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秋冬アイテムの定番トップス=「スウェット」を徹底解説。オシャレな人が愛用する逸品からお手本着こなしまでをまとめてみたので、ぜひチェックしてワードローブを格上げしよう!
目次
4|オシャレな人のスウェットの選び方は?お手本着こなしで解説!
1|オシャレな人の愛用スウェット
セレクトショップのプラスからエディターまで服好きが愛用しているスウェットとブランドをチェック! クルーネックは無地が人気!
1.アーバンリサーチのスウェット
「身幅広めで丈短めの今のファッションに合うシルエットの1枚です。そのバランスに加えて、裏毛なので長いシーズン愛用できますし、表裏をひっくり返して裏面で着られるのもポイントです」
2.ビームスのスウェット
「ヴィンテージのような日焼け加工が施されたボディや冬も着用できる裏毛仕様が特徴。手ぶら好きなので、実用的なジップポケットがさりげなくついているもありがたい」
3.blurhmsROOTSSTOCKの
別注クルーネックプルオーバースウェット
「以前まで定番的にやっていた、カレッジモチーフのプリントスウェットが別注アイテムとして復刻!プリントデザインとカラーはそのまま、ボディのサイズバランスがアップデート。当時よりもややコンパクトになり、よりデイリーに取り入れやすくなった一着です」
4.NAUTICAのスウェット
「ノーティカの定番クルーネックスウェット。シンプルなロゴは、小さいながらも控えめなアクセントになってくれます。カラーもベーシックなので、着回ししやすく、どんなスタイリングにも馴染んでくれる優秀アイテムです!」
5.FOLLのスウェット
「生地の段階で染色後にもみ洗いをし、、乾燥の工程を繰り返すことでヘヴィースウェットな肉感ながら柔らかさを両立させました。また熱がこもらないよう、通常は針で染色後に起毛する工程を染色前の段階で複数回の特殊工程を踏んで起毛することで毛抜けがなく、柔らかさと空気を含んだふくらみのある風合いに仕上げています。着膨れを起こしがちなフットボールスウェットですが、綺麗に着ることもできるのが魅力です」
6.ドリス ヴァン ノッテンのスウェット
ドリス ヴァン ノッテンは、昔からずっと憧れているブランド。個人的にドリスと言えば力強くラグジュアリーなデザインというイメージがあったのですが、(たぶん)6〜7年前に買ったこのスウェットは「本当にドリスなの?」と驚きながら手に取った記憶があります。
購入当時は今のようなビッグシルエットが定着するずっと前。このスウェットは「small」なのにほどよくゆったりとしていて、アームホールも太め。身幅も広くて肩も落ちているのに、着るとやっぱり上品なんです。今でこそ割とあるバランスだと思うのですが、数年前の自分にとってはすごく新鮮で衝撃を受けました。
リブのテンションも強すぎずゆるすぎずでちょうどいい。しかもさりげない切り替えがあり、ディテールワークも秀逸です。ちなみに、裾のリブが強いのが苦手で、ストンと落ちるシルエットも超理想的!
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
2|オシャレな人の愛用スウェットパーカ
クルーネックと人気を二分するのがパーカ。プルオーバーもフルジップも汎用性は抜群。デザインが入ったものを選ぶとレイヤードスタイルでも活躍してくれる!
7.blurhms ROOTSTOCKのパーカ
「意外と持っていなかったフルジップのパーカ。プルオーバーのクールなストリート感は影を潜め、なんだかナードなイメージがあり、いまの気分にしっくりきました。まだ暑さの残る季節には便利なアイテムですし、スタイリングの妄想が捗ります。今年の夏に集めたTシャツをインして、夏への未練を残しつつ、秋への移り変わりを楽しみたいです」
8.HOLO MARKETのパーカ
「大胆に装飾されたフロントの花柄が特徴的なパーカ。1枚で着ても、アウターの下からこの花をのぞかせても、インパクトのある着こなしになること間違いなしです。秋冬の暗くなりがちなコーディネートにワンポイントとして取り入れたい!」
9.KURO for FOLLのスウェット
「KUROで定番展開している、全工程手作業のダメージ加工を施したスウェットがベース。実際に長く着用することで出る経年変化を追求したダメージ具合がポイントです。色も日焼けによる褪色で出る、赤みのあるネイビーを表現しています。選ぶサイズによって着方が選べるのも特徴ですが、個人的にはレギュラーフィットにして、選んでスラックスなどきれいめなアイテムと合わせたいです」
10.OUAT〈ASTRO PARKA〉
「古着・新品問わず、ジップアップのフーディは去年の頭から探していました。古着だったら年代モノのヴィンテージ、新品であれば新品らしい素材使いやシルエットのものが欲しくて、たまたま展示会に行ったとき着用したのがこちらでした。感触のよい素材感、ボリューミーなシルエット、ほどよく今っぽいニュアンスもあり、これは良いなと思いました。ひねらず、いつものデニムにスタンスミスくらいで、さらっとさりげなく着るのが気分です」
11.無印良品の婦人
スウェットフルジップパーカ
まず目を惹くのがこの丈の短さ。そして肩幅、身幅ともに広めのボックスシルエット。服好きならすでにお気づきの通り、このアイテム、トレンドのモードもY2Kなスタイリングもいけちゃう、”調子良い”アイテムなんです。
続いてはパーカにとってかなり大切な生地。フードがしっかり立つ肉厚ぶり。裏起毛で、保温性の高いのもポイントです。素材はコットン81%にポリエステル19%。コットンの優しい肌触りに、ポリエステルの耐久性や縮みにくさを兼ね備えた、シルエットだけで無く素材からもこだわりを感じる逸品!
3|ベスト、カーディガン…オシャレな人愛用の技ありスウェットアイテム
服好きの間では、差がつくスウェットアイテムを愛用する人も多数。ベストやカーディガンなど、着るだけでサマになるグッドデザインが強い味方に!
12.BEAUTY&YOUTHの
スウェット ジップ ベスト
「秋冬のレイヤード使いに大活躍してくれる、スウェットベスト。ダブルジップがスタイリングのアクセントになってくれますね。身幅は広いのに、短丈でコンパクトに仕上げているので、スタイルアップも叶います。スウェットベストなので、アウターを着込んでもかさばらないのが魅力!」
13.blurhms ROOTSTOCK × JOURNAL STANDARのスウェットカーディガン
ジャーナル スタンダードがブラームス ルーツストックに別注したスナップカーディガンは、ゆったりしたフォルムの抜け感が魅力。80年代のスポーツブランドをモチーフにしたレトロなデザインで、深みのあるブラウンだから大人っぽく着られる。生地にピグメント加工を施し、ラフな風合いに仕上げたのもポイント。
「上質なスウェット生地が心地よくて、毎日でも着たいくらい。オックスフォードシャツやシャンブレーシャツのようなクラシックなアイテムの上に羽織って、ローファーで足もとを引き締めてもいいですね」
ジャーナル スタンダード PR
玉木悠斗 さん
アウトドアアイテムを日常に落とし込んだスタイルが支持を得る先輩PR。ストリートスタイルからトレンドのテック系スタイルまで幅広く着こなす。
14.BEAMU PLUS
ミリタリーのトレーニングウェアに着想を得てデザインされたビームス プラスのハーフジップスウェット。肩周りはゆったりしたシルエットで、希少な旧式の編み機で編み上げた裏毛素材は包み込まれるように柔らかな着心地。ジップをあけて抜け感を出した着こなしに、春色のインナーをチラ見せするのもアリだ。
「ミリタリー調の無骨なデザインをきれいめに着こなすのが気分。インナーにボタンダウンやストライプのシャツを入れ、スラックスと革靴でクリーンなスタイリングに仕上げたいです」。
BEAMS PR
丸 海都 さん
クラシックなアイテムに現代的な感性を取り入れたスタイリングが注目を集める人気PR。
15.KYOUのスウェット
「スウェットを探していたところ、ヘビーウェイトのスウェットに対してレザーを使用した襟がユニークなこれまでにないデザインにひと目惚れ。ゆったりとしたサイズ感に対して襟元のレザーが意外にも好相性でした。定番のデニム合わせを楽しむ予定でしたが、気分を変えて足元に革靴を合わせた大人なカジュアルスタイルにまとめるのもいいかもしれません」。
4|スウェットの選び方は?お手本着こなしで解説!
最後はオシャレな人のスウェットのお手本着こなしをスナップでチェック。タイプ別にまとめたのでぜひ毎日のコーディネートの参考に!
愛用スウェットのお手本着こなし①
小沼野洸さん/アーバンリサーチ プレス
オールブラックで大人っぽく!
程よいボリューム感と丈感が魅力のフルジップスウェット。オールブラックの着こなしを一気に都会的な印象に。
「『FARAH×URBAN RESEARCH』の別注スウェットは、今っぽいフルジップ仕様。スタンドカラーになるので、首元の寂しさも軽減してくれます。合わせやすいカラーリングと抜け感のあるサイジングがお気に入りポイント!」
愛用スウェットのお手本着こなし②
スウェット:ラッセル パンツ:ソロ スモア キャップ:ヤンキーススタジアム アクセサリー:ヴィンテージ 時計:ヴァーグウォッチ スニーカー:ナイキ
工藤快音さん/販売員
オーバーサイズは色数をおさえて着る
「普段からオーバーサイズや、ラフで楽チンなアイテムをよく着ています。このラッセルのスウェットは、アメリカの日光に当てて日焼けをさせているんです。オリジナリティがあり、ツウな雰囲気がかっこいいと思い購入。気負いがないのにおしゃれな雰囲気があるので、お気に入りです」。
愛用スウェットのお手本着こなし③
その他の着用アイテム:パンツ(ビューティー&ユース)、靴(プーマ for ビューティー&ユース)、帽子(ハロー サンライズ)、眼鏡(エーディーエスアール)
野口 倫太郎さん/ビューティー&ユース ショップスタッフ
定番グレーはスラックスで脱アメカジ!
アメカジムードのある定番グレーのスウェット。ジャスト目なサイズを選んで武骨になりすぎないようにしたのがポイント。スラックスで大人っぽく仕上げて。
愛用スウェットのお手本着こなし④
黒須将大さん/プレス
ゆるいシルエットはキレイ色で爽やかに!
「淡すぎず濃すぎないブルーが潔い、バギージーンズが主役。トップスもライトブルーで軽快な雰囲気にしました」。
「スウェットにジーンズを合わせると気が抜けたコーデに見えがちなので、インナーの白を裾から少し覗かせて『ちゃんと考えてるな』感が出るように意識しました(笑)」。
愛用スウェットのお手本着こなし⑤
後藤留維さん/スタイリスト
ジャストサイズにはワイドパンツを
「普段、色はあまり使わないんですが、カラーアイテムに挑戦したいと思ったとき、ユニクロならためらわずに買えるのがありがたいです。カーキグリーンの古着のパンツをきれいめに見せたくて、このグリーンのスウェットシャツをコーディネートしました。短めの着丈が今っぽくて、裾のリブがしっかりしているので折り返してベルトにかける着こなしもキマりやすい」
「グリーンが映えるようにFROGISALIEN(フロギサリアン)のニットキャップやスニーカーは白でまとめました。スウェットシャツとパンツのワンツーコーディネートは、襟元から白Tシャツやネックレスのチェーンをチラリとのぞかせるなど、ネックまわりにも気を配ります」
愛用スウェットのお手本着こなし⑥
その他の着用アイテム:パーカ、パンツ(ともにビームス)、靴(ディエッメ×ビームス)
原田大嗣さん/ビームス プレス
旬のボリュームダウンにはビッグサイズを
「テック素材の代名詞・ゴアテックス搭載のマンモスダウンは、着丈が短めで、まさに気分です。ボリューム感もポイントで、コレさえあればとりあえず冬は越せると思わせてくれる安心感がありますね。太さのあるパンツなど、普段どおりの自分のスタイルにそのまま羽織って、アメカジテイストのアウトドアスタイルに」
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