くなるのになって思うんです。」

――何か実現することを楽しみにしています! ちなみに、仕事とは関係なく、プライベートで挑戦してみたいなと思うことってあったりしますか?

「プライベートは家でぐでぐでしていたいタイプなので、挑戦したいことはあんまりないかな(笑)。」

――そうなんですね(笑)。では、自分の中で変えたいなって思うところって何かありますか?

「夜型なことですね。夜中のほうが調子よくて、0時すぎから朝方にかけていちばんコンディションがいいんですよ。ただ、これだと世間とリズムが合わないので、直したいなって思っています。」

――今日の撮影は午前9時集合でしたけど……。

「絶不調です(笑)。いちばんやってはならない時間に働いていますからね。もし夜中の2時だったらこんなポーズ(ピースサイン)とかガンガンしてますよ。」

――えーっ、そんなかわいいポーズもしてくれるんですか!?次はぜひ夜中の撮影でお願いします!

「覚醒してますからね。それはもう、ものすごいポーズをお見せしますよ(笑)。」

Takeru Satoh
1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。主演映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(配給:ワーナー・ブラザース映画)がそれぞれ4月23日(金)、6月4日(金)より全国ロードショー。シリーズ累計興行収入125億円以上を突破した大ヒット作の完結編をお見逃しなく! 公式YouTubeチャンネル『佐藤 健 / Satoh Takeru』も大好評配信中。

©和月伸宏/集英社
©2020映画「るろうに剣心
最終章 The Final/The Beginning」
製作委員会

Photos:Junji Hata[Cyaan] Hair & Make-up:Eito Furukubo[Otie] Stylist:Hidero Nakagane[S-14] Model:Takeru Satoh Interview & Text:Masayuki Sawada

▲ WPの本文 ▲

▼ 広告枠 : singular : article ▼

▼ 広告枠 : singular : article-center ▼

最終更新日 :

▼ 広告枠 : singular : article-bottom ▼

RECOMMEND

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-cxense-recommend ( trigs ) ▼

FEATURE

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-feature ▼

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-popin-recommend ▼

MOVIE

MEN’S NON-NO CHANNEL

YouTubeでもっと見る

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-movie ▼

REGULAR

連載一覧を見る

▼ 広告枠 : front-page archive singular : common-footer-under-special ▼

▼ 広告枠 : front-page archive singular : fixed-bottom ▼