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様々なデザインがリリースされている春アウターの中で、オシャレな人たちはクラシックなジャケットに注目していた。デザイナーやプレスなど服好き4人の愛用アウターをコメントとともにチェックして。
1.COGNOMENのダブルジャケット



「サッカーの試合中、スーツをバシッと着ている監督の姿に惹かれて作りました。監督が実際に着ているところを想像し、腰ポケットを斜めにしたり、内ポケットを増やしたりと工夫しています。パリで購入したネクタイを合わせたい」。

デザイナー
大江マイケル仁 さん
文化服装学院を卒業後、2019年にコグノーメンをローンチ。イギリスやサッカーなど自身のルーツを反映したアイテムで支持を集める。
2.OUR LEGACY
UNCONSTRUCTED SHINJUKU BLAZER

「新宿がインスピレーション源になったその名もSHINJUKU BLAZER。ブランド定番のブレザーが今季は肩パッドが外され、軽快なシルエットに。ピンクとリネンをジャカード織りした生地が採用されていて、この春にぴったりの1着」。



EDSTRÖM OFFICE PR Communication
大沢駿介 さん
シンプルでクラッシックなアイテムをベースに、デザイン性のあるデザイナーズブランドをミックスさせるスタイルが得意。
3.A LEATHERのジャケット



「今シーズン特に注目している新鋭ブランドのひとつが『A LEATHER』。レザーに特化型のブランドで、春夏も強気にレザーのみを展開。なかでも、新作のキャメルスエードのシリーズはどれも上品な仕上がりで気に入っています」。

フリーランスディレクター
吉岡レオ さん
1993年生まれ、東京都出身。2015年ユナイテッドアローズに入社し販売員・ バイヤーを経験。今年に独立。
4.マンネンロウ × 山荘飯島の
ジャケット

アウトドアで活躍する機能性を備えながら、街着としても映えるデザインが人気のブランド、迷迭香のアウトドア用ジャケットに注目。テーラードジャケットの仕立てに対して、ポップな蛍光グリーンというのがユニークだ。軽くて通気性のいいナイロンは涼やかな素材なので、夏の夜の羽織りにも最適。襟元のスナップボタンを閉めるとカジュアルなシルエットに変化するのもポイント。

「珍しいナイロン素材を使用して、ジャケットのデザインに落とし込んだ他にはない一着。この絶妙なバランス感覚に惹かれました。移動の時にリュックやバッグに入れてもシワになりにくいのも嬉しいです。屋外イベントでは派手な色や柄のショーツと合わせてちょっと飛ばしたスタイリングを楽しみたい」

山荘飯島 オーナー
田窪朗 さん
経堂にある登山用品店、山荘飯島のオーナー。ファッション業界人をはじめとする高感度な人たちから支持を集める。
Photos:Yoshio Kato Stylist:RUI
Composition&Text:Kazuki Ebina
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