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エディター、モデル、スナップ常連メンバーetc.。おなじみの服好きたちの間でも愛用者が抜きん出て多いのが「オーラリー」。7人の買ってよかったお気に入りを正解着こなしつきでお届け!
1.オーラリーのジャケット

高橋璃央/メンズノンノモデル
ジャケットを引き立てるブラック
「ニットとスラックスとローファーを黒でまとめ、ジャケットを主役にしました。ミドル丈のジャケットとストレートシルエットのスラックスが好相性です」。


「オーラリーのジャケットは襟だけがレザーになっているのがポイント。中に仕込んだユニクロのニットは保温性抜群です。首元が詰まっているので冬場はありがたいし、アウターの襟もとから少しだけのぞくのがサマになるからリピートしたい!」

「ポケットのサイドから手を入れることができます。ノーバッグ派なので、ポケットが充実しているのは嬉しいですね!」


2.オーラリー MADE BY AETAのバッグ



キャンバス地のガーメントバッグ
普段は曲がりなりにもファッション編集者として着る物や持ち物に気を付けてはいるのですが、旅行となると別人格が出てきてしまうのがずっと悩みでした。持ち物を減らしたい、しわになるものは持って行かない、旅先ではおしゃれは二の次(何なら三の次くらい)、写真は自分は映らない(だっておしゃれじゃないから!)。というのがこのバッグと出会うまでの私。おしゃれなガーメントバッグさえあえば、旅先にもおしゃれな服を持っていけるのにな~と長年思っていましたが、ついにオーラリーで発見!しかも大好きなアエタとのコラボレーション!買わないわけにいかない!と、展示会で見て忘れられずお店へダッシュ。


ハリのあるキャンバス地のバッグは色もモダンで、さらに内側の折ってある部分を伸ばせばロングコートやスラックス、(男性には関係ないかもですがワンピースも)など丈の長いものもちゃんと収納できる。ガーメントバッグあるあるですが、この丸みのある部分が表に出るのが嫌…というのも解消。折って収納するアイディアはさすが!そしてタフなキャンバス生地のおかげで折ってもしわにならない!ロゴもさりげなくておしゃれ!ボディはキャンバスでハンドルや細部がレザーというのも大人にちょうどいい高級感と軽さを両立!すげえやオーラリーとアエタ!!

気分が上がる、至高のパーツ!
バッグって細部のパーツに高級感が出るものだと思っているのですが、そこはオーラリーとアエタ。さすがのセンス。ジップは安っぽくならないよう、キャンバスと同系色で馴染ませているのもおしゃれだし(こんな色のジップあるの?ってくらい馴染んでいる!)、金具がほんのりマットなゴールドというのも大人っぽい。レザーのトリミングが効いているので、使うほどに味が出そうで、経年変化も楽しみです。



ガーメントケースくらい大きなものだから、ストラップが太めなのもさりげなくうれしいポイント。しかも金具が回転してくれるので、持ち運びが本当にストレスフリー。スマートなだけでなく、使い勝手も考え抜かれていて、モノを作る人のやさしさを感じられます。年末の帰省でも活躍しました。2025年はこのバッグで東京脱出、旅先でダサくなる自分とも決別!の予定です。(エディター中村)
3.オーラリーの赤いカシミヤニット

鮮やかなのに着やすい不思議。
『メンズノンノ』が秋冬のトレンドカラーとしてピックアップしていたのが“赤”。小方が華麗に赤を着こなしていた特集を読んで、「自分だって着たい!」熱が急上昇。早速、家のクローゼットを掘り起こしたものの、赤い服がない! そう、ワードローブは地味な色ばかりで、出てくるのは黒、グレー、ネイビー、時々、ブラウン…。頭を抱えてしまいました。


そんな時にふと思い出したんです。買ってはみたものの「着る勇気がない…」と断念して、クローゼットの奥にしまいこんでいたこの「オーラリー」の赤ニットを。ちなみに、まったく同じニットをメンズノンノモデルの樋之津も買っていて、もちろん彼のほうが抜群に似合っていたというのも断念した理由の一つであります(笑)。

なんですぐに着なかったのかと後悔する日々
というわけで、恐る恐る着てみたところ、なんで今まで存在を忘れていたんだろうと激しく後悔。まず肌触りがすごく気持ちいい。カシミヤの柔らかなムードがありながらも、別に“優しい赤”ってわけじゃない、ツンデレぶりにもグッときました。


今っぽいリラックス感のあるシルエットですが、さすがオーラリー。全然だらしなく見えないし、むしろ大人の余裕を感じさせる堂々とした佇まい。袖や裾のリブのテンションもゆるく、とにかく何ものにも締め付けられたくない自分にとってまさに理想的なフィッティングでした。


どうしてこんなに品があるのにカジュアルな気分で着られるんだろうと不思議に思っていたところ、バックにフットボールTシャツの切り替えのようなディテールを発見しました。遊び心が溢れていて、またしても大人の余裕を見せつけられた気分です(笑)。


こだわりのカシミヤが生み出す極上の着心地は、一度着たらやめられません。いやしかし、こんなに赤が好きになる日が来るなんて想像もできなかったですね。ありがとう、『メンズノンノ』。みなさんもぜひ苦手意識を持たずに色々なアイテムにチャレンジしてみてください。ファッションは勉強や!(エディター楊井)
4.オーラリーのWASHED ORGANIC CANVAS PANTS

この“ぶどう色”に心を撃ち抜かれました
今日も黒を着ていた、昨日も黒だった、というか一昨日も…と、カラーバリエーション少なめな私のワードローブ。さらに頭を悩ませていたのは、なぜか毎年増えている(買っている)黒ニットたちの輝かせ方。このままでは冬至、いや夏至あたりまで闇夜に紛れてしまう…。ということで、この冬は胸がときめく“カラーパンツ”を探していました。

そんな私の心を撃ち抜いたのは『オーラリー』の「ウォッシュド オーガニック キャンバス パンツ」でした。ぶどうの果汁が染み渡ったかのようなこの色合い。派手じゃないのに唯一無二な存在感。まさに求めていた、理想の彩りだったのです。
履いた瞬間、虜になる!
絶妙なシルエットと風合いがたまらない
今まで敬遠していたカラーアイテム。ましてやパープルは初挑戦。まずは試着を…とトライしてみたところ、さらなる驚きが。「なんだこの、『前からあなたのクローゼットにいましたよ』感は…!」。


初めてとは思えない、柔らかくジャストフィットな穿き心地。タイトすぎずルーズすぎない生地の落ち感。そして絶妙にカーブしているサイドライン。全ての要素が合わさった結果、ナチュラルに脚のラインを綺麗に見せてくれているのです。


色ムラのある独特な表情も、まるで長年愛用してきたかのよう。オーガニックコットン100%の空紡糸を高密度に打ち込んだキャンバス素材に、顔料コーティングを施し、何度も叩いたり洗い加工を繰り返すことで、生み出された風合いなのだとか。

もちろん、手持ちの黒ニットたちとの相性も抜群。程よくボリューム感のあるシルエットが、レイヤードなんて高等テクニックを使えない私に優しく寄り添い、一気に小慣れ感を出してくれます。

単調だった日々のスタイリングに彩りを加えてくれた、万能ぶどう色パンツ。Tシャツやカットソーなど、薄手のトップスと合わせても絶対かわいいはず。春夏はどんな表情を見せてくれるのでしょうか。暖かくなるのが今から楽しみです。(エディター川本)
5.オーラリーの
「LAMA SHETLAND WOOL TWEED OVERJACKET・SLACKS」

弥永海渡さん/美容師
今季オーラリーからリリースされた、オーバージャケットとパンツのセットアップ。イギリス羊毛のハリや贅沢なアルパカ毛の長い繊維による膨らみが特徴のツイード生地が目を引く。クラシックで優雅な雰囲気満点だ。

クラシックなツイードをブルーでハズす
「オーラリーは好きなブランドで日頃からチェックしています。これはルックを見たときに一目ぼれして、発売されてすぐさま購入。昨年くらいまではテックな服装ばかりでしたが、最近はクラシックなアイテムでコーディネートしたい気分だったので、初めてのツイードにチャレンジしてみたくて。セットアップで着るときは特に、クラシックに振りすぎないように意識します。今日はブルーを取り入れて軽やかなムードも加えました」。


「オーラリーならではの着心地のよいシルエットがポイント。ゆとりがあり、丈は短めでリブのテンションも強めだから今っぽい雰囲気で使いやすい。今のところは、どちらかというとジャケットの登板回数のほうが多めですね」。

「レイヤードは、タートルネックのインナーの上にニットやスウェットを重ねることが多いです。この『ドレス』のカットソーは、コットンだけど品よく着られてキレイめな服ともすごく相性がいいんです。ブルートーン合わせで、ネイビーのニットを組み合わせました」。



「共地のパンツは、ゆとりのあるストレートシルエット。履き心地はラクなのに、ストンと落ちてスッキリと見えるバランスはさすがオーラリー!」

「アクセントにしたのは『T.T』のベルト。細めのブラックレザーはシックなのに、デザインのきいたバックルのおかげで程よく主張できます」。

「トップスのブルートーンに合わせて、アディダスのスニーカー『タバコ』をチョイス。ツイードに革靴だといかにもすぎるので、スニーカーでカジュアルダウンを。スエードかつ落ち着いたカラーだから上品さはキープできます」。
6.オーラリーの黒いペインタージーンズ

オーラリーのジーンズは、毎シーズン注目度が高いですよね。僕自身も4本ほど持っていますが、どれも秀逸で履くだけでサマになります。それでも、今シーズンのデニムは別格!
購入するのにもひと苦労でした。伊勢丹新宿に9時から並ぶも、すでに長蛇の列。買うことができるか微妙なところでしたが、見事ゲット!嬉しさのあまり、勢いそのままに紹介記事まで作成してしまった次第です。


特徴はなんといっても、ペインターならではのサイドポケットと、ハンマーループ。これがあるだけで、持っているブラックのジーンズと差別化できるのが嬉しいポイント。
ただのブラックジーンズだと、万能がゆえに毎日履いてしまいコーデがマンネリ化しがちですが、このアクセントがあるだけで、コーデにメリハリが生まれて、日々新たなコーデの合わせ方を考えてしまいます。

このフェード感は誰がみてもカッコいいと思えますよね。なかなか探しても欲しい色落ち感のデニムがなく、コレクションを見ていたときにこれだ!とひと目惚れ。


全体的にワイドながらストレートでまっすぐ落ちていくシルエットも僕の好みです。シルエットが綺麗なので、トップスにシャツやジャケットなどのアイテムを合わせても、コーデが成立します!
股下が長く、履くと少し裾がたまるのもグットポイント。コートなどの着丈が長いアイテムを着た時でも、膝下から少し見えるだけで存在感を発揮してくれます。







ペインターパンツなのに、オーラリーならではの空気感やニュアンスが組み込まれているため、上品にも着こなせる。正直、何に合わせてもカッコよく仕上がってしまうので、これしか履かなくなってしまいそうです!
7.オーラリーのロングコート
8.ニット 9.スラックス

樋之津琳太郎/メンズノンノモデル
毎日でも着たいオーラリーをメインに
「コート、ニット、スラックスはオーラリーをチョイス。一見して伝わらなくとも、自分では確かな差を感じる上質なアイテムばかりです」。


「ダブルのロングコートが欲しかったのですが、ちょうど今季のオーラリーで見つけました。ゆったりとした身幅のおかげでモードになりすぎず、カジュアルなアイテムにも合わせやすいです。9分の丈感もちょうどよく、ヘビロテしたい!」。

「肌触り抜群のニットに優しくふんわり包み込まれるよう。カシミヤ配合だから薄手なのに暖かいです。ゆったりしたシルエットながら首元のリブでほどよく引き締まる、そのバランスの良さもお気に入り」。

「ツータックのスラックス。太すぎず細すぎないので今の気分にぴったり! さりげなくストライプが入っていて、クラシカルな表情を楽しめます」。


「スクエアトウが丸みを帯びていて、ほどよい抜け感が演出できるアワー レガシーのブーツ。かっこつけていないのにおしゃれなスタイルを意識しているんです」。
10.オーラリーの
SUPER LIGHT NYLON RIPSTOP DOWN BLOUSON

約10年ぶりにダウンを着てみたら
「なんとなくおしゃれに見えなさそう…」と思い込み、ダウンを敬遠して約10年。なんと今年、毎日着たくなる最高のダウンに出会ってしまったんです!

それがこちら。「オーラリー」の「スーパー ライト ナイロン リップストップ ダウン ブルゾン」です。普段はブラックやブラウンなどベーシックな色のコートを選びがちな私ですが、洗練されたパープルにひとめぼれ。鮮やかなのに明るすぎない、オーラリーらしい色合いが、どんなスタイルにもマッチします。

こんなに軽くて暖かいなんて!
1番の魅力はその軽さ! 超軽量の極薄ミニリップストップ生地を採用し、まさに着ていることを忘れてしまうほど。裏面には特殊なウレタンコーティングが施されており、防風性と撥水性も兼ね備えているんです。冬はどうしても服が重く、荷物も多くなってしまうので、アウターが軽いと嬉しいですよね。

モッチモチの触り心地もたまりません! 中わたには軽くふっくらとした英国産のホワイトダックダウンを採用。腕を通した瞬間からふかふかモッチモチの着心地が楽しめて、このダウンに身を包むと幸せな気持ちに…。袖口にはスナップボタンも付属しているので、腕回りの防寒性もばっちり。

首回りをしっかりカバーしてくれる、高いネックも嬉しいポイント。荷物を極力減らしたいタイプなので、今年はこのネックに頼ってマフラーなしで外出することも。


さらに収納も充実。フラップ付きポケットには貴重品を、リーチしやすいサイドポケットにはスマホを入れて、近場ならバックを持たずに出かけることもできそうです。


ワイドパンツなどボリュームのあるボトムスと合わせる時は裾のドローコードをしっかり絞ってアレンジ。短丈のコンパクトなシルエットに変化してくれるので、スタイリングの幅が広がります。
このダウンをゲットしてから、寒い冬も外出するのが苦じゃなくなりました。友人たちからも「色も形もかわいすぎる!」と大好評。この冬は、約10年ぶりのダウンライフを満喫したいと思います!(エディター川島)
Photos:Ibuki Tamura

中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。

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