▼ WPの本文 ▼
スウェットとパーカは、ワンツーコーデが簡単にキマるし、いつものカジュアルが洗練されるもの。今回は着心地よし、デザインよしの名品や春にぴったりなペールトーンのスウェット&パーカを20アイテムをピックアップしてお届け。自分好みの一着を見つけて基本のワードローブをアップデートしよう!
この春選ぶべきスウェットは?
◆この春選ぶべきスウェット6選![オーラリー、ビューティ&ユース、ダイリクetc…]
◆この春選ぶべきスウェット4選!トレンドキーワードは“ネックデザイン”と“ペールトーン”
EASTFAREAST
普遍的、かつ、モダンなデザインを探す人にオススメする一着。EASTFAREAST=eastern far east のブランド名の通り、イースト東京の縫製工場で生地から仕立てられていて、すべての製品は糸から紡績し、工場オリジナルで編み立てた特注生地を使用。首元の厚手のモックネック、裾と袖のロングリブ、ドロップショルダーといった、細部まで行き届いたデザインも特徴。 メゾンを手がけてきた職人の手仕事に対する敬意と、過剰生産へのアンチテーゼを哲学にもつ同ブランドならではの、まさに長く愛せる逸品。「チャンピオンのリバースウィーブを愛するデザイナーが、実際に自分が着たいオンスやサイズ、ディティールを追求してアップデートしたスウェットです。建築をバックグラウンドにもつ人でもあり、独自で引くパターンは洗練されていて素晴らしい。着ると本当に気持ち良く、一枚でキマります」(宮本哲明/BOLDMAN PR ディレクター)
スウェット(イーストファーイースト)¥18,000/ブツヨク ストア[TEL:03-6447-2018]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
CAMBER
アメリカ、ペンシルベニア州発祥のスウェットブランドCAMBERはヘビーウェイトが自慢。ビッグでタフな、包み込んでくれる着心地を求める人にオススメ。糸、布、縫製に至るまで全てアメリカ性ならではの、ドライな質感ときつく編まれた丈夫な仕上げが特徴。裏地は柔らかな裏起毛なので保温性も十分だ。「アメリカらしさを感じる肉厚な生地ですが、ポリエステル混なので着心地はすごく軽い。ヘビーな見た目に反するラクチンさも魅力です。無駄のないデザインで、トレンドに関わらずスタイリングしやすいので時代を超える名品だと思っていますね」(金山大成/MNFC)
スウェット(キャンバー)¥12,000/ハイ! スタンダード[TEL:03-3464-2109]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
AURALEE✖️LECHOPPE
歴史あるチャンピオンのリバースウィーブを、オーラリーデザイナーの岩井良太氏が作るなら…? という命題から生まれた名品。オリジナルの杢糸で編まれているから、カラー展開はこの杢グレーの一色のみ。不朽のシルエットはそのままに、気持ちの良い肌あたりと素朴な表情をもつ一枚が生まれた。ブランドタグには3回捻った加工を施し、古着のようにくしゃっとした質感に見せているのもポイント。「いい意味でいなたく、誠実に作られた一枚です。こんな素朴なスウェットには足し算のスタイリングも気分。白パンに白シャツに白スニーカーを合わせて綺麗なトーンを楽しんでも良いし、アクセサリーをプラスしても面白い。オーセンティックなデザインだからこそバランスが取れると思います」(古明地拓朗/レショップ プレス)
スウェット(オーラリー×レショップ)¥24,000/レショップ[TEL:03-0000-0000]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
LOOPWHEELER
希少な吊り編み機でゆっくりと編まれたスウェット地は、ふっくらとした肌触りが格別。脇に継ぎ目のない丸胴仕様や、生地の継ぎ目を平坦にしたフラットシーマも着心地の良さの理由だ。中でも最も定番のモデルがこのLW01で、しっかりとした厚みと程よいジャストフィットが特徴。「洗濯を繰り返しても柔らかな風合いが損なわれにくいことは、ループウィラー愛好家の中では有名。ビッグサイズでゆったり着るというよりは、ややジャストで綺麗に見せるのも今らしいスタイリングの一つだと思います」(泉 敦夫/スタイリスト)
スウェット(ループウィラー)¥16,000/ループウィラー千駄ヶ谷[TEL:03-5414-2350]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
POP TRADING COMPANY
✖️ BEUTY &YOUTH
シンプルなスウェットに加え、アイキャッチーな名品も欲しいところで、ポップトレーディングカンパニーが魅力的。オランダのアムステルダムをベースに、丁寧で上質な服作りをするスケートカンパニーだ。バックプリントの配置はブランド定番で、この一枚はオランダのグラフィックデザイナーのJoost Swarteのイラストを採用。「シンプルなスラックスに合わせても可愛いですよね。生地がライトオンスなので、秋冬シーズンのレイヤードにも便利。一枚で主役にするのはもちろん、アウターを脱いだら遊び心のあるプリントが顔を出すというのも可愛いのでは」(井上勇那/ビューティ&ユース プレス)
スウェット(ポップトレーディングカンパニー×ビューティ&ユース)¥8,000/ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店[TEL:03-5428-1893]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
RUSSEL ATHLETIC
×UNITED ARROWS & SONS
「ずっと探していたクルーネックのスウェット。ギークな雰囲気を演出してくれるし、コーディネートのハズしとしても活躍してくれそう。全7色ですが、この春夏は“フレンチ”が気分なので、その香りが漂うライトブルーをチョイス。グレーのスウェットを製品染めした別注はヴィンテージ感のある風合いも魅力。デニムで合わせてもよし! 上品なスラックスのハズしにもよし! 部屋着にしてもよし! 最近はエルメスのスカーフを合わせてヘビロテしています」(ユナイテッドアローズ 原宿本店 セールスマスター吉岡玲欧さん)
スウェット(ラッセル アスレティック×ユナイテッドアローズ&サンズ)¥7,500/ユナイテッドアローズ&サンズ[TEL:03-5413-5102]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition & Text:Hisami Kotakemori
FACETASM
ブランドとしては定番となるビッグシルエットのトレーナーベースに、表面をダイヤステッチで作り上げたこだわりの一着。爽やかなライトグリーンのカラーリングに、ブランドの頭文字である”F”をグラフィカルに表現したロゴとラインのデザインが印象的。ドロップショルダーのフォルムも今っぽく、トラックパンツなどのスポーティなアイテムと合わせるのもオススメ。
スウェット¥28,000/ファセッタズム
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
EVISEN SKATEBOARDS
東京を代表するスケートブランドの「EVISEN SKATEBOARDS(エビセン スケートボード)」から、ハーフジップタイプのスウェットアイテムが登場。スケートブランドらしい厚手のタフな生地感と襟付きのデザインが特徴で、トラディショナルなグラフィックが施されたエルボーパッチやサイドのジップポケットなど遊び心の効いたアクセントや実用性の高いディテールも見逃せない。コーディネイトの差し色にも最適なパープルカラーが、周りと差をつけてくれそうだ!
スウェット¥16,500/エビセン スケートボード
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
BLAHW
昨年始動したばかりの気鋭のニューブランドである「BLAHW(ブラー)」。ファッション業界のクリエイター陣から早くも注目を浴びる同ブランドの新作の中でも注目したいのが、このスモーキーなムードのイエローカラーが印象的なパーカ。ヘビーウェイトの生地使いや存在感のあるドローコード、さらには裾部分のレイヤードしたリブなど、随所にこだわりが満載。アームの太さやビッグシルエットのサイズ感が、今季らしいスタイリングを叶えてくれるはず。
スウェット(ブラー)¥25,300/ブラー
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
FACTOTUM
「FACTOTUM(ファクトタム)」から、レトロスポーツウエアをベースにしたオーガニックコットン採用のスウェットプルオーバーがリリース。程よくゆとりのあるシルエット特徴で、胸元のパッチポケットやハンガーループなどの実用的なディテールはもちろん、貼り付けタイプのガゼットが付いたクラシックなデザインも見所。淡いベージュカラーが柔らかな印象を与え、汎用性も高く、春先のコーディネイトで活躍してくれること間違いなし。
スウェット(ファクトタム)¥22,000/ファクトタム ラボ ストア
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
WASTED COLLECTIVE
今季デビューしたばかりのロサンゼルス発のリアルクローズブランドである「WASTED COLLECTIVE(ウェイステッド コレクティブ)」。世界中の感度の高い若者たちから注目を集めており、ここ日本でも期待されるブランドの新作から、これからの時期にぴったりなライトピンクのスウェットをピックアップ。フロントにはアイコニックなブランドロゴを配し、裾部分にはスペックラベルを施して、シンプルなデザインに。いち早くトレンドを先取りしたいなら、迷わず手にしたい一着だ!
スウェット(ウェイステッド コレクティブ)¥22,000/ドーバー ストリート マーケット ギンザ
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
LOS ANGELES APPAREL
元「American Apparel(アメリカンアパレル)」のCEOだったダブ・チャーニーが創設したことでも知られる、「LOS ANGELES APPAREL(ロサンゼルスアパレル)」から、タートルネックタイプのスウェットプルオーバーがお目見え。ヘビーオンスの生地感と今っぽいサイズ感、さらには絶妙なカラーで表現されたグレーが、シンプルながら存在感のある仕上がりに。ネック部分はアレンジ次第で表情も変わり、着回し力の高いアイテムとしてオールシーズン重宝してくれる。
スウェット¥11,000/ロサンゼルスアパレル ジャパン
Photo:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Yuho Nomur
ブルーナボイン
大変な世の中になっちゃったけど、人生で一度は旅してみたいなあ、キューバ! ってことじゃなくても、この刺しゅうは説明不要なかわいさ。杢グレーのシンプルなスウェットはこんなふうに楽しんでも。
スウェット¥26,000/ブルーナボイン代官山店[TEL:03-5728-3766]
Photos:Kanta Matsubayashi Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Atsuo Izumi
PS ポール・スミス
おなじみPS ポール・スミスからもユニークなプルオーバーが到着。SF? ホラー? ちょっぴりB級なにおいのする架空の海外のコミックがモチーフ。袖と裾に配したホワイトラインが、ブランドらしい品の良さをアシスト。
スウェット(PS ポール・スミス)¥18,000/ポール・スミス リミテッド[TEL:03-3478-5600]
Photos:Kanta Matsubayashi Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Atsuo Izumi
ニードルズ
みんな大好きニードルズからは、おなじみのサイドライン×パピヨンのプルオーバーパーカ。コットンにポリエステルを混紡してしなやかなベロアのような起毛感を表現。カジュアルすぎない色気を感じさせる一着だ。
パーカ(ニードルズ)¥24,000/ネペンテス[TEL:03-3400-7227]
Photos:Kanta Matsubayashi Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Atsuo Izumi
ステュディオス×クルニ
人気急上昇中ブランドとステュディオスの別注アイテム。クルニらしい中性的な緩いシルエットでふわもこなパイル仕立て。バイカラー使いと胸のブランドロゴでほっこりさの中にシャープさを加えたあたりもニクい。
パーカ(ステュディオス×クルニ)¥25,000/ステュディオス カスタマーサポート[TEL:03-6712-5980]
Photos:Kanta Matsubayashi Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Atsuo Izumi
ユニクロユー
今っぽい落ち感のドロップショルダーとボクシーなシルエット、立体的なフードが特徴。パイル素材を用いているから肌触りがよく、クリーンな仕上がりだ。
パーカ(ユニクロ ユー)¥3,990/UNIQLO[TEL:0120-170-296]
Photos: Shinsaku Yasujima Stylist: Masashi Sho Composition&Text:Takako Nagai
LIFEWEAR
「カシミヤのような高級素材を投入したフーディをここ最近多く見かけていたせいか、ちょっと無骨なリバースウィーブ(両脇に横編みの別生地をあしらった仕様)がまた新鮮に映りました。 ライフウエアは1950年代からのアメリカのボディ専業ブランドだそうです。 吉祥寺のソフツで購入しましたが、僕は初見でした。 ライトグレーのいわゆ“ザ・スウェット”を探していたので、洗練されていない雰囲気、フードのたち具合、ボディのボリューム感もよくて気に入ってます」(スタイリスト飯垣祥大さん)
パーカ(ライフウエア)¥11,000/ソフツ[TEL:0422-45-5433]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Text:Hisami Kotakemori
LOS ANGELES APPAREL
「ナイキのエア ジョーダンをヘビーウェイトのスウェットセットアップに合わせたくて探したところ、ロスアパに行きつきました! コスパで考えればほかのチョイスもありますが、スウェットで最も重視したい肉厚な生地感やセットアップで着たときのフォルム感が決め手。HIPHOP文脈でのストリートライクなスタイルを体現するのに最適だったんです。今後無地のシンプル&ビッグシルエットのスウェットアイテムはロスアパが席巻していく気がします!」(エディター野村優歩さん)
フーディ¥11,330・パンツ¥10,780/ロサンゼルス アパレル ジャパン[TEL:03-5726-8717]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition & Text:Hisami Kotakemori
FFM
ニットに特化したFFMが手がける春らしいミントグリーンのセットアップ。裏毛のスウェットのように見えるが、実はソフトな肌触りのニット製。伸縮性のある糸のため、何度洗ってもダルッと伸びにくく、ひざも出にくい。これなら、もうゆるい部屋着だなんて誰からも言われない。
パーカ¥18,700・パンツ¥24,200/FFM ショップ
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Yuto Inagaki Composition & Text:Keiichiro Miyata
この春はカラースウェットが着たい!
◆ポジティブカラーはスウェットで着る!①[CaBAN、ストーンアイランドetc…]
◆ポジティブカラーはスウェットで着る! ②[キャンバー、アンユーズドetc…]
▲ WPの本文 ▲