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冬コーデの味つけに、大人なキャップを愛用する服好きが増えている! プレスや名物スタッフなどオシャレな5人が買ってよかったキャップとお気に入りポイントをあわせて紹介!
1.KIJIMA TAKAYUKI × TOMORROWLANDのアポロキャップ
90年代のジェットキャップをもとに製作。「海外モノのヴィンテージの風合いを出しながら日本人向けに浅く作ったサイズ感が魅力」。
2.TEMBEAのキャップ
バッグでお馴染み、テンベアから新登場したキャップに注目。浅めの6パネルのデザインに、コットン100%の生地の軽い被り心地が特徴。クリーンなチェック柄の上から施されたステッチが程よいアクセントで、子どもっぽくはならずにスタイリングを品よく仕上げてくれる。
「最近は柄物の洋服を選ぶ機会が減ったので、今年はキャップで取り入れたい。ダークトーンの差しアイテムとして活躍しそうな予感。ちょうどいいサイズ感でオールシーズン使えるので、ヘビロテ間違いナシです!」
スタジオファブワーク・エンケル PR
西澤 祐哉 さん
スタシオファブワーク・エンケルの若き名物PR。今のストリートの感性に、温もり感のあるアイテムをミックスするのが得意。私服スタイリングにもファンが多数。
3.Supremeのキャップ
Supremeの並びに参加して買った僕がずっと欲しかったキャップです。オンラインでは完売しておりましたが店舗では買えました!かなりかっこよかったのでネイビーとブラックどっちも購入しちゃいました(笑)。
“ウィロー“による大胆なグラフィックにウォッシュ感に、僕の頭に凄く綺麗にフィットする形だったのが2色買いの決め手!コーデはまた私服スナップなどで紹介すると思うので是非チェックしてみてください〜! 次の日速攻で被りました(笑)
4.ニューエラのカシミヤキャップ
「ニューエラ」が好きなんですが、選ぶのは決まってアジャスタータイプのものだったわけです。中でも最近のお気に入りが、こちらのカシミヤの黒キャップ。銀座店オープンの限定品で、まさに“大人のためのキャップ”というルックスが最高にカッコイイですよね。
ベースは名作の「9TWENTY」。自分の顔の形とも相性がよくて何個か持っているのですが、当然、カシミヤは初めて。柔らかな肌触りで被り心地は最高ですし、キャップなのに子どもっぽくならない上質なムードが鮮度抜群。カジュアルなアウターは格上げしてくれて、シックなコートにはしっかりマッチしてくれる優秀デザインです。
ニューエラにはタフなイメージがあったので、繊細なカシミヤというギャップにかなり惹かれました。遊び心が溢れたアプローチが素敵すぎます。ちなみにいつものシールはツバの裏に貼られていまして、さてどうするのが正解なんだろう…。ついたままのほうがイケてると思うので、当分ははがさないつもりではあります。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
5.〈POLO SPORT〉のキャップ
「趣味といえば服なんですけど、旅も好きで。大学時代は、毎年の冬休みにバックパッカーやってました。往復のチケットだけ買って、宿もなにも決めずに飛行機に乗って」
「そうした旅のなかでなにより興味を持ったのはやっぱり服だったんですけど、とくに面白くて共感したのは、いろんな国ごとの、その生活や必要性から生まれたスタイル。たとえばグアテマラのひとたちは、麦わら帽子の下にキャップを被ります。とにかく強い日差しを避けながら、でも、そんななかでもオシャレをしたかったんじゃないか、とか」
「だから僕も、自分の日常生活に馴染むものや、邪魔にならないものを選びたいんです。ショップに立つこの仕事をするうえで、パフォーマンスに支障をきたさないものを選びたい。そういう意味で、デニムはずっと苦手だったんですよね」
「とにかく汗っかきなので、帽子は必須。被ってないと汗がダラダラ落ちてくるので、ほぼ毎日なにかしら被っていて。とくに、ポロのキャップはお気に入りで、高1のときに初めて買ったのをいまだに被っていたりします。なかでも、最近仲間入りしてよく被っているのは、このポロスポーツのキャップ。ブランドが誕生した93年は自分の生まれ年なので、なんとなく愛着があって」
「自分に合う形のキャップはわりと早い段階で見つけましたが、でも最近は、『なんかしっくりこない』みたいな違和感も楽しくて。めちゃくちゃオーバーサイズのニューエラを頭にのっけるとか、アジャスターをあえてマックスまで緩くして被ってみるとか。“なんでも着る精神”というか、ファッションって、やっぱりそういうのが楽しくないですか?」
「合わない違和感をあえて楽しんだり、一方で、デニムを自分にビタビタに合う1本に育てたり。どっちの楽しみもありますけど、いずれにしても、やるなら全力で楽しみたい。洋服に携わっている人間は、本気でその楽しさを伝えないとダメだと思うんです。SNSで映えるものを着たいとか、いいねがたくさんもらえそうだから着たいとか、最近はみんな似たり寄ったりの表現やスタイルになりがちですけど、僕はそういう風にはなりたくないし、この業界をそんな風にしちゃいけないと思っています」
Photos: Shintaro Yoshimatsu Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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