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撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテしている“愛用黒スニーカー”をピックアップ。
1.MIZUNO WAVE PROPHECY LS Graphpaper

頼れるミズノは
スニーカーも間違いなかった!
「クエーサーカップ」、「ウェーブブレード」、「モレリアウェーブ」、「モレリア」。こちら、僕が今まで愛用してきたミズノのシューズの数々です。ところがこれらはすべて、サッカースパイクのモデル名。スパイクでは小学校のときから今に至るまでに散々お世話になってきて、さらにはスニーカー好きを自称しておきながらも、ミズノのスニーカーは持っていなかったんです。



何だか自分のなかに「サッカーで使う靴」というイメージがあったからか、ミズノのスニーカーにはあまり興味を持っていなかったんですよね。ただ、この1足を見た途端にその考え方が変わり、一目散に買いに走りました。そんなスニーカーは、先日発売されたばかりのグラフペーパーとのコラボモデルです。

ベースとされているのは、どこか未来的なデザインが印象的な「ウエーブ プロフェシー LS」。空洞のあるインフィニティ構造のプレートのデザインが目を引きます。このモデルは、ランニングのフラッグシップモデルをライフスタイルに落とし込んだ商品だそうなので、見た目もさることながら高いクッション性など機能性も間違いなし。

独創的なデザインが、グラフペーパーのアレンジが加わってさらに魅力的になっていると感じたのですが、そのポイントはふたつ。ひとつめはやはりカラーリング。「sumi(墨)」が表現されたブラックカラーだから、都会的で履きやすい仕上がりになっていること。メッシュの深層にリフレクターを配することで、アッパー表面の黒をより黒く見せるギミックも施されているそう。

もうひとつはずばり、側面のランバードマークが排されていること。ここまでハイテク感のあるシューズにロゴがデカデカと入っていると、ちょっとトゥーマッチな気がしてしまうので、ロゴがないほうが履きやすそうだなと。

サイドには無いランバードマークはさりげなく、グラフペーパーのロゴとともにプリントされています。ロゴ好きな方はご安心を!

「朱印」をイメージしてあしらわれているという赤も、いいアクセントになっています。ちなみに、愛用しているスパイクの「モレリア」も黒・白・赤がイメージカラーなので、無意識なところでもこのスニーカーに惹かれていたのかも(笑)。

履き心地のよさは言うことなしだし、ずっとミズノを信頼していたのだから、スニーカーにももっと早く手を出せばよかった…と思った買い物でした。満を持してゲットした初ミズノな、インパクトのある主役級のスニーカー。これからのシャツイチ・Tイチの着こなしのなかで存分に存在感を発揮してくれることを期待しています!
2.サロモンの黒スニーカーXT-6

履けば履くほど好きになる!
雨ニモマケズ…な黒スニーカー
このスニーカーをゲットすることになったきっかけは、以前参加したサロモン主催のトレイルラン。高尾山を走りながら登るという内容だったのですが、当日は生憎の大雨。初心者にも関わらず、滑る岩場や木の根を飛び越えながら走ることになってしまった私を、雨ニモマケズ風ニモマケズ…と最後までサポートしてくれたのが、山でのアクティビティ用に開発されたサロモン「GENESIS」でした。

驚いたのが、不安定な足場でもほとんど滑らないソールのグリップ力と、岩や枝との接触にもへこたれない素材の丈夫さ。日常生活でここまで過酷な環境に遭遇することはなくとも、雨の日も風の日もスニーカーを履きたい私にぴったりなのでは?思い、トレイルランをした翌週にはデイリー使い用として、このサロモン「XT-6」をゲットしていました。
春夏秋冬スタメン
サロモンデビューにもぴったり
店頭に足を運んだ際、ずらりと並ぶモデルの中でも、特に目に留まったのが「XT-6」のソリッドでゴツすぎないフォルム。色展開も豊富ですが、チョイスしたのはBlack/Black/Phantom。所々で絶妙に濃淡が異なるブラックや、シュータン部分に施されたビタミンカラーの差し色など、アウトドアブランドらしい遊び心に心を惹かれたからです。



2013年にオリジナルモデルが発売された「XT-6」は、トップアスリートからファッションアイコンまで、幅広い層に支持されている人気シリーズ。足の形状にマッチしてくれるインソール、優れたクッション性と通気性、耐久性が自慢の一足です。


長距離用のシューズとして開発されたモデルということもあってか、先に紹介したトレイルラン用の「GENESIS」よりも生地感は厚くしっかりした印象。実際に履いてみると、長時間履いても疲れにくいクッション性と耐久性を感じられます。

雨や雪の日には、ソールのグリップ力が本領を発揮。踏み込むごとにキュッと止まってくれるので、駅のプラットフォームや階段など、実はかなり滑りやすい日常のトラップポイントでも、恐る恐る歩くことが少なくなりました。完全防水ではありませんが、水にも濡れにくい素材なのも助かります。

さらに、サロモンの特徴でもある細くて丈夫な紐を1回で締めあげられるシューレース構造のおかげで、着脱が簡単なのも推しポイント。脱ぎ履きの多い撮影時や、急いでいる朝の強い味方です。アウトドアシューズながらも、日常の至るところで「いいね!」と感じさせてくれるポイントがあるので、履けば履くほど好きになってしまいます。

どんな服装にも馴染んでくれるので、スウェットパンツと合わせて王道アウトドアスタイルを楽しんだり、モードな雰囲気の時は外しアイテムとして投入したり、春夏秋冬で大活躍してくれるスタメンシューズ。特にサロモンデビューで迷っている方には大きな声でオススメしたい一足です!
3.「リーボック」×「everyone」の
コラボ黒スニーカー「Classic Duke」

マジ、リアルに週5で履いてる
久しぶりにニューバランス以外のスニーカーを買った。adidasのサンバもasicsのゲルカヤノもonもサロモンもスルーして、手にしたその一足は…リーボックの「クラシックデューク」。オンラインで「お、何かいいな」と思ってポチッ。届いたら「え、思ったよりいいじゃん」、履いてるうちに「あれあれ? これひょっとして、めちゃよくない?」と、順調にmy favo折れ線グラフが右肩上がりに推移してそして現在:ほぼ毎日履いているベストパートナー的存在。これが、恋人との出会いを振り返る企画だったら、ある意味満点じゃないだろうか。現在金曜日の深夜23時すぎ。デューク…いや「デュー君」と呼ぼうか。そっと僕はデュー君を脱ぎ、編集部のデスクに置き、愛でながらこの原稿を書いている。


《My BUZZ Point》
僕は編集長。だが詳細は何ひとつわからない
ここでMy BUZZ Pointォォォ…ッ! と盛大にいきたいところだが、このスニーカーについての詳細、実はなにひとつわからない。いや、もちろんググってみましたよ? 「everyone」とか「クラシックデューク」とか、一応ダメ元で「デュー君」とも。でも…何も情報が出てこない。「あの『クラシックデューク』がアップデートされて復刻」ってローンチ時のリリース記事はヒットするんだけど、「その」クラシックデュークが何なのかまったくヒットしないんだよォォ…。なので、完全に主観オンリーのBUZZ Pointをお届けします。まず、この丸っこいドラえもんのようなパワーフォルム。僕はパンツはワイドシルエット一択なので、合わせた時に繊細なフォルムのシューズだとバランスが悪いわけです。特に今はやりの薄底タイプだともう完全にお手上げ。そもそもおじさん、薄底だと長く歩いてらんないし。これはもはや「爆弾ソール」とでも言ったらいいのか。厚底 of 厚底。ぽってり。




2つ目のBUZZ Point。ボディのレザーはもちろん、アウトソールにシューレース、ライニング、ステッチに至るまで、ほぼ完全にオールブラック。めちゃシブ~。そして買いの決め手となったのが、このさりげないシボっぽいニュアンス。そう。すごくモダンで、主観的には「革靴感覚」ではけるスニーカー。ドラえもんシルエットなのに、デニムにもチノにもスラックスにも、これがめちゃ合うのだ。見た目完全のび太なのにハーバード大学に留学してんの?みたいな。それくらいのつよつよギャップ。

あ、そうそう。紹介するのが遅くなってしまいました。これは祐天寺にあるアポイント制ショップ「everyone」の別注アイテム。ディレクターの三好 良さんとは昔から知り合いで、このお店もオープン時から知っててずっと行きたかったんだけど、「アポイント制」ってところに完全にビビッてしまっていた。2024年の年末、仲のいいフォトグラファーの友達にもじもじしながらお願いしてついてきてもらって、ようやっと初訪問を果たす…という体たらく。ちなみに、そこで初めてアイテムをしっかり見たんだけど、ウォッシャブルウールのタートルネックニットがめちゃめちゃよくて、黒とネイビーの二色購入しました。非常にお薦めです。……話が逸れました。こちらのデュー君はなんとブラック以外にブラウンも展開してます。ブラウン…今めっちゃ気分! 決めた。ブラウンも絶対買お。交代制になることで、休足(休息)の日が生まれれば、労使関係も改善。よりクリーンなパートナーシップを築けるはずだ。

Photos:Ibuki Tamura

吉崎
メンズノンノ編集長
「肩幅が広い」でお馴染み。2024年6月よりメンズノンノ編集長。肩書きがパワーアップしたことでmy shoulderに磨きをかけ、肩で風切って歩きたい。愛猫(ほこり)を肩に乗せたポートレートをプロフィールカットにしたいと目論んでいる。炭酸泉が好き。甘党。

山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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