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軽やかなアウターが活躍する春。着回し力の高い黒もいいけど、オシャレな人たちは心躍る大人カラーに注目していた。プレスなど服好き6人の愛用アウターをコメントとともにチェックして。
1. A.P.C.のジャケット


濃淡をつけたベージュの配色が大人っぽい、A.P.Cのフライトジャケット。無骨なL-2フライトジャケットをベースに、丈感をコンパクトにアップデートしたモダンな一着だ。大きなフラップポケットやファスナーの裾に配されたタブがアクセントに。ゆとりのあるシルエットはインナーの種類が調整しやすく、肌寒い今の時期から春先まで長く活躍してくれる。

「ミリタリー由来のデザインですが、無骨すぎずかといってクリーンすぎないバランスが絶妙。短丈アウターはワイドデニムと好相性なのでありがたい。ウォッシュのかかったブラックデニムと合わせて、素材でメリハリをつけたいです」

A.P.C. PR
大久保 勝 さん
エフォートレスで飾らない、唯一無二のスタイリングが注目を集める。
2.Laid.Bのミリタリージャケット



「2022年にローンチした新鋭ブランドの『Laid.B』。シルバーのリフレクターが全面にあしらわれたモダンさに惹かれ、展示会でオーダーしました。ワイドデニムを合わせて、土くさく着こなすのが理想」。

フリーランスディレクター
吉岡レオ さん
1993年生まれ、東京都出身。2015年ユナイテッドアローズに入社し販売員・ バイヤーを経験。今年に独立。
3.THE NORTH FACE Purple Label
65/35 Field Jacket

「ブランドの定番素材、65/35ベイヘッドクロスを使用したタウンユースなジャケット。ミリタリーがベースでありつつも、衿にはドッグイヤーを採用し、トラッドな雰囲気もあわせ持つ。さらに撥水加工を施しており機能性も完璧」。



EDSTRÖM OFFICE PR Communication
大沢駿介 さん
シンプルでクラッシックなアイテムをベースに、デザイン性のあるデザイナーズブランドをミックスさせるスタイルが得意。
4.is-nessの
テクニカルベンチレーションジャケット

「フロントからネックまでぐるりと配されたファスナーが印象的なライトシェル。身頃のファスナーを開けると大胆なベンチレーションと大ぶりのポケットが現れ、バックネックのファスナーにはフードがビルトイン。初見ではわからない機能とそれにより変化する表情、シャープな素材感が魅力です」。


5.STUDIO NICHOLSON
CROWE

「今季は品の良いクラシックなスプリングコートが欲しい。素材はコットンナイロンでハリのある生地感。ナイロンが混紡されているので、クラシックなシルエットながら、どこかスポーティな雰囲気も感じられるのがポイントです」。

6.YDOTの
70D LIGHT WEIGHT FIELD JACKET

「春の始まりには軽アウターが欠かせないですよね。今季は透明感が特徴の超軽量ナイロンを使用したYDOTのフィールドジャケットがおすすめ。多様なポケットやショート丈のデザインが今っぽい。コードでウエストと裾を調整できるのも見逃せないポイント」。

Photos:Yoshio Kato Stylist:RUI
Composition&Text:Kazuki Ebina
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