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僕らのファッションに欠かせないアイテムである“シューズ”。2025年、服の仕事に携わる人たちはどのブランドの、どんなモデルに注目しているのだろうか。スタイリスト、バイヤー、プレス…服のプロ6人にいま本当に気になるシューズを探った。今回はBEAMS プレスの丸 海都さんの足元事情。
New Balance
U1906 LNT


「コラボレーションなどで注目を集めたニューバランスのローファー型スニーカーに、ビームスエクスクルーシブカラーが登場します。ハイテクなディテールと上品なブラウンスエードが互いに引き立て合っているのが魅力。今年はスニーカーを大人っぽく履きたい気分」。(丸 海都さん/BEAMS プレス)

OAO
SHELL


「コックシューズやナースシューズなどのワークシューズからインスピレーションを受けた1足。汚れや傷に強い撥水バリスティックナイロンや防水オイルレザーを採用しているので、ガシガシ履けるんですよね。ベルクロ式レザーフラップ構造で着脱がしやすいのも魅力。ボリュームのあるハイテクスニーカーはあまり好みではないのですが、これはレザーシューズのような上品さがあるのでチャレンジしたい」。(丸 海都さん/BEAMS プレス)

VANS
CLASSIC SLIP-ON


「一見普通のチェッカースリッポンですが、よく見るとソールがブラックの半透明になっているのが特徴的なジャーナル スタンダード型止めモデル。1万円以下という価格も魅力ですし、合わせる服を選ばないので持っておいて損はないと思います」。(福田 陸さん/JOURNAL STANDARD バイヤー)

New Balance
U1906LNT


「以前ジュンヤ ワタナベ マンとのコラボレーションで出ていた型。1906のフォルムが個人的に好みなのと、アッパーがスウェード仕様になっているのがかっこいい。見た目のよさはもちろん、ローファータイプのスニーカーなので着脱もしやすく、現場などにも率先して履いていきたいなと思いました」。(瓜坂拓海さん/スタイリスト)

MERRELL × DIME
MERRELL 1TRL


「メレルとスケートブランドのダイムという異色のコラボに驚きました。メレルらしい配色に、アッパーにはエナメル加工されたレザーが用いられていて、まとまりすぎず存在感があるのがいい。どこか少し野暮ったさを感じるところも気に入っています」。(瓜坂拓海さん/スタイリスト)

foot the coacher
ELASTIC MOCCASINS


「スニーカーも革靴もシューレースのないモデルが気分です。特に惹ひかれたのがフット・ザ・コーチャーの1足。スマートなフォルムなのに、ゴムでスリッポン型にしているという抜け感が好み。ミニマルなルックスでコーディネートを引き立ててくれます」。(中道康生さん/スタイリスト)

REPRODUCTION OF FOUND
ELASTIC MOCCASINS


「スリッポンの履きやすさとジャーマンの頑丈さを兼ね備えたうえに、このチャコールグレーという上品なカラーと素材感に惚れました。普段からガシガシ履けるにも関わらず落ち着いた佇まいで、こういうシューズって意外と探すとないんですよね」。(中道康生さん/スタイリスト)

Orphée
ELASTIC MOCCASINS


「ヒールのシャープ具合とトゥのボリューム感、それぞれのパーツの太さやサイズ感のバランス、全てが絶妙です」。(中道康生さん/スタイリスト)

Photos:Yuichi Sugita
Composition&Text:Kazuki Ebina
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