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そろそろ本格的に秋のアウターが必要になってきた。オシャレな人たちはどんなモデルを愛用しているのか気になって調査したところ、スタイリストやプレスなど服好きたちも安定のブラックを相棒にしていた!4人のリアルなセレクトをチェック!
オシャレな人が買ってよかった
「黒アウター」4選
1.F/CE.のジャケット
「タウンユースや、これから多くなるフェスなんかの時にも活躍する2wayジャケット。素材はハイブリット素材のPERTEXを使用し、高い透湿性と軽量の防水プロダクトなのがポイントです。フロントのフリンジもデザイン性があって気に入っています!」
2.ADAM ET ROPÉ のトラックジャケット
ラグランスリーブのゆとりあるアームホールやダブルジップ仕様で機能的。「撥水タフタ生地のトラックジャケット。モード×ミリタリーのミックス感が好きですね。色物のシャツとスラックス、足もとはローテクスニーカーを合わせたい!」。
3.インカミングのジャケット
「イギリス軍のカデットパーカがベースデザインで、フロントの大きなポケットが便利。フーディの紐やカフス部分のデザインはブランドらしく、ハーフジップなのもインナーで遊べるので気に入っています」。
4.〈Ernest W. Baker〉のウエスタンジャケット
「スタイリストアシスタントをはじめた20歳の頃、古着に目覚めて、なかでも70年代の洋服やスタイルが好きになりました。いまでこそトレンドのど真ん中ですが、その頃はフレアパンツをメンズが穿くことすら珍しいなか、僕はフレアパンツを何本も買うようになって、いまではすっかり自分のスタイルになっています」
「70年代当時のフレアパンツを着るとはいえ、スタイルとしてクラシカルになりたいわけではないので、そういうとき、アーネストダブルベイカーのジャケットを着ると、ものすごくバランスがいいんです。古着にハマりはじめた直後に出合ってから、とにかく好きなブランドになりました」
「たしか5年前に買ったジャケットで、それから毎年、つねに一軍にいます。今年ももちろんそうですね。ショートでコンパクトなボディですが、でも全体のサイズ感が小さいっていうわけでもなくて、長い袖やロングポイントの襟、余計なポケットをつけずシルエット重視のデザインにしているところとか、ソリッドさや品があります」
「仕事抜きに、こと自分の着る服に関していうと、いま軸にしている70年代のスタイルみたいに、世間のトレンドを気にせず、ただ自分が好きなものを変わらず着続けてきました。とはいえはじめは、ひとつ自分にハマるものが欲しかったというのもあるかもしれません。アシスタントの頃は、まず『覚えてもらう』っていうのが、すごく大事だったりしますから」
「こういう格好をしていると、撮影で何度も会う先輩方が、触れてくれたりするんですよね。『お、まだやってるね〜』とかって。このキャスケットもそうだし、あと、岩場のロケだろうと革靴を貫く、とかもそうだし。ネタ的にやってたところもありますけど、でもそういう経験を通して、自分の軸を持つっていうのが、いつもファッションをポジティブに捉えさせてくれています」
Photos: ITCHY Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
Photos:Yuichi Sugita
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