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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第157回目はメンズノンノ編集の中村が担当。
《オーラリー MADE BY AETAのバッグ》
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キャンバス地のガーメントバッグ
普段は曲がりなりにもファッション編集者として着る物や持ち物に気を付けてはいるのですが、旅行となると別人格が出てきてしまうのがずっと悩みでした。持ち物を減らしたい、しわになるものは持って行かない、旅先ではおしゃれは二の次(何なら三の次くらい)、写真は自分は映らない(だっておしゃれじゃないから!)。というのがこのバッグと出会うまでの私。おしゃれなガーメントバッグさえあえば、旅先にもおしゃれな服を持っていけるのにな~と長年思っていましたが、ついにオーラリーで発見!しかも大好きなアエタとのコラボレーション!買わないわけにいかない!と、展示会で見て忘れられずお店へダッシュ。
ハリのあるキャンバス地のバッグは色もモダンで、さらに内側の折ってある部分を伸ばせばロングコートやスラックス、(男性には関係ないかもですがワンピースも)など丈の長いものもちゃんと収納できる。ガーメントバッグあるあるですが、この丸みのある部分が表に出るのが嫌…というのも解消。折って収納するアイディアはさすが!そしてタフなキャンバス生地のおかげで折ってもしわにならない!ロゴもさりげなくておしゃれ!ボディはキャンバスでハンドルや細部がレザーというのも大人にちょうどいい高級感と軽さを両立!すげえやオーラリーとアエタ!!
《My BUZZ Point》
気分が上がる、至高のパーツ!
バッグって細部のパーツに高級感が出るものだと思っているのですが、そこはオーラリーとアエタ。さすがのセンス。ジップは安っぽくならないよう、キャンバスと同系色で馴染ませているのもおしゃれだし(こんな色のジップあるの?ってくらい馴染んでいる!)、金具がほんのりマットなゴールドというのも大人っぽい。レザーのトリミングが効いているので、使うほどに味が出そうで、経年変化も楽しみです。
ガーメントケースくらい大きなものだから、ストラップが太めなのもさりげなくうれしいポイント。しかも金具が回転してくれるので、持ち運びが本当にストレスフリー。スマートなだけでなく、使い勝手も考え抜かれていて、モノを作る人のやさしさを感じられます。年末の帰省でも活躍しました。2025年はこのバッグで東京脱出、旅先でダサくなる自分とも決別!の予定です。
Photos:Ibuki Tamura
中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
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