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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第114回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
《CIOTA Baggy 5 Pocket Pants》
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お初のシオタは大好物のグレーで
5月号でデニム特集の担当をして以来、デニム熱が冷めずにいます。いろいろなデニムを試しているのですが、初めてゲットした「シオタ」の1本は周りから聞いていた前評判通りの、なめらかすぎる履き心地が最高でした!
「シオタ」は、岡山を本社に構える生地製造・縫製工場の「株式会社シオタ」が立ち上げたブランド。いわゆる“ファクトリーブランド”というやつですね。厳選した最高級の素材を使用していることや、自社工場で生地づくりから縫製まで、洋服作りにおけるすべての工程を自社で行っているのが特徴です。
そんなシオタで僕が手に入れたのは、「Baggy 5 Pocket Pants」というモデル。90’sの空気感を意識しているそうで、股上は深め。ゆったりとしたワタリから裾までそのまま落ちていく、ルーズフィットタイプです。
リラックスしてはけるシルエットもさることながら、自社開発のオリジナル生地で作られていることも、極上のはき心地を感じられる理由のひとつ。シオタのデニムには、インド南部でのみ栽培される最高級の貴重な超長繊細綿であるスビンコットンを使用した生地が採用されており、唯一無二のやわらかくてなめらかな肌触りがやみつきになりそう! 少し光沢感もあり、上品さも薫ります。僕はグレーが大好きなので、店頭で試着する前にこの色味にも惹かれました。ちなみにこちらは“Light Grey”というカラーなのですが、「夏に予定されているリニューアル時に廃盤となってしまうカラーなんです…」という店員さんの情報も、購入を後押ししてくれました(笑)。
ヒップはほどよくゆるっとした設計で、リラックスしながらも決してだらしなくは見えない絶妙なバランスがうれしい!
サイズは29インチ~35インチまで幅広く用意されています。僕はウエストにジャストで合わせた29インチを購入して、ワンクッションくらいの丈感でルーズになりすぎないようにはいています。
結局ジップフライがラクだし、毎日はきたくなるデニムには欠かせない仕様と思うんです(個人的にですが)。
そして、ここまでシオタデニムの素晴らしさをお伝えしてきましたが、なんと! リニューアルを経た新しいデニムが、ちょうど今週31日(土)から販売開始されるそう。生地を変更してよりなめらかな着心地(今以上ってどこまで!)になっていたり、シルエットも変更されているとのことなので、週末はどきどきわくわくしながら店舗にお邪魔したいと思います!
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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