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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす本連載。第124回目はメンズノンノ副編集長の宮﨑が担当。
《毎回即完売の、STRONGのパックT》
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猛暑でもこだわりは死守、
奥深きパックTの世界。
今年の夏も本当に暑かったですね。本格的にニットやコートを着るのはもう少し先になりそうですが、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。
さて、去り行く夏の総括として(?)この夏一番着たものは何かと思い返すと…なんのひねりもないですが、やっぱりTシャツでしょうね。皆さんの多くもきっとそうなのでは。撮影現場でも、みんなみんなTシャツ。汗だく必須のロケでは、替えのTシャツを数枚家から持参してきて次々着替えるというのも、あるあるな光景でした。
どうせすぐ脱ぐんだし、なんでもいいじゃんと思われがちなアイテムですが、そこはメンズノンノ編集部。「その白Tどこの?」「襟ぐりがいいんですよ」「厚手でいい感じだね」と、シンプルな白Tでも各自のこだわりがさく裂。とりわけ、みんなが重宝しているのがパックT。パックごとつねにトートバッグに入れているという人もいました。
そんななか、この夏もっとも入手困難だったであろうパックTは、間違いなくこれ。
メンズノンノでもおなじみ、我らがOUR’sがプロデュースに携わる「STRONG」の3色展開パックTです。冬にもロングスリーブのパックTを発売していましたが、あっという間に完売。今回も、発売直後にオンラインサイトでは“SOLD OUT”の文字が並びました。さすが。
OUR’sのひとり、深水光太くんも「僕らの理想を詰め込んだ」と自信をのぞかせる逸品ですが、伸縮性があり手触りのいい生地がとにかく快適。
やや丈短な印象も今っぽく、厚手の生地かつボックス型のシルエットというのもラフになりすぎずいい感じ。インナーとして別のトップスとレイヤードするというよりは、一張羅Tとして1枚で着たいところ。ポイントとして刺繍でさりげなく入っているブランドロゴも可愛いです。
シンプルなものこそ、その人のこだわりや愛着ポイントが見えてきますよね。これまでたくさんの服に袖を通し、ファッションウィークでは最新のトレンドに触れ、自らセレクトショップの店頭に立ったことのあるメンバーもいるOUR’s。ストリートの男子たちから、今もっとも尊敬と憧れを一身に集める存在と言っても過言ではないでしょう。おしゃれなものにたくさん触れ合ってきた彼らが向き合う、シンプルの極みであるパックT。スペックはさておき、純粋に興味がわきませんか? シーズンごとに、これからもナイスなパックTが発売されることを祈ってます!
Photos:Ibuki Tamura
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