▼ WPの本文 ▼
撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテしていた“愛用シューズ”をピックアップ。
エディターの「愛用シューズ」4選
1.KITH × MLB for Clarks Originals Wallabee
つま先でさりげなく主張する
“おこだわり”ワラビーブーツ
ブルージーンズに合わせていなたいムードで履くもよし、スラックスに合わせてキレイめなスタイルをハズすもよし、夏にはショーツに合わせて履くのもよさそう…! と、その万能さに思いをはせつつも、「いま買うなら、何かひとひねりがあるものが欲しい」と考えているうち、手に入れられずのままだったクラークスのワラビーブーツ。
プレーンなワラビーブーツは比較的すぐに手に入れられると思ったので(それが「定番」と言われる名品のいいところ! )、ここまで来たらグッとくるコラボや別注アイテムが買いたいと、新商品情報をチェックし続けていました。
そんななか、ハイプなスニーカーがそろう「KITH」のショップをパトロールしていた際にふと目にしたのです、おなじみのあのロゴが配された、見たこともないワラビーブーツを!
見たこともなかったのは単に僕のリサーチが甘かったからなのですが(反省)、もし事前にチェックできていたとしても、間違いなくひとめぼれしていたアイテムだと思います。
こちらは、「KITH」と「MLB(メジャーリーグベースボール)」、そしてクラークスのトリプルコラボ。クレープソールは通常のワラビーと同様で、アッパー素材も定番のベージュスエード。ただつま先の部分に、ニューヨークヤンキースのロゴが浮き上がるように配されています。
アッパーとロゴが同色なので、目立ちすぎないさりげなさが気に入りました。僕はワイドパンツをよく履くため、パンツの裾からロゴがチラ見せになるバランスでいい感じ。遠くからぱっと見ただけだと、なんてことないふつうのワラビーブーツに見えるので、「自己満足感」がたっぷり味わえる最高のあんばいです(笑)
さらに、インソールにはニューヨークヤンキースといえばの、ネイビーとホワイトのピンストライプが! 普段は見えない部分にあるこのこだわりも、自己満足ポイントをより加点してくれるうれしいディテールです。
クレープソールがすり減ってしまうのが怖くて、”登板”回数はそれほど多くないのですが、ここぞのいうときの足元のアクセントとして、これからも大事に履いていきます。(エディター山口)
2.クラークス オリジナルズのメンズ ワラビー ゴアテックス / Wallabee GTX(ブラックスエード)
だってみんなが最高だって言うから…
メンズノンノウェブでもたびたびピップアップしているゴアテックスなワラビーをついにゲットしちゃいました。しかも人気の黒。雨の日でも大人っぽい足元を演出してくれる強い味方とあって、服好きたちの間でも愛用者が多いモデルです。早速、着用感などをレビューしていきたいと思います。
クラークスはデザートブーツ派で、実はこれが初ワラビー 。このサイドの愛くるしいルックスのイメージが強かったんですが、実際に手に取ってみるとアッパーからトゥにかけては割とシャープで驚きました。もっとワイドで丸っこい表情なのかなと思っていたんで意外でしたね。実際に履いてみると…
スマートな幅なので、思っていたよりフィット感は上々でした。スニーカーは27〜27.5センチなのですが、ワラビーの場合は26センチでちょうどいいサイズ感だと思います。
厚みのあるビブラムソールを搭載していて、グリップ力もイイ。見た目は重厚感がありますが、履いてみるとそれほど重たさを感じませんでした。足運びもストレスフリーですいすい行けちゃいます。ちなみに、ビブラムソールって響き、昔から惹かれるんですよね(自分だけ?)。
ゲットしたのはいいものの、実はまだ雨の日に履けていないんですよね…。東京は梅雨入りしても今のところほとんど雨が降らずなので、実力を試せずにいるんです。とはいえ万能なデザインでデイリー使いもしやすいので、雨を待ちつつ、ガンガン履きたいと思います!(エディター楊井)
3.ビルケンシュトック ホンネフ
自分で選んだわけじゃないのに…
年末にビルケンシュトックの福袋を購入。サンダルが2足入っていると勝手に思い込んでいたのですが、開けてみると小さい箱と大きい箱が。なんかのおとぎ話のような展開に心躍り、26,400円(!)とまあまあ高額だったので、ブーツを期待して箱を開けてみると…当たったのはこの「ホンネフ」というモデルでした。見たことのないデザインで一瞬「?」となったのを覚えています(笑)。
けど、ビルケンシュトックはサンダル以外にも革靴をヘビロテしていたこともあり、そのモデル名は忘れましたが、スタイリストさんに褒められることが多くて結構気に入っていたんです。このホンネフもネイビーのパンチングレザーとコルクのソールのコントラストが可愛くて、手にとってよく見ると「!」に変わったんですよね。
自分で選んだわけじゃないけど、普通にショッピングをしていたら出会えることがなかったかもしれないので、「これも運命?」と、早速履いてみることに。足を入れてみたところ、当時の履き心地のよさを思い出しました。軽くて、ほどよい硬さもあって、快適! さすが、ビルケンシュトックです。
上から見るとサンダルような丸みのあるフォルムです。ちょっといなたい感じのルックスが個人的に好きなポイントですね。前に持っていた革靴もこんなまるっこい見た目でした。
大人っぽいネイビースエードのパンチングレザーにも惹かれました。ネイビーのレザーシューズは狙っていたけどなかなか良いものに出会えなかったので、突如向こうからやってきた感じですかね(笑)。
「ブルーフットベッド」は取り外し可能。下の写真のような感じで入っていて、ちょっと驚きました。
足への負担を軽減しながら、身体のブレを補正してくれる機能的なインソールです。衝撃を吸収し、長時間履いていても疲れないのがうれしいですね。こちらを愛用しつつ、もう1足のサンダルのほうも早く履きたくなってきました!(エディター楊井)
4.GU チャンキーソールUチップシューズ
スニーカー派も納得の軽い履き心地!
この連載を読んでいただいている人ならご存じかと思うのですが、私は大のスニーカー派。なんせ、ファッションへの目覚めがハイテクスニーカーブームだったということもあり、それをいまだに引きずっているんです(笑)。
ただ、年に数回、思い出したかのように革靴を履きたい気分になることがあるんです。そんなときにシューズクローゼットをのぞくと「履きたい革靴がない!」という現象が起こり、あきらめることがほとんど。欲しいモデルはたくさんあるんですが、なぜか気づくと別のスニーカーを買ってしまっているんですよね…。
と、前置きが長くなったんですが、GUの展示会で見かけたこちらのUチップシューズがすごかったんです! (2,990円という値段も込みで)ひと目ぼれしてしまい、早速試着してみたところ、厚みのあるチャンキーソールでクッション性も抜群。しっかりと安定感はあるものの重すぎない! いつの間にかワードローブに迎え入れてました(笑)。
長時間履いてみたんですが、まるでスニーカーのような履き心地でまったく疲れ知らず。先ほど、年に数回、と書きましたが、すでに履きまくってます。ジーンズやスラックを問わずに相性よくマッチしますし、カジュアルな着こなしを格上げしてくれます。なんといってもやや丸みを帯びたルックスがかわいくて気に入りました!
GUはリアルレザーのシューズもコスパ最高で有名ですが、こちらは合皮を採用。革靴のお手入れに慣れていないので、ラフに扱える合皮のほうが自分のライフスタイルには合っているんです。
たまにスーツやセットアップを着ることもあるんですが、そのときにも履きたいですね。本当にどんなスタイルにも合ってくれるので、いきなり1軍に昇格したスーパールーキーって感じです!(エディター楊井)
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
▲ WPの本文 ▲
editor's BUZZ / 編集者の愛用私物