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僕らのファッションには欠かせないアイテムであるスニーカー。ここでは編集部が気になった「アディダス(adidas)」のスニーカーをまとめてお届けする。
adidas Originals
「SAMBA LT」
1950年にサッカーシューズとして誕生したアディダス オリジナルス「SAMBA」。実はスタンスミスやスーパースターよりも前に作られたアディダス最古のモデルのひとつ。今回はEUROなどの世界的な大きな大会が開催されるタイミングで、新作が登場した。その1950年代のオリジナルデザインを踏襲したモデルが登場した。スエードとレザーのディテールを施したメッシュアッパーに、レザーのスリーストライプスをあしらっている。さらに、新たに折り返し仕様の長めのシュータンを採用し、スパイクのような1足にアップデート。
adidas Originals
「SL 72 RS」
1972年、アディダス初のランニングシューズとして誕生した「SL 72」が50年余りの年月を経た2024年、新たなモデル「SL 72 RS」として登場! 軽量のナイロンアッパー、ソフトなスエードオーバーレイ、T-トウで当時のモデルを忠実に再現。そこに厚みのあるミッドソールを新たに兼ね備え、履き心地を現代的にアップデートした。また、写真のOGカラー以外にもさまざまなカラーリングを展開。フットボール系の次に抑えるべきは名作レトロスニーカーかもしれない。
adidas Originals
「HANDBALL SPEZIAL」
70年代後半、プロハンドボール選手たちが履きはじめたのがハンドボール スペツィアルの始まり。本作は日本企画でデザインされたモデルで、淡いブルーが特徴的なピッグスキンヌバックアッパーに、ネイビーのスリーストライプスとヒールパッチを配し、オリジナルの良さを活かしつつありそうでなかったカラーリングに仕上げた。ハンドボール特有の急な停止や方向転換に対応するためか、アウトソールのデザインもイケてる。
adidas
「HANDBALL SPEZIAL」
まだまだ止みそうにないアディダスのローテクスニーカーブーム。今月、また新たな「HANDBALL SPEZIAL」が登場する。オリジナルはハンドボールシューズとして70年代に生まれた。シンプルでスポーティなデザインながらも、スエードとテキスタイルを部分的に組み合わせ、ヴィンテージ感のある1足に仕上げているのが本作のポイント。ブルー系の復刻が多かっただけに、ポジティブなレッドが新鮮。
adidas Originals
「Country Japan」
クロスカントリー競技用に制作されたアディダスの「カントリー」。本作はアッパーに上質なゴードレザーとピッグスキンヌバックを使用したモデル「カントリー ジャパン」だ。半透明のガムラバーアウトソールを備えたEVAミッドソールを合わせて履き心地の良さを向上させた。
「ここ数年続くアディダスのレトロスニーカーブーム、来年に向けてサンバやガゼルじゃないモデルに注目です。特徴はこのフォルム。サンバやガゼルと比べて少し丸みを帯びており、革靴感覚で履けるのがいい。アッパーのブラウンとスリーストライプスの濃いブラウンの配色もその理由のひとつ。秋冬の足もとにもぴったりですね」。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
Photos:Yoshio Kato Hiroki Oe Ibuki Tamura Text:Kazuki Ebina
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