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オシャレな人が買ってよかった「ニット」は大人ブラック。なかなか差をつけにくいアイテムだけど、どんな視点で選んでいるのか。服好き5人のこだわりをチェックして。
オシャレな人が買ってよかった
「最愛黒ニット」5選
1.ヨーコサカモトの黒ニット
「今でビッグシルエットの服が多かったのですが、最近はトップスはタイト目が気分になってきました。シンプルでベーシックな黒ニットを探していたので、このヨーコサカモトのニットは即決でしたね」
アウターを脱いだ時も
1枚で上品に仕上げてくれる
「ジーンズが好きで、このニットは相性が抜群。アウターを脱いだときも、ジャストなサイジングで品よく決まるところがお気に入りです。深みのあるブラックのシュッと見える感じもしっくり来ました」
「短めの丈感やリブの引き締まり具合もまさに理想的。今まで黒いニットをあまり持っていなかったので、長く愛用していきたいです」
2.JOHN SMEDLEYのニットシャツ
「ベーシックなカーディガンも、着丈が少し長めに作られた新作だといつもと違ってゆるいバランスで着られます。イージーフィットだからざくっとはおるのに最適で、古着のプリントTにもよく合う」
スタイリスト
中道康生 さん
雑誌や広告など幅広く活躍する新鋭スタイリスト。フレッシュな感性と抜け感のあるスタイリングが注目を集める。モードやストリート、古着にも精通
3.コム デ ギャルソンの黒ニット
今年の10月くらいにファッションに対する熱が強くなり、シーズンを超えて愛せる服に興味を持つようになりました。
周りがイイからではなく、自分がイイと思った服を着たいなとずっと憧れのあった「コム デ ギャルソン」のショップに足を運んだんです。
感動してその日に2色買い。
黒もいいけど赤もカッコイイ!
まずは初めて入ったショップの世界観に感動してしまって。置いてあるどの服にも、アイデンティティを引き出すようなデザインやこだわりが詰まっていて、まるで美術館に訪れたような体験でした。
シックでモードな大人なニットを探していたので、まさにこのニットは自分の希望にぴったり。ただ、せっかくだしと、他のコーナーも見てみたところ、気づいたらジュンヤ ワタナベでスラックスを買っていました(笑)。
さすがに「今日はもうニットは買えないな…」と思いつつ、でもどうしても忘れられなくて、帰り際に、またこのニットをチェックしに行きました。触り心地もよく、上質で、飽きの来ないほどよいシルエットが完璧すぎて。気づいたら黒と赤の2色買いしていました(笑)。
僕はまだま勉強中ですが、この1着がファッションにはまっていくきっかけになったことは間違いないです。ベーシックな白Tのような感覚のピースとして愛用していきたい。いまはこのニットをどう落とし込むかを考えるのが楽しいです。黒のほうが登板回数が多いけど、赤もカッコイイですよ!
4.フリークス ストア×ローソンの黒ニット
「畔編みのニットで厚みもしっかりとあり、ポリエステル70%とアクリル30%ということですが、特有の微光沢も品があります。今っぽいゆるさのあるシルエットもポイント!」
「柔らかい素材でリラクシングなシルエットだし、着心地がかなりいいです! このフィット感なら、中にシャツをレイヤードしてもごわつかず、ストレスフリーに着られそう」
「僕が一番気に入ったのは、この首元のしっかりとしたリブです。洗濯してもよれなさそうだし、少し無骨な雰囲気もあってかっこいい。こういうタフさに惹かれるんです」
「袖と裾のリブもテンションが弱めなのがいいですね。キュッと締め付けられるのが得意ではないのでうれしいポイントです」
「このドロップショルダーも今っぽい! アームホールが太めなのも魅力です。個人的にレイヤードした時に脇周りが詰まるのが苦手なので、これは地味にありがたい」
「透け具合はこんな感じです。畔編みのゆるさもある軽い着心地なので、夏以外の3シーズンいけちゃいますね!」
5.ポロ ラルフ ローレンの黒ニット
小林駿希さん/美容師
「オーバーサイズのニットとジーンズのラフなコーディネートですがメガネを加えてナードな雰囲気に。ジーンズは細めのウエストからズドンと落ちたワイドシルエットで抜け感をプラス。暖色系のポロ ラルフ ローレンとgullのブランドロゴはキャッチーで着こなしのアクセントにもひと役買っています」。
Photos:Kaho Yanagi Yoshio Kato
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