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寒いとダウンに目が行きがちだけど、今季は優秀な高機能アウターも勢ぞろい。人気のアウトドアブランドのテック名品から気鋭ブランドの渾身の1着まで、厳選の“ダウンじゃない”アウター18着をピックアップした。服のプロのオススメもあわせてチェックを!
“ダウンじゃない”のに暖かい
高機能アウター18選!
1.ザ・ノース・フェイス
コンピレーションウールオーバーコート
ハイロフトのダウンジャケットなどの上から着込むことができるサイズ感のオーバーコート。裁断屑や回収した古着など、衣服由来のアップサイクルウールを使用した厚みのある紡毛のメルトンウールに、軽量なポリプロピレンを混紡したオリジナルメルトン生地を採用。袖口に向かってボリュームを持たせた袖、比翼仕立てのフロント、フラップポケットなど、クラシックなディテールが唯一無二の存在感を発揮する。
襟を立てながら、ストラップを止めることで首回りを防寒できるチンストラップ付き。裏地には防風性のあるゴアテックス ウインドストッパーを採用、ウールアウターの防風性の弱点を改善した。
▼ムロフィス シニアマネージャー 嶋田さん
「ウールにポリプロピレンを混紡させることで、しっかりした肉感を保ちながら軽量化したクラシカルなコートに仕上がっています。TNFらしい機能性が盛り込まれており、オンオフで活躍するモデルです。裏地に採用したゴアテックス ウインドストッパーとの組み合わせなど、アウトドアで培ったテクノロジーから進化を遂げたウールコートと言えます」。
2. Noah × Barbourのコラボジャケット
1980年に乗馬用として誕生したバブアーの名作ジャケット「ビデイル」がベース。イタリアに古くから伝わる伝統技術を反映した高品質ウール"カセンティーノ"を使用し、暖かみたっぷりに生まれ変わらせた。
3.アークテリクスの
クロニン インサレーテッド オーバーシャツ
美しいフィットシルエットと、コンパクトな襟がスマートなインサレーテッドシャツ。耐候性と伸縮性に優れた厚手のナイロン生地を使い、中には断熱性に優れたコアロフトを封入。都会的なムードを保ちながら、防寒性と快適な着心地を追求したシャツが、街中からアウトドアシーンまで、幅広くフォローしてくれる。
剣ボロとカフス部分にスナップボタンを採用。必要なときには手軽にまくれて、ボタンを閉めればしっかり防風してくれる。
PR/御園生さん
「オーバーサイズなので一枚で着ても様になるデザインに仕上がっています。中綿入りで春先や秋口はアウターとしても活躍してくれるアイテムです。クライミングアパレルシリーズのクロニンは、伸縮性のある生地と人間工学に基づいたフィットやデザインで、動きやすく着用時にストレスがありません」。
4.sacai × SPIEWAKのジャケット
1904年にニューヨークで誕生したユニフォームメーカー、スピワック。その定番素材であるタイタンクロスを主役に、ボアやキルティングといったハイブリッドな要素を加えることで、サカイの美学をブレンド。
5.YOUTH OF THE WATERのジャケット
イメージソースは米軍のM-65フィールドジャケットが完成する過程で製作されたテストサンプル。当時のカラーリングを再現し、アウターとライナーを別個で着用できるようにするなど細部まで妥協なし! クラフトマンシップの可能性を追求するブランドの世界観を体現した。
6.HYKEのジャケット
ドライな生地感とミニマルなデザインがマッチ! 中に詰めたプリマロフト®による保温性はもちろん、見た目からは想像できない軽さも自慢。
7.Stone Islandのジャケット
今季から提供が開始された、廃棄予定の漁網をリサイクルした新素材パーテックス® カンタム ネットプラスを早速採用し、少量のプリマロフト®もIN。薄さと軽さ、防水性と耐風性、パッカブルによる手軽さも備えたタウンウェアの最高峰だ。
8.モンベルのパウダーグライドパーカ
生地に「ウィンドストッパー®︎ファブリクス(防水仕様)」を採用しており、防風性は折り紙つき。中綿には、濡れても高い保温性をキープする「エクセロフト®」をフードまで封入しており、防水透湿性と保温性の両方を完備したパーカ。街中はもちろん、スキーやスノボーなど、スノースポーツでも重宝する。
▼スタイリスト 深澤さん
「いま買って春まで着まわせるアウターを選ぶときに重要なのが、冷気の侵入させない防風性だと思っていて、このアウターは申し分なしです。軽い着心地と街にもちょうどいいオールブラックが魅力!」。
9.モンベルのライトシェルアウタージャケット
防風性、撥水性を備えたシェル素材と、暖かく蒸れにくい裏地のコンビネーションが秀逸。春秋はアウターとして活躍し、冬はインナーとして重宝するジャケット。汎用性の高い黒を選べば、街中からアウトドアまで、一年中、オールマイティーに活躍してくれる。
▼スタイリスト 深澤さん
「薄手で軽く、しかも暖かいので、春や秋には軽アウターとして活躍。カットソーの上からさっと羽織りたいですね。冬は大人っぽいアウターのインにレイヤードしても今っぽいと思います」
10.モンベルのサーマラップ パーカ
極細で強力な糸を使い、先端技術で織り上げられたバリスティック エアライト®を採用。中綿には保温力と撥水、速乾性に優れたエクセロフト®が入っており、防寒しつつ軽やかで快適な着心地を実現。厳冬期には中間着としても活用でき、抜群の汎用性から手放せなくなること必至の一枚。
▼スタイリスト 深澤さん
「モンベルはといえばEXダウンを想像しがちですが、エクセロフト®️という高機能な中綿アイテムも軽くて暖かくオススメです。リバーシブルで、しかもどちらもシックなカラーなので着回し力は抜群!」
11.モンベルのパウダーグライド パーカ
表地にウィンドストッパー®ファブリクス(防水仕様)を採用。中綿には濡れても保温力をキープするエクセロフト®が使われており、保温性と防水透湿性を兼備。普段使いはもちろん、スキーやスノボーなど、これからオンシーズンを迎えるウィンタースポーツでも重宝する。
▼スタイリスト 深澤さん
「ウィンタースポーツからデイリーまで着まわせるゴアテックスなジャケット。都会的なライトブルーなので冬の街にもフィットすると思います!ジップとのコントラストもオシャレ」
12.モンベルのフラットアイアンパーカ
表地にモンベル独自の防水透湿性素材ドライテック®を採用。中綿には保温性抜群で水分の濡れにも強いエクセロフト®を使用しており、外からも中からも防寒を追求したパーカ。ヘルメットの上からかぶれるフードや、ハーネスに干渉しにくいダブルスライダージッパーなど、クライミングなどにも対応できる機能性は誰かに自慢したくなる!
▼スタイリスト 深澤さん
「モンベルはダウン以外にも、『エクセロフト®』という高機能な中綿が超優秀。軽くて暖かく、耐久性や速乾性も高いです。表地が防水になっているのもポイント! 2万円を切るプライスも見逃せません」
13.モンベルのウール トラベルコート
トラディショナルなデザインが引き立つ、上質なウール素材のコート。中綿には、保温性に優れたエクセロフト®︎を採用。裏地にはバリスティック®︎ナイロン・タフタ(帯電防止加工済み)が使われており、着脱もスムーズ。膝上丈により、ビジネスシーンにもすんなりと溶け込む。
▼スタイリスト 深澤さん
「個人的に注目しているモンベルのトラベルのライン。掘り出し物が多く、まさに裏名品といったアイテムがあります。今回はビジネスシーンでも活躍してくれそうなコートを発見。スタイリッシュなルックスですが、エクセロフト®︎でしっかり暖かいです」
14.ユニクロのパフテックパーカ
POINT!
▶綿抜けしづらく手洗いもできてお手入れ簡単
▶ブロック状のキルトで着るだけで決まる
「高機能中綿の“パフテック”を採用したジャケット。本当に軽くて、着ているとじわじわ暖かくなってきます。ブロック状のキルトもオシャレ。実は2枚の生地を織り合わせた特殊素材で針穴がなく、雨や風が侵入しにくいとのこと。可愛いだけじゃなく、機能面も充実してますね!」
「ポケットはラインに沿って配置されていて、キルトのデザインを邪魔していないのがポイント。もちろんジップもついています。裏地のポケットは大容量です!」
「高めのネックや袖と裾のギャザーが、冷気をシャットダウンしてくれますね。特に裾のギャザーはしっかりとフィットしてくれて動きやすいです。あと個人的にフードの立ち具合がキレイなところが気に入りました!」
15.ユニクロパフテックキルティングジャケット
POINT!
▶カジュアルすぎずきれいめに着られる
▶性別を問わない適度なリラックスシルエット
「今回試着した“パフテック”のアイテムの中で、1番暖かいのがこちらのジャケット。襟付きタイプの中綿ジャケットはユニクロでは新鮮だなと思いました。カジュアルすぎないのでボタンを上まで留めて、クリーンなイメージで着たいです」
「フロントもサイドポケットも同系色のスナップボタン仕様です。キルティングのボディは光沢がおさえられているので、デイリー使いしやすいですね。保温性を求めつつ、周りとは差をつけたいという人にはピッタリだと思いました」
「袖はリブ仕様になっています。やっぱり一番のポイントは上品な襟で、立たせて着てもカッコよかったです。タートルネックニットをレイヤードするのもオススメ!」
16.パタゴニアのナチュラル・ブレンド・レトロ・カーディガン
保温性抜群なフリース素材のカーディガンは、リサイクル素材を使い、温かく快適な着心地を実現。個性的なマーブリング模様は、私たちの故郷であり遊び場である地球のフィールド、波、川、トレイルを緑、青、白の曲線で表したもの。色、ボリュームともに重くなりがちな冬の装いをアップデートしながら、長く着続けることで自分好みに育てるのも楽しい一着。
フロントジッパーの内側にウィンドフラップを備えており、外からの冷気をしっかり遮断。パタゴニアでも人気のフリース製品には、リサイクルされたペットボトルとリサイクル・ウールの混紡素材が使用されている。
▼牧野さん (マーケティング部)
「レトロ・カーディガンはパタゴニアを象徴するフリース製品の一つです。1988年に登場したレトロ・パイル・カーディガンから36年たった今、形は大きく変わらずとも、素材はより環境へのインパクトを抑えたものに、またフィットは男女兼用のジェンダー・インクルーシブへと進化しました。そんなパタゴニアの歴史と今を感じていただける名品です」。
17.ヨークのベスト
ムラのあるシャイニーなテクスチャーは、ヨコ糸に黒原着ナイロンを打ち込んだシャンブレー効果によるもの。封入したプリマロフト®に加え、仕上げに撥水(はっすい)加工を施しているため、悪天候にも対応可。また裏地にはキルト中綿を使用し、リバーシブルでも着用できる、一挙両得な1着。
18.プロダクトトゥエルブのブルゾン
表地は超撥水軽量ナイロンリップストップ、中綿にはプリマロフト®をセレクトし、ボリューム感を抑えたスマートなフォルムを形成。ミリタリーライクなキルティングブルゾンながら、ロイヤルブルーによってアーバンなルックスに仕上がっている。
Photos:Keita Goto[W] Hair:Waka Adachi[eight peace] Stylist:Takeshi Toyoshima Models:Eriya Kazuma Anzai Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models] Composition & Text:Kenichiro Tatewaki
Photos:Tak Sugita[Y’s C] Hair & Make-up:Katsuyoshi Kojima[TRON] Stylist:Masaaki Ida Models:Kazuma Anzai Kotaro Inai[Both are MEN’S NON-NO models] Composition & Text:Shun Koda
Photos:Yuichi Sugita Yoshio Kato
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