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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第174回目はメンズノンノウェブ副編集長の楊井が担当。
メンズノンノ副編集長
楊井
メンズノンノウェブ副編集長。メンズノンノ編集部に15年以上在籍し、ファッション、タレント取材など幅広く記事を担当。休日は意外とアウトドア派で汗をかくことが好き。
《クラークス オリジナルス Wallabee Boot / メンズ ワラビーブーツ (ブラッククロコディストレス)》
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クロコダイルだけど上品で大人っぽい

1年中シンプルな着こなしばかり。なので、たまにちょっとしたインパクトが欲しくなるんです。そんなときに頼るのが、スニーカーやキャップなどの小物。色や柄を小面積で取り入れて、アクセント使いするのがマイ定番になっています。


中でもとくに自分的にインパクトが強いのが、こちらのワラビーブーツ。いつもの端正な顔立ちと違ってちょっとワイルドな風貌だと思いませんか? 裏原宿ファッションや、現代のストリートウェアの根幹を形作ったアンダーグラウンドファッションへのリスペクトが込められたシリーズで、クロコダイルのエンボスデザインが施されているんです!

《My BUZZ Point》
シンプルスタイルに馴染みつつアクセントに
人生で初めてのクロコダイル。似合うかどうかかなり不安だったのですが、試着してみたところ、そのとき履いていたスラックスにすっと馴染みつつグッドアクセントになってくれたんです。帰宅後に合わせてみたデニムともグッドバランス! 存在感は抜群なのに、いったい何故!? 彼のことをしっかりと観察することにしました(笑)。


ぱっと見はワイルドでちょっぴりやんちゃなアッパーになっていますが、やはり育ちの良さを隠しきれていないというか、元々のワラビーブーツのディテールはそのままなので、上品な仕上がりになっていますよね。ソールとのコントラストも秀逸です。


トゥも履き口もスマートで、少し長めの丈をたまらせて履いた時の見え方も抜群! やんちゃとか、ワイルドとか、オラついたとか、そんなファーストインプレッションだったのですが、どことなく武骨でクールにも見えてきました。不思議なヤツです。


ワラビーはゴアテックスモデルを愛用しているんですが、比較してみると少し重厚感があるくらいで、履き心地はそこまで変わらないです。秋冬っぽさはあるものの、どんどん着こなしがサラッとしてくる春夏にもよさそう。Tシャツとデニムのシンプルなコーディネートとも合わせてみたいですね。

Photos:Ibuki Tamura

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