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秋トップスの本命といえばスウェットも外せない。プレスやデザイナーなどオシャレな人も、この秋は気分の様子。買ってよかった愛用品をコメントとともにお届け!
オシャレな人が買ってよかった
「愛用スウェット」9選
1.アーバンリサーチのスウェット
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「身幅広めで丈短めの今のファッションに合うシルエットの1枚です。そのバランスに加えて、裏毛なので長いシーズン愛用できますし、表裏をひっくり返して裏面で着られるのもポイントです」
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2.ビームスのスウェット
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「ヴィンテージのような日焼け加工が施されたボディや冬も着用できる裏毛仕様が特徴。手ぶら好きなので、実用的なジップポケットがさりげなくついているもありがたい」
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3.blurhms ROOTSTOCKのパーカ
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「意外と持っていなかったフルジップのパーカ。プルオーバーのクールなストリート感は影を潜め、なんだかナードなイメージがあり、いまの気分にしっくりきました。まだ暑さの残る季節には便利なアイテムですし、スタイリングの妄想が捗ります。今年の夏に集めたTシャツをインして、夏への未練を残しつつ、秋への移り変わりを楽しみたいです」
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4.HOLO MARKETのパーカ
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「大胆に装飾されたフロントの花柄が特徴的なパーカ。1枚で着ても、アウターの下からこの花をのぞかせても、インパクトのある着こなしになること間違いなしです。秋冬の暗くなりがちなコーディネートにワンポイントとして取り入れたい!」
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5.blurhmsROOTSSTOCKの
別注クルーネックプルオーバースウェット
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「以前まで定番的にやっていた、カレッジモチーフのプリントスウェットが別注アイテムとして復刻!プリントデザインとカラーはそのまま、ボディのサイズバランスがアップデート。当時よりもややコンパクトになり、よりデイリーに取り入れやすくなった一着です」
6.NAUTICAのスウェット
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「ノーティカの定番クルーネックスウェット。シンプルなロゴは、小さいながらも控えめなアクセントになってくれます。カラーもベーシックなので、着回ししやすく、どんなスタイリングにも馴染んでくれる優秀アイテムです!」
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7.FOLLのスウェット
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「生地の段階で染色後にもみ洗いをし、、乾燥の工程を繰り返すことでヘヴィースウェットな肉感ながら柔らかさを両立させました。また熱がこもらないよう、通常は針で染色後に起毛する工程を染色前の段階で複数回の特殊工程を踏んで起毛することで毛抜けがなく、柔らかさと空気を含んだふくらみのある風合いに仕上げています。着膨れを起こしがちなフットボールスウェットですが、綺麗に着ることもできるのが魅力です」
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8.KURO for FOLLのスウェット
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「KUROで定番展開している、全工程手作業のダメージ加工を施したスウェットがベース。実際に長く着用することで出る経年変化を追求したダメージ具合がポイントです。色も日焼けによる褪色で出る、赤みのあるネイビーを表現しています。選ぶサイズによって着方が選べるのも特徴ですが、個人的にはレギュラーフィットにして、選んでスラックスなどきれいめなアイテムと合わせたいです」
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9.ドリス ヴァン ノッテンのスウェット
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あの時、もう1色買っていれば…
ドリス ヴァン ノッテンは、昔からずっと憧れているブランド。個人的にドリスと言えば力強くラグジュアリーなデザインというイメージがあったのですが、(たぶん)6〜7年前に買ったこのスウェットは「本当にドリスなの?」と驚きながら手に取った記憶があります。
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購入当時は今のようなビッグシルエットが定着するずっと前。このスウェットは「small」なのにほどよくゆったりとしていて、アームホールも太め。身幅も広くて肩も落ちているのに、着るとやっぱり上品なんです。今でこそ割とあるバランスだと思うのですが、数年前の自分にとってはすごく新鮮で衝撃を受けました。
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リブのテンションも強すぎずゆるすぎずでちょうどいい。しかもさりげない切り替えがあり、ディテールワークも秀逸です。ちなみに、裾のリブが強いのが苦手で、ストンと落ちるシルエットも超理想的!
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裏地はパイルで着心地も抜群。長いシーズン着られるのも、うれしいポイントです。ネックもしっかりしていますが、少し空いているので白Tをさらっときかせるのがマイ定番ですね。
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ちなみに、このスウェット、購入当時は4万円近くもしたんですよ(笑)。普段着ているスウェットと一桁くらい違うプライスだったんですけど、「ベーシックでゆるさがあるのに、こんなエレガントなスウェットを初めて見た! ドリスっぽくないのもおもしろくて最高!」と即買いしたのを覚えています。そして、実際に着てみると“自分史上最高スウェット”をあっさりと更新してしまう完璧さ。実はラックにブラウンも掛けてあったのを思い出し、3日後に伊勢丹に駆け込んだところ…
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完売していました(涙)。このスウェットを着るたびに、いまでも「あのブラウンも買っておけば!!」と後悔しています。もう一生背負い続けることになる痛恨のミスですね(笑)。とはいえ、ネイビーを確保できて本当に良かったです。「それどこの?」「ドリスです」という返しをすることも多く、服好きたちからも一目置かれるグッドデザイン。定番として展開されているので、お気に入りのカラーを見つけたら即ゲットしておくことを心からオススメします!
Photos:Yuichi Sugita Ibuki Tamura
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