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撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテしている“愛用キャップ”をピックアップ。
1.ニューエラのカシミヤキャップ
《My BUZZ Point》
触り心地抜群で合わせやすいオールブラック
「ニューエラ」が好きなんですが、選ぶのは決まってアジャスタータイプのものだったわけです。中でも最近のお気に入りが、こちらのカシミヤの黒キャップ。銀座店オープンの限定品で、まさに“大人のためのキャップ”というルックスが最高にカッコイイですよね。
ベースは名作の「9TWENTY」。自分の顔の形とも相性がよくて何個か持っているのですが、当然、カシミヤは初めて。柔らかな肌触りで被り心地は最高ですし、キャップなのに子どもっぽくならない上質なムードが鮮度抜群。カジュアルなアウターは格上げしてくれて、シックなコートにはしっかりマッチしてくれる優秀デザインです。
ニューエラにはタフなイメージがあったので、繊細なカシミヤというギャップにかなり惹かれました。遊び心が溢れたアプローチが素敵すぎます。ちなみにいつものシールはツバの裏に貼られていまして、さてどうするのが正解なんだろう…。ついたままのほうがイケてると思うので、当分ははがさないつもりではあります。
2.シュプリームとエムエム6 メゾン マルジェラのコラボ黒キャップ
コレクターズアイテムにならないように…
帽子って似合う似合わないが顕著にあらわれるアイテムだと思うんです。私自身も帽子がまったく似合わないというのが悩みでして…。ただ、着こなしの幅を広げるという意味でも何としてでもデイリーに取り入れたくて、トライ&エラーを繰り返していました。
《My BUZZ Point》
憧れと実用性を同時に叶えてくれた!
色々な帽子を試しているうちに、とりあえずハットとニット帽はどう頑張っても似合わないという結論に至りました(笑)。まあ許容範囲だったのがキャップ。中でも、5パネルのキャップに可能性を感じて買いあさっていたところ、なんとなく大人気の「シュプリーム」の定番的なジェットキャップに手を出してみることに。
これがナイスチョイスでした。意外にもしっくりきて、その後、どんどん買い足して買い足して、毎シーズン土曜日のローンチをチェックする体になってしまったわけです。
そして超話題になった「エムエム6 メゾン マルジェラ」とのコラボキャップもゲット。「メゾン マルジェラ」への憧れもあったので、一挙両得という感じで小躍りしちゃいましたね。
「メゾン マルジェラ」ならではのコーティングされたオールブラックのボディに真っ黒なロゴがあしらわれていて、ストイックなムードが抜群にかっこいい。アジャストコードもブラウンレザーを黒くコーティングしていて、経年変化を楽しめそうです。
コレクターズアイテムにならないようにガシガシ使いたいところではあるんですが、なんと洗濯表示がすべて×! まあこっそり手洗いしてみたんですが、ご覧のとおり、アジャストコードがぐにゃっと曲がってしまいました(笑)。そこはご愛嬌ということで、丁寧にかぶっていきたいです!
3.ニューエラ×カップヌードルのキャップ
ハズしじゃなくて、メインで噛み締めたい!
「好きな食べ物に埋もれたい…」。誰もが一度はそんな素敵な妄想をしたことってありますよね!? というわけで、日清のカップヌードルが昔から大好物で、まあ埋もれたら火傷しちゃうんでアレなんですが(笑)、それくらい好きなので、このコラボを見かけたときは3分待たずに飛びつきたくなりました。
しょうゆ、カレー、シーフード、トムヤムクン、味噌…いろいろな種類があってどれが一番かを選べないので、どの味にも染まることができる(!)大人なモノトーンロゴにも惹かれました。
ベースになっているのはニューエラの定番モデル「9TWENTY」。フロント部分に芯がなく、柔らかな被り心地も魅力です。このシールを外すか外さないかは、毎回迷うところではありますね…。
“クロームホワイト”という少し生成りがかった白も、こなれて見えるので気に入っています。トレンド感もありますし、品の良いアクセントになりながらすっと馴染んでくれる優秀カラー。夏に向けてちょうどそんなキャップを探していたので、ヘビロテ間違いなしです!
サイドにニューエラのロゴとバックに日清のロゴが刺しゅうであしらわれています。特にバックの「NISSIN」ロゴはたまらないですよね。たぶんですが、お湯を入れた後に止めておくカップヌードルのフタの出っ張りのところに描かれているデザインだと思われます。ファンにはヨダレもののディテール!
こういうウィットに富んだロゴものって着こなしのハズしとして活用することがほとんどだと思うのですが、もはやメイン使いしたくなるほどのお気に入り。しかもオールシーズンOKな生地感もイイですね。大好きなカップヌードルを頭から被ることができる(!?)幸せを噛み締めたいと思います。
4.シュプリーム ハリスツイード キャップ
意外な“クラシックさ”がかわいい
毎年、この時期が来るとそわそわしてしまうという人も多いはず。そう、そろそろ「シュプリーム」の24SSの新作が公開されそうですね。すごいファンというわけではないのですが、毎シーズン、公開のタイミングで新作をチェックして、欲しいアイテムに目星をつけるのが習慣となっています(いや、もう立派なファン)。
とくにキャップは昔から細々と集めており、今では8個ほど所有しておりますが、中でも1番のお気に入りがひと昔前のこちらのモデルです。ちょっとらしくないと言いますか、クラシックなブラウンボディが意外性抜群。実は…
ハリスツイードの生地を採用しているんです。毎シーズン展開される、シュプリームの予想を超えるアプローチが大好きなので、これはもう物欲が刺激されまくりました。これはハズしというより、大人なアウターに絶妙にマッチしてくれるところがイイんです。
ブラウンベースなのですが、よく見るとほどよくグリーンが入っていてアクセントに最適。曲がっているツバが苦手なので、いわゆるジェットキャップを選ぶことがほとんどです。
フロントのロゴもなんだか渋い!コントラストはありますが、すごく主張している感じでもなく良い塩梅じゃないでしょうか。
シュプリームのキャップを8個ほど持っていると言いましたが、もちろんすべてがスタメンというわけではなく…ただこのハリスツイードのモデルは、秋冬になるとクローゼットから引っ張り出してきて、必ずヘビロテしているんです。まだまだ寒いので、このキャップを被りながら、24SSの公開を楽しみにしています。
5.パタゴニア キャップ
こなれて見える絶妙な2トーン
こちらの記事で、パタゴニアの軽井沢店を取材したんですが、店内の写真をいろいろと撮っていたときに目に飛び込んできたのがこのキャップ。この配色が絶妙すぎませんか?
ライトなミントグリーンとベージュのコントラストが可愛すぎて。そこにパタゴニアのロゴが載ってきて、個人的にドンピシャなルックスに。即購入しようとしたんですが、その日はプレオープンだったので購入できず…帰りの新幹線で即ポチりました(笑)。
冬はダークトーンの着こなしになりがち。持っているアウターはブラック、グレー、ネイビーばかり。少しマンネリというか物足りなさを感じていたのですが、このキャップをかぶれば簡単に抜け感が演出できるんです。
バックでもロゴを効かせられるところもお気に入り。ずっと古着にあるようないなたい2トーンのキャップを探していたんですが、こういう可愛らしい2トーンもいいなと思いました。
天ボタンのベージュもいい味を出している。
南米の漁業コミュニティから回収された使用済みの漁網を100%リサイクルしたネットプラスを採用。環境にも配慮したモノ作りが今の気分にぴったりです。
今まではモノトーンコーデにカラースニーカーでアクセントをつけることが多かったんですが、これからはこのキャップを効果的に使っていきたいと思います!
Photos:Ibuki Tamura Kaho Yanagi
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