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僕らのファッションに欠かせないアイテムである“シューズ”。2025年、服の仕事に携わる人たちはどのブランドの、どんなモデルに注目しているのだろうか。スタイリスト、バイヤー、プレス…服のプロ6人にいま本当に気になるシューズを探った。今回はスタイリストの安倍拓志さんの足元事情。
LEMAIRE
CHELSEA BOOTS


「流行に左右されないタイムレスなデザインが好み。僕にとってはルメールの1足がそれに当たります。シルエットはもちろんですが、サイドのゴア部分に施されたレザーがシックな表情をプラス。光沢のあるポリッシュドレザーで傷や汚れがつきにくく長年使えるのもいい」。

Paraboot
YOSEMITE


「アッパーはブラウンレザー。前後に採用されているラバーガードがいいアクセントで、登山靴のルーツを残しながらもモダンな雰囲気に仕上がった1足。軽い登山はもちろん、軽量なのでタウンシューズとしても使いやすいのがポイント。このギミックでこの値段はお手頃だと思います」。

adidas
TABACCO


「スニーカーはハイテクよりもローテクのクラシックなものが好みです。アディダスは他のモデルも持っていますが、このタバコはアッパーとスリーストライプスが同系色でまとめられているのがスタイリッシュでいい。足元のアクセントにもなります。スウェードのアッパーが柔らかいのが他のモデルとは異なるポイントで、履き始めから足なじみがいいんですよね」。

Photos:Yuichi Sugita
Composition&Text:Kazuki Ebina
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