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旅に向けてパッキングをするときのワクワクする気持ちは誰もが持っているはず。身軽に動けるようにミニマルにまとめる?それとも用意周到に様々なアイテムを持っていく?旅を愛する7人に、個性豊かなバッグの中身を紹介してもらった!
1人目:俳優・メンズノンノモデル 鈴鹿 央士
- 行き先:ロンドン
- 日程:約1か月
- 目的:留学
相棒バッグは…
RIMOWA
「Classic Check-In L」
85Lの大容量モデル。高品質で堅牢(けんろう)なアルミボディとレザーハンドルが高級感たっぷり。メッシュの仕切りで整理しやすい。
「大好きなファッションの空気を街中から感じられるし、気軽に観られる美術館もある。リアルな英語の習得はもちろん、現地のカルチャーから刺激をもらいたいから」
ドラマや映画などの撮影の合間の限られた時間を使って、生の英語を学ぶために短期留学に行くことを決めた。久々の海外の行き先はロンドン。
「荷物は、現地で身につけて気分が上がるもの。ロンドンにちなんでジョン・レノンのTシャツとか、シルエットが気に入っているパンツとか。旅先でしか出会えない瞬間を残すために愛用のフィルムカメラも必要だし、ホテルの部屋やカフェで過ごす時間に読める本も持ち歩きたい…というような感じで、お気に入りで固めていきました。当日焦りたくないから、荷づくりは5日前くらいから始めて、前日には完璧に済ませておきます。特に今回は長い期間だったので、気合を入れて(笑)。いつも使っているノートには、特に大事な持ち物のチェックリストを作っていて。『パスポート、よし。カメラ、よし。変換プラグ、よし…』と今回も慎重に確認しました。それでも、『カメラのフィルムはこれで十分かな。化粧品の予備はあったほうがいい?』なんて、いろいろ気になってしまって(笑)…」
スーツケースは、最近旅アイテムの仲間入りを果たした大容量のリモワ。だけど、パッキングするのは半面だけ。
鈴鹿央士がロンドン留学に持っていったものとは?
a. 気分の上がるトップス
「古着のジョン・レノンのTシャツはマスト! その他に、古着のバンドTやHERMÈS、LOEWEなどいつも着ているお気に入りのTシャツコレクションを厳選しています。旅先でも服はこだわりたい」
b. 旅必携のパンツ3本
「海外に持っていくパンツは、動きやすくてどんなトップスにも合う、この3本と決めています。CAMIEL FORTGENSのネイビーのスラックス、Maison Margielaのインディゴデニムとスプラッシュペイントのブラックデニム」
c. LIPPSのヘアケアアイテム
「愛用中の『スタイリストシャンプー&トリートメント』と『ベーススタイリングオイル ダメージ』は、水や気候が変わる海外でもマスト。オイルは保湿だけではなく、スタイリング剤としても活躍」
d. HERMÈSのボディローション
「もともとボディクリームやローションが好き。特にヨーロッパの気候やホテルの部屋は乾燥しているので、体に塗る保湿用アイテムは必需品。HERMÈSの『シテールの庭』の爽やかな香りがいい」
e. iPad mini
「ダウンロードしておいた映画を機内で観ます。今回の旅では、『乱』『ハウス・オブ・グッチ』『カッコーの巣の上で』『レナードの朝』を観賞しました」
f. 変換プラグ&マルチタップ
「部屋のコンセントを増やしたり、好きなところで充電したりする用に、持っていきます」
g. お気に入りの本
「本を読む時間がなかなか取れていなかったので、ミヒャエル・エンデの『モモ』や大好きなエーリッヒ・フロムの『愛するということ』をセレクト。朝食後の部屋や公園の芝生の上、街のカフェなどでゆっくり読書する時間がすごく幸せでした」
h. 愛用のフィルムカメラ
「街の風景も人物もこれで撮影。風景や建物の色の違いで光の印象も変化するから、撮影するのが楽しくてたくさん撮っちゃいました。36枚撮りフィルムを9本持っていきましたが、足りずに現地でも購入(笑)」
i. FUJIFILMのチェキ instax mini Evo
「撮影時と現像時で二度楽しめるフィルムも好きだけど、その場でいい雰囲気の写真を楽しめるチェキも楽しい。気分でフィルムカメラとチェキを使い分けて撮っていました」
j. cresc. by ASTALIFTのスキンケアアイテム
「ヘアケアと同様に、乾燥から肌を守るために旅先でもお手入れは欠かさずに。これで潤いをキープ!」
k. Acne Studiosのアウター
「体温調整をするために、脱ぎ着しやすいフルジップの軽アウターがちょうどいい。裏地がメッシュでさらっとした着心地もお気に入りです」
l. COMME des GARÇONS HOMME × New Balance のスニーカー
「観光でよく歩くので、デザインも履き心地もいいスニーカーは絶対必要。ちょっと運動したいなと思ったときは、これでジョギングに出かけることも」
留学中はロンドンの街中でさまざまな風景を撮影していたそう。その中で鈴鹿が気になったというのが人の手。
「クロスワードに集中する人の手、寄り添って歩いていたカップルが一瞬離した手など、どれも違う表情があって、それぞれに物語を感じたんです。何組かには声をかけて撮らせてもらいました。手の撮影は接近戦。緊張感も心地よかった」
「滞在中のワードローブや思い出の品として古着も買いたいし、友達や知り合いへのお菓子のお土産も持ち帰りたい。あと、旅先でレコードや写真集を掘るのが好きで、海外を訪れたときは必ずいくつか購入するんです。気ままに目に留まったお店に入り、店員さんと雑談しつつおすすめを聞いて…。そうやって旅先で自分の気分に合うものを見つけることが楽しい。それらを梱包すると、残りの半面もすぐにパンパンに。最終日にはだいたい、スーツケースの上に体ごと乗ってギリギリふたが閉まるくらい(笑)。旅に出る前は何を持っていこう、買って帰ろうとワクワクしているのに、帰りは荷物をどうまとめるのがいいか、いつも頭を悩ませています」
俳優・メンズノンノモデル
鈴鹿 央士
主演を務める月9ドラマ『嘘解きレトリック』が10月7日より放送スタート(初回は15分拡大)。旅先に合わせた音楽を聴くのが好きで、今回はOasis、Miki Fiki、Hania Raniを愛聴。
Photos:Ouji Suzuka[MEN’S NON-NO model] Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
2人目:アーティスト・俳優 吉澤 要人さん
ジャケット¥74,800・パンツ¥63,800/イレニサ カットソー¥13,200/ウィーウィル バッグ/本人私物
現地でのサブバッグは…
OSOI
MINI BROT
開き口が広く、中身が探しやすいところと、長時間使っても痛くならない太めのストラップが旅にぴったり。
相棒バッグは…
無印良品
肩の負担を軽くする 撥水リュックサック
旅ではとにかく物を少なくしたいので、2泊3日ぐらいならこのリュックひとつで十分。モノトーンの私服になじむ、シンプルなデザイン。
どこへ行くにもこれだけは欠かせない!
OLYMPUS「OLYMPUS PEN」
Canon「Autoboy F」
カメラは2台持ち!
「ハーフサイズフィルムのOLYMPUS PENと、押すだけで簡単に写真が撮れるコンパクトサイズのAutoboy Fを使い分け。ハーフサイズカメラは1ロールあたりで撮れる枚数が多いので、メインに使ってます。ただ、性能的に暗いところだとあまりきれいに写らなくて。そういうときはもう1台のフルマニュアルカメラで撮影しています」
無印良品「ポリエステルダブルファスナーケース」
「海外に行くときは、身分証など貴重品をなくしてしまうのが怖いので、このマルチポーチをお財布代わりに持ち運び。複数ポケットの仕切りがあるので、整理整頓しやすいんです」
athletia「スイッチング アロマルームミスト N」
「フレグランスアイテムが好き。ホテルの部屋を自分がいつも寝ている環境に近づけたくて、部屋で使っている“SACRED TREE”という香りのルームスプレーを愛用しています」
石澤研究所「さらさらUVスティック」
「日焼けをしやすいタイプなので、旅行に限らず、外出時のマストアイテム。塗り直しのときに手が汚れてしまうのが気になるので、スティックタイプのものがマイ定番」
「人生経験として、いちばん刺激を受けられるのが旅」と語る吉澤要人さんは、これまでアジアを中心にひとり旅を重ねてきた。思い立ったら直感に従って旅に出る。つねに柔らかい物腰で、優しい笑顔を見せる彼だが、実は気質は大胆な冒険家なのかもしれない。アジア旅が多い理由は?
「“旅行に行きたい!”と決めてから出発まで、だいたい4日から1週間くらい。だから、短期間で準備できる行き先というと、アジアに絞られちゃうというだけなんです(笑)。旅は身軽に、最小限の荷物で行きたい自分にとっては、勢いで行く2泊3日旅がぴったり。直近は今年の5月にタイを訪れました。旅先を決める基準は特になくて、完全に感覚。ふと見かけた“タイはほほ笑みの国”というキャッチコピーに惹(ひ)かれたんです」
気ままなひとり旅に慣れている吉澤さんが持っていくアイテムは、“旅行ツウ”らしく、厳選されたものばかり。
「カメラはなによりも大事。フィルムカメラは2つ必要で、特にハーフサイズカメラのオリンパスペンは、フィルム1コマに2枚撮れる仕様なので、フィルムが調達しづらい海外では重宝しますね。トゥクトゥクでの移動中に流れる街並みを撮りたくて、スマホの動画機能も使いました。服は現地調達するので、2泊3日なら予備を入れてTシャツ3枚とパンツ2本。現地では、街で購入したタイパンツでほとんど過ごしていました。あとは、宿泊先を居心地よくするためのルームスプレーと、いつも使ってるコスメくらい。旅はいつも超身軽です」
最近訪れた韓国で撮影した写真。「再開発によってトレンドの発信地になった韓国の聖水(ソンス)エリア。電線と建物のバランスや光の入り方すべてがうまく収まった、お気に入りの写真です」。
最近訪れたタイで撮影した写真。「ハーフサイズカメラならではの、フィルム1コマの中に寄りと引きが並ぶ構図が好きで。タイのアユタヤにあるワット プラ マハータート寺院の全体像と、くずれた外壁を撮影しました」
ひょっとして、もっと小さいバッグでも行けちゃうのでは?
「そうなんですけどね…。皆さん、自分のお土産を見越して、バッグのスペースを空けていきますよね。僕の場合は、『原因は自分にある。』のグループメンバーがいるので、彼らのお土産用に空けておかなくてはいけなくて(笑)。今回は、出発前に頼まれていたタイパンツを、メンバーの長野凌大(りょうた)と小泉光咲(こうさく)に買ってきました。2人にお土産を渡しているところを、杢代和人(もくだいかずと)に目撃されてしまい、『あれ、俺には?』って…。次からは自分の荷物をもっとコンパクトに、バッグをより大きくしようかなと思っています(笑)」
吉澤要人 KANAME YOSHIZAWA(原因は自分にある。)
2003年7月12日生まれ、東京都出身。7人組ダンス&ヴォーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバー。11月17日(日)には「ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待」をぴあアリーナMMにて開催予定。
Photos:Arata Suzuki[go relax E more](model) Ibuki Tamura(still) Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
3人目:NEAT デザイナー 西野 大士さん
- 行き先:ワイキキ
- 日程:5泊7日
- 目的:家族旅行
相棒バッグは…
ARC’TERYX
「V80 ROLLING DUFFEL」
すでに廃番になっている人気モデル。ジップが大きく開くので荷物が入れやすく、引いて運ぶのもすごく快適。予備でもうひとつ購入済み。再販希望!
トラブル回避を第一に、こだわりもちゃんと詰め込む
「利便性と自分のこだわりをうまく組み合わせるのが旅の玄人です」と西野さん。「キャリーケースはデザインがよく、小回りがきくソフトタイプを使っています。ソフトだと飛行機の中で上のほうに積んでくれる、という噂(うわさ)。ロストバゲッジして夏のパリで4日間同じ下着で過ごしたり、スリに遭って貴重品を失い絶望したり…とさまざまな経験をした結果、最悪財布とパスポートがあればどうにでもなるというマインドに。手荷物はウエストポーチやリュックにまとめて常に肌身離さず。現地での格好も目立たないように、極力カジュアルにまとめています(笑)」
西野大士さんのハワイ旅の相棒は?
a. NEATのビーチバッグ
「海やプールに出かけるときは大きめサイズのビーチバッグをお供に。これは淡路島にある僕のお店N&N STOREで販売しているものです。カジュアルに使えてお気に入り」
b. Patagoniaのラッシュガード
「荷物を増やさないために、スイムウエアは街着として使えるものを選んでいます。このロゴ入りの旧モデルはゆったり着られる2XLを選んで、乾いたらそのまま街へ」
c. STONE ISLANDの海パン
「スイムショーツも同じで、街で着られるデザインをセレクト。ラッシュガードのロゴのネイビーとそろえつつ、余裕のあるサイズ感で。このコンビは10年くらい愛用」
d. イタリアの軍物のランドリーバッグ
「容量が大きく、メッシュ素材で通気性がいいので、着た後の洗濯物を入れておくバッグとして使っています。ホテルで洗濯することも。運ぶのもすごく楽なんです」
e. TRUMP INTERNATIONAL HOTELのランドリーバッグ
「スマホは忘れてもこれは忘れない! というくらい大事なバッグは約10年前にトランプホテルで手に入れたもの。服を入れるオーガナイザーとしても活躍」
f. iPad
「休暇中は外からの連絡をほぼ遮断。お仕事でお世話になっている方、本当にすみません…。とはいえ緊急の連絡があったときのメールチェック用に持っていきます」
g. PORTERのAirPodsケース
「首に下げられるAirPodsケースが機内で大活躍! 小さなガジェットはなくしやすいですから。機内リュックの前ポケットに入れておいて席に着いたらすぐ装着」
h. Ankerのモバイルバッテリー「Anker MagGo Power Bank」
「旅先での調べ物やマップを使うとあっという間になくなってしまうスマホのバッテリー。なので予備電源は重要。容量10000mAhを持つワイヤレス充電器が心強い味方」
i. Canonのデジタルカメラ「PowerShot G7 X Mark Ⅱ」
「旅用のカメラをいろいろ試してきて、かさばる一眼レフを1年前くらいに卒業して、コンデジに切り替えました。フラッシュを内蔵しているから、夜も雰囲気のある写真が撮れる。使い勝手がよく、SNSに投稿する写真も最近はこれで撮影しています」
j. ayameのサングラス
「昼夜かけたままでいられてなくす心配のない跳ね上げ式を愛用。眼鏡のボディはメタルで、跳ね上げるサングラスレンズのフレームはセル。素材のコンビがかっこいい」
k. New Balanceのスニーカー「2002R」
「旅もお決まりのニューバランスで。『2002R Made in USA』は普段使いはもちろん、ホテルの周りをランニングするときも使える。これ1足あればOK!」
l. Luna Sandalsのサンダル
「『ルナサンダル』って日本では中国製が流通しているのですが、アメリカ製がどうしても欲しくて本国から取り寄せました。裸足のような歩きやすさが大きな魅力」
m. GUAPOのフットレスト
「これは優秀! 空気を入れると、機内の座席の前の空間にすっぽりハマるフットレストになるんです。座面と同じ高さで作られているから、あぐらをかいたり、足を少し伸ばして寝やすくなったりする。座り疲れが軽減して、ゆっくり休めます」
n. mont-bellのポーチ
「現金を入れておくポーチ。旅先はほぼクレジットカード払いで済ませていますが、現金しか使えない小さなお店での買い物など、もしものとき用に小銭を準備」
o. mont-bellのエコバッグ
「散歩や買い物など、ちょっとした外出に。ナイロンで丈夫&折り畳めて便利」
p. Mountainsmithのウエストポーチ
「旅先のサブバッグはもともとサコッシュを使っていたけど、パリで手荷物を盗まれ、ウエストポーチへスイッチ。飲食店でもそのままつけていられるから安全!」
q. 古着のプリントTシャツ
「気分を上げたり変えたりするのに、カラフルなプリントTシャツは欠かせない。スポーツブランド、企業ものなど、気分に合ったさまざまな色、柄の古着をチョイス」
r. mont-bellのリュック「バーサライトパック 15」
「機内持ち込み用のリュックは、取り回しのいい超軽量タイプがいい。夜便では歯磨きやコンタクトレンズ用品を入れて、すぐ使えるように前のシートの下に置きます」
s. Championのショーツ
「旅先で着るユニフォーム的パンツ。スウェット地で気を使わずはけるのがいい」
「リゾートならではの、透き通った空や海を見るのも撮るのも大好き」。ワイキキで宿泊したホテルから撮影した気持ちのいい1枚。
「きれいなサンセットが見える場所を探しにドライブします。ノースショアでグッとくる風景を見つけ、道端に止めて撮影」
「もちろん、こだわりや好きなものを入れて気分を上げることは譲れないから、お気に入りのランドリーバッグを使ったり、大好きな古着のグラフィックTや靴を取り入れて上手にアメリカンスタイルになじませています」
NEAT デザイナー
西野大士さん
デザイナーのほか、さまざまな人気ブランドのプレス業務を手がける「にしのや」を主宰。淡路島育ちのため気持ちのいい空と海を感じる休暇が大好物。
4人目:BEAMS プレス 丸 海都さん
- 行き先:阿蘇
- 日程:1泊2日
相棒バッグは…
LOUIS VUITTON
「スピーディ 40」
母から譲り受けたバッグが小旅行にぴったり。中に仕切りはないけどマチがあるので、ポーチを縦に入れて見やすく収納。
ファッションから美容まで信頼のスタメンで
以前、インスタを何げなく見ていたときに見つけた熊本の阿蘇・草千里ヶ浜が今一番行きたい場所。壮大な自然を感じられる草原で、ゆったりチルできたらいいなと。乗馬にも挑戦してみたい。日中は自然の中でくつろいで、夕食は街まで出かけたい。身だしなみを整えるグルーミングアイテムも準備。
a. CONTAXのフィルムカメラ「CONTAX TVS Ⅱ」
「普段から持ち歩いている愛機です。カールツァイスレンズとズーム機能を搭載していて、風景から食べ物まで被写体をきれいに撮れる。旅の思い出はフィルムがいい」
b. NEW.のサングラス
「オリーブのクリアフレームとべっ甲風のつるを合わせたデザインが絶妙。レンズが淡いブルーで、街へ行く際のアクセサリーとしてかけています」
c. YUICHI TOYAMA.のサングラス
「より濃いブラウンのレンズで日中に活躍。グレーのクリアフレームにゴールドが縁取られたセルとメタルのコンビが大人っぽい。着こなしを格上げしてくれる1本」
d. LE LABOの香水
「気分の上がる香水は必携。『SANTAL 33』はウッド系の香りなので自然の中でなじむ」
e. SONOSのヘッドホン
「家で使っているSONOSのサウンドバーに簡単にリンクできるという理由で買ったけど、ノイズキャンセリングなど優秀な機能がついていて旅にも最適!」
f. AHRESの日焼け止め
「日焼け止め特有の気になるにおいがなく、爽やかないい香りが好印象。美容液の効果もあるので、洗顔、化粧水からの流れで使えて便利。白残りもなく使いやすい」
g. MODENICANATURALのスタイリングジェル
「ウエットな質感をつくりながらホールド力があるから、スタイリングが楽なんです」
h. bPr BEAMSの折り畳み傘
「携帯性を考えて折り畳みは絶対条件。500mLのペットボトルより少し小さいくらいで、すごく軽い。服装をじゃましないさりげないチェック柄のカバーもお気に入り」
i. IPSAのスキンケアアイテム
「メンズノンノの『美容大賞』への参加を機に愛用するようになったイプサ。自分の肌質に合わせた化粧液『ME 4』を含むキットを旅用としても使っています」
j. CURAPROXの歯ブラシセット
「スイスのオーラルケアブランド『CURAPROX』のトラベル歯磨きセット。カラフルでかわいいから単純に気分が上がる。歯間ブラシがついているのも高ポイント」
k. GDSSのプリントTシャツ
「Tシャツは、服装に抜け感をつくれるグラフィック系を持っていくことが多い」
l. COMOLIのコットンニット
「大人っぽい透け感のあるコットンニットで、肌寒いときにはおってもいいし肩かけしてアレンジもできる。下に着たインナーが透けて見えて遊びのある着こなしに」
m. TIMEMOREのコーヒーミル
「コーヒーが大好きすぎていつでも淹(い)れたてを飲みたい。手動のミルとドリッパー、ペーパー、豆も持参。自然の中でまったりコーヒーを飲むって最高の時間ですね」
n. PHILIPSのシェーバー
「電動シェーバー派。肌への負荷を光の色で教えてくれるので剃(そ)り負けなし」
BEAMS プレス
丸 海都さん
スナップ企画常連の若手プレス。浦和レッズの熱心なサポーターで、今年はアウェー戦を観に行くついでに、スタジアム周りを観光できないかと計画中。
5人目:ADAM ET ROPÉ プレス 田夛英照さん
- 行き先:金沢
- 日程:1泊2日
相棒バッグは…
FADEN
Chaos Lid BackPack「013_Reznor」
内と外に豊富な大小のポケット、底面にシューズ収納スペースがあり収納力は抜群。光沢のあるツイル生地も高級感あり。
食べ(飲み)すぎてもOKなラフで余裕のある装備
過去2回訪れたことがあり、普段好んでは食べないお寿司のおいしさに気づかされました。特にのどぐろは最高。次行くなら食と酒をとことん満喫したい。市内は気軽にファッションやアートにも触れられて、食事の合間に気分転換できるのもいい。たくさん歩いてたくさん食べるため、ゆとりのある服を選びつつ、荷物は最小限で!
a. New Balanceのスニーカー「990v5」
「いろいろなごはん処(どころ)を巡ることを考えて、疲れにくい愛用の『990v5』一択!」
b. Barbour for TRAVEL COUTUREのパッカブルアウター「ビデイル」
「定番モデルの『ビデイル』を、撥水(はっすい)効果のあるポリエステルでアップデート。身軽に行動するために、レインウエアとしてパッカブルのアウターは重宝しますね」
c. Champion for ADAM ET ROPÉのジップスウェット
「歩いて食べて飲んでを繰り返すので、体温調節できるトップスを。基本的に行くのはカジュアルな店なので、堅苦しくなく、かつ快適に過ごせるダブルジップのスウェットが最適。においがついたり汚れたりしても気軽に洗えるし重宝しています」
d. Wrangler for ADAM ET ROPÉのデニム
「今回の着こなしはネイビーをキーカラーにまとめています。デニムは抜け感をつくりたくて淡いブルーをセレクト。満腹になっても安心の少し大きめのサイズ(笑)」
e. FRUIT OF THE LOOM for ADAM ET ROPÉ のインナーセット
「インナーの白T、ソックス、ボクサーパンツの3点セットは、ショートトリップに便利。パックが圧縮袋になっているので、コンパクトに収納できる」
ADAM ET ROPÉ プレス
田夛英照さん
ブランドのコンテンツ制作も担う敏腕プレス。旅に出ると写真を撮りたくなり、後でそのときの気持ちを思い出せる風景を切り取ることを心がけている。
Photos:Erina Takahashi Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
6人目:Goldwin プレス 佐藤浩貴さん
- 行き先:北海道
- 日程:1泊 2日
相棒バッグは…
macpac
「ヘスパー30」
荷物の揺れを防ぐ、ベルト付きの大容量リュック。前ポケットには歯ブラシなどバラつきがちな小物類を入れています。
機能的アイテムで身軽&快適にアウトドアを楽しむ!
北海道はブランドのカタログ撮影でよく訪れているのですが、仕事なので趣味の釣りの時間を取ることが難しく…。撮影中に渓流を見かけるたび、やきもきした気持ちになっていました(笑)。ということで旅の目的は渓流釣り。山は気温も天候も変わりやすいので、どんな環境でも快適に過ごせるテックアイテムが欠かせません。
a. 喜楽釣具店の釣り竿
「長距離移動に便利な、持ち運びしやすい携帯タイプの釣り竿(ざお)をセレクト」
b. DAIWAのリール
「釣り竿にフィットするリールも忘れずに。海釣り用ですが、渓流でも問題なく使えるので愛用中。aとbはどちらも釣り好きの知り合いから譲り受けたものです」
c. icebreakerのロンT
メッシュ加工されたウール素材のTシャツ。吸湿性&通気性がよく快適!」
d. MINOLTAのデジタルカメラ「TC-1」
「一緒に旅行に行った友達を撮ったり、釣った魚を記録用に撮ったりすることが多いですね。釣りを満喫しすぎて撮影を忘れてしまうこともよくあります(笑)」
e. Goldwinの着圧スリーブ
「機内や疲れた足のむくみ防止対策に。普段の立ち仕事のときにも重宝してます」
f. davinesのヘアオイル
「髪の毛のボリュームを抑えるため、スタイリング剤はウエット系を選びがちです」
g. Ricolaのキャンディ
「すっきりとしたレモンミント味のキャンディを、リフレッシュ用に常備」
h. Goldwinのセットアップ
「防水素材で、レインウエアとしても使える。急な天候の変化に対応でき便利」
Goldwin プレス
佐藤浩貴さん
登山と釣りが趣味で、毎週車で海釣りへ出かけるほど根っからのアウトドア好き。旅先では身軽に動けることが第一条件で、極力荷物は減らしたい派。
7人目:TOMORROWLAND バイヤー 川辺圭⼀郎さん
- 行き先:軽井沢
- 日程:1泊 2日
相棒バッグは…
François Rénier
「CHEVRONA CAB37」
ソファなどに使われる生地でできているので丈夫なんです。微撥水なので突然雨が降っても安心。気にせず使えます。
上品さとタフさを備えたアイテムでアートな旅へ
現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターのアートを常設する「リヒター・ラウム」が旅の目的地。アクセス的に、アウトレットにもクルマで足を延ばしたい。夜は現地の店舗で働く先輩と飲みにも行きたいですね。いろいろなところを巡ることになりそうなので、旅の持ち物は、タフだけど上品に見えるものを選んでいます。
a. Salvatore Piccoloのジャケット
「夜ごはんに行くときや、肌寒いとき用に軽くはおれるジャケットを1枚。風合いのあるシャンブレー生地なので、畳んで少しシワになっても目立たないです(笑)」
b. RICOHのデジタルカメラ「GR Ⅲx」
「アプリを使うとすぐにスマホと連動できるのが便利。柔らかい質感の写真がInstagramに投稿するのにマッチするし、アート作品を撮るときに色もきれいに出る」
c. The Broken Arm×Salomonのナップサック
「コラボのシューズが入っていた靴袋をバッグインバッグ兼サブバッグ代わりに」
d. Cellar Doorのショーツ
「展示会のノベルティでいただいたショーツは、軽くて動きやすいところがお気に入りです。シワになりにくいので、ラフに畳んでコンパクトに収納できるのもうれしい」
e. Museum of DailyのTシャツ
「建築家の友人が手がけている、架空の美術館のスーベニアをコンセプトにしたブランドのグラフィックTシャツ。旅の目的地とリンクさせて、遊び心を加えてみました」
f. SOLARIS&CO.のキャスケット
「ひとり旅のときはヘアセットが面倒なのでパッとかぶって出かけられる帽子がマスト」
g. TOMORROWLANDの巾着
「プレス時代にノベルティとして作ったアイテムのひとつ。ウール素材で丈夫なので使い勝手がいいんです。香水など、バッグの中でバラつきがちな小物をまとめてin」
h. D’ORSAYの香水
「パリを旅行したときにブランドの本店で購入。ムスクやサンダルウッドをベースに柑橘(かんきつ)系の爽やかな要素も含んだ『J.R.』という香りを使っています。軽やかさのある香りなので、香水の香りが気になりがちな食事中も、じゃまにならないのがよいなと」
i. AHRESの日焼け止め
「使いすぎてパッケージが黄ばんできてしまっているくらい、普段から愛用しているアイテムです(笑)。UV美容液として売られているだけあって、保湿力も十分」
j. YUICHI TOYAMA. のサングラス
「濃すぎず薄すぎないレンズの色味が絶妙。外でサングラスとしてかけても、室内でダテ眼鏡としてかけてもいい。メタル素材がMIXされたフレームも人とかぶらず◎」
k. LA BOTTEGARDIANE のサンダル
「カウボーイの靴をルーツにしたブランドのもので、ウエスタンステッチがポイント」
TOMORROWLAND バイヤー
川辺圭⼀郎さん
同ブランドのプレスからバイヤーへ1年半前に転身。職業柄出張が多く、旅の持ち物は、自分の気分が上がるアイテムでそろえることが多いそう。
Photos:Erina Takahashi Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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