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スニーカーもいいけれど、秋冬のコーディネートには革靴を合わせたくなる。セレクトショップのプレスなどオシャレな5人が買ってよかった愛用品をコメントとともにお届け!
オシャレな人の「愛用革靴」5選
1.LEYUCCASのローファー
「展示会にて個人オーダーをした特別モデル。すごく派手な形ではなく、究極にシンプルゆえの色気を纏っていたのですが、もうひと足ししたく、ネイビーのリザードでオーダーしました。何の変哲もないジーンズやチノパンに合わせたい」
2.SANDERS for FOLLのシューズ
「サンダースと制作したチャッカブーツ。深みのあるネイビーのスウェードと日本人向けのミリタリーラストに、イギリス本国で採用されている柔らかいラバーソールをオン。ソールはフルポロン仕様で、緩衝芯が踵だけでなく前面にも入っているので、疲れにくく毎日履けるのが特徴です」
3.J.M. WESTONのローファー
「どこか野暮ったさがありながら、クリーンな印象もあわせ持つ定番名品。どんな着こなしも品よくまとめてくれるので、ファンが多い理由がわかります。しっかりと手入れして、人生の相棒として履いていきたい一足です」
4.〈J.M. WESTON〉のローファー
「エディフィス歴でいうと、いよいよ10年目に差し掛かっているところなんですが、このウエストンのタンカラーのシグネチャーローファーには、すごく思い入れがあるんです」
「というのも、ウエストンは『フランスの高級靴といえば』なブランドで、エディフィスのスタッフたる者、だれもが入社して一足は手にするっていうのが伝統みたいなところがあって。僕にとっては、このローファーがその1足目でした。ただ、洋服屋あるあるですが、金銭的な理由で数年後に手放しちゃって……」
「それからしばらく時間が経った3年前、エディフィスというブランドを体現するべきプレスという役職に就いたとき、改めて買い直したのがこれなんです。人生の転機に、ふと脳裏に浮かんだというか」
「王道に少しひねりを加える文化やスピリットが、エディフィスにはあります。だから当時の僕も、この茶色すぎも赤すぎもしない絶妙なカラーリングに魅力を感じました。固すぎない洒脱なフレンチ感があるというか。履いてみると、意外と合わせやすいんです。それでいて、黒よりも圧倒的に洒落て見える。茶靴を履きこなせるひとが一番オシャレ、って言いますし」
「この靴に対する印象は、当時もいまも、いい意味でぜんぜん変わりません。当時と合わせるブランドが代わっても、違和感がない。いつ、どんなシチュエーションで見ても、これはこれというか。それが魅力であり、名品たるゆえんかもしれません。マイスタンダードですね」
5.HARUTAのローファー
ローファーでお馴染みのハルタ。中でも定番のタッセルローファーだが、このシンプルさが絶妙。通常デザインされがちなサイドベルトやフリンジが無く、つるりとしたアッパーに小ぶりなタッセルのみがさりげなく主張。これくらいの塩梅が足もとのアップデートに丁度いい。すっきりした細身のフォルムも特徴。
「ドレススタイルには遊び心をプラスできるし、カジュアルな日常着は適度に引き締めてくれる。ゴム底で返りが良く、長時間履いても疲れない。機能性が高い上にリーズナブルなのも嬉しいですね」
4K PRアシスタント
野口裕輝 さん
アメカジをベースにしたスタイリングが人気。休日は愛車のハーレーを乗りこなし、バイカーカルチャーを受け継いだスタイルに挑戦中。
Photos:Yuichi Sugita Yoshio Kato
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