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「パタゴニア」の春まで着まわせる名品５選。天然繊維なのにハイスペックなアウターから定番人気トップスの新色まで！[patagonia]

2025.02.21

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“地球を救うためのビジネス”を展開するアウトドア企業「パタゴニア」から、今すぐチェックすべき名品５選をピックアップ。オーガニックコットンを活用したアウターに、快適性を追求したウェア・小物まで、マーケティング担当によるリコメンドコメントとともにお届けする。

「パタゴニア」の春まで活躍する名品①

ライトウェイト・ワックスド・コットン・ジャケット

オーガニックコットンのリップストップにワックス加工を施すことで雨、雪、みぞれ、雹（ひょう）にも耐えるタフさを実現。周辺の気温によってしなやかさが変化するワックスは、暖かい場所ではやわらかく通気性が上がり、寒くなると硬質になることで防風性がアップする。３パネル構造のフードにラグランスリーブ、スナップ留めのフロントポケットなど、クラシカルな要素で構築したパーカジャケットは、タイムレスなデザインが親しみやすく、着回し力も抜群だ。

左胸におなじみフィッツ・ロイの稜線がモチーフになったブランドロゴを配置。表地に使われているワックスは、食品産業で廃棄された原料を再利用して作られたハレー・スティーブンソンズ社のエバーワックス・オリーブ（植物由来のワックス）を使用している。

ワックス加工を施しているので洗濯機や乾燥機、石鹸や洗剤も使用不可。ドライクリーニングやアイロンも同様で、汚れた部分は冷水をつけた生地で拭き取りが◎。

フロントファスナーの内側に貴重品を持ち運べるジッパー式ポケットが完備。裏地はヘンプとオーガニックコットンで作られた、薄手で軽く、保温性に優れたモスリンを採用。

伸縮性のあるゴムで絞られた袖口が冷気の侵入をブロック。防寒性を高めている。

▼本橋さん (マーケティング)
「ワックスド・コットン・シリーズに、今年から軽量でより着回しやすいライトウェイト・バージョンが新登場しました。ライフ・アウトドアーズの製品では、石油由来の化学繊維からオーガニック・コットンやヘンプなど天然素材への転換を少しずつ図っています。正しいメンテナンスをしながら永く使うほど個性が出てくる製品なので、愛用者によってどんなストーリーが詰まった一着になるのかワクワクします」。

「パタゴニア」の春まで活躍する名品②

メンズ・ノマダー・フーディ・ジャケット

名前にある通り「ノマド（放浪）」をコンセプトにデザインされたフーディジャケット。生地にはオーガニックコットンとリサイクル・ナイロン、ポリウレタンを使用。速乾性と快適な着心地を備えながら、自宅で手軽にケアできる万能アイテムとして、日常はもちろん、旅行や出張など、幅広いシーンで活躍する。

素朴な風合いの平織り生地にパタゴニアのブランドロゴが映え、ヴィンテージアイテムのような趣きに。

フードのコードに取り付けられたコードストッパーは、肌あたりのソフトなパーツを使用。

上と横の両方からアクセスできるスナップ留めポケットを採用。手を暖めたり、小物の持ち運びに重宝する。

▼本橋さん (マーケティング)
「春先から梅雨頃など、季節の変わり目に活躍してくれる軽量なアウターです。適度な伸縮性もあり、体を締め付けることなく重ね着や動きやすさを実現します。３枚パネル構造のフードはドローコードで調節可能で、袖口は温かさを封じ込める伸縮性のあるデザインです」。

「パタゴニア」の春まで活躍する名品③

フィッツロイ・アイコン・アップライザル・クルー・スウェットシャツ

さまざまな着こなしに合わせやすいクルーネックのスウェットトップス。生地は端切れや回収されたペットボトルを原料にしながら、ナチュラルな伸縮性と着心地を叶えたニット・フリースを採用。ボディの両サイドをパネルで切り替え、裾、袖口、襟元にリブニットで縁取ることで、動きやすさを追求した。

春を思わせる爽やかなグリーンのボディに、アクセントとなる同系色のロゴを左胸にプリント。

パタゴニアのフィッツロイ・アイコン・アップライザル・クルー・スウェットシャツのタグ

左裾の上にブランドロゴのタグを配置。

パタゴニアのフィッツロイ・アイコン・アップライザル・クルー・スウェットシャツの裏地

内側は起毛仕上げになっており、心地よい肌触りに。暖かさも折り紙付き。

▼本橋さん (マーケティング)
「ロゴも控えめでとてもシンプルなデザインのため着用シーンを選ばず、毎日着たくなるようなスウェットシャツです。春先のまだ肌寒い季節には、Tシャツのうえに重ねるだけで快適に過ごせます。このカラーは2025年の新色ですが、発色の良いオレンジや定番のブラックもラインナップしているので、お気に入りの一着を探してみてください」。

「パタゴニア」の春まで活躍する名品④

メンズ・トランジット・トラベラー・ジョガーズ

汎用性に優れたシンプルデザインと、ワープニットによる通気性、速乾性、吸湿発散性を兼備したハイスペックなパンツ。上下、左右の４方向へ伸縮する生地が座ったり、しゃがんだりするときの動きにもしなやかにフィットする。軽快に動きまわるアウトドアはもちろん、通勤通学などの日常から旅や出張まで、さまざまなシチュエーションで手放せない。

バックポケットの上にさりげなくブランドロゴをオン。

２つあるバックポケットのうち、右側はジッパー仕様になっている。

フロントにある２つのポケットのうち、サイドポケットが２つ、さらに左側はジッパー式のストレートポケットも完備。

ウエストはボタン留め＆ジッパー式フライ仕様に。

すっきりとしたシルエットが特徴的なジョガーパンツ。その裾を伸縮性に優れたゴム素材にすることで、足首をしっかりとホールドし、足元からの冷気の侵入を防ぐ。

▼本橋さん (マーケティング)
「とても伸縮性があり、すっきりとしたシルエットで足さばきもよく、自転車に乗る方にもおすすめです。ポケットの数が多く日常着としてはもちろんのこと、旅行先でも活躍してくれること間違いなし。グレーやカーキといった落ち着いたシンプルなカラーもあり、そちらも必見です」。

「パタゴニア」の春まで活躍する名品⑤

コーデュロイ・キャップ

ビーチやトレイルなどのアウトドアシーンでも欠かせず、ファッションのアクセントとしても活躍するコーデュロイ素材のキャップ。ベーシックな６パネル構造に、ストレートなつばがカジュアルな印象を加速。ナチュラルな表情が際立つグリーンカラーは、まだまだ寒い日が続く冬から暖かくなる春先まで何かと重宝する。

コーデュロイは丈夫なオーガニックコットンを採用。つばの芯は廃魚網をリサイクルして作られており、完全に追跡可能なブレオのネットプラスを使用している。

フロントにツバメをモチーフにしたワッペンがあしらわれており、遊び心が感じられるデザインに。

後頭部のスナップ留めで頭まわりのフィット感が調整可能。内側のスウェットバンドにもオーガニックコットンのキャンバス使用で、長時間快適な被り心地をキープする。

▼本橋さん (マーケティング)
「バードモチーフはアーティストのジェームス・コフマンによる、木版画からインスピレーションを受け『サーフファースト』という名付けられたグラフィックです。コーデュロイ・キャップは、カラーごとにフロントパネルに付いているワッペンや刺繍のデザインが異なるので、オンリーワンな雰囲気を醸し出してくれます」。