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撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテ中の“ポロ ラルフ ローレン”の名品をまとめてみた。
1.POLO RALPH LAUREN
Navy and Gold Logo Collection》
年も重ねてきたし…
かわいげのある服にチャレンジ中です
先日このコラムでも紹介した「ビームス」と「ポロ ラルフ ローレン」の別注コレクション。今回で実に第12弾の別注となるそうですが、もれなく毎回物欲をくすぐるポイントが散りばめられたアイテムばかりでついつい手が伸びがち。このTシャツは、その別注コレクションのひとつとして展開されたものです。
どーん! と中央に立っているのは、ブランドのアイコニックな存在である「ポロベア」。今回の別注コレクションは「Navy and Gold Logo Collection」と銘打たれ、1990〜2000年代初頭に「ポロ ラルフ ローレン」で使用されていたショッピングバッグをモチーフに、ネイビー×ゴールドの配色を採用しているそう。こちらは、そんなアイテムたちをそのまま着用したスペシャルなポロベアなんです。
こういったかわいげのある服は、おしゃれに見られたい&カッコつけたいお年頃だった10代~大学生くらいのときは、すごく気になりつつもその気持ちより「カッコよく見られたい」という謎の意地を優先してしまい(苦笑)、なかなか着ることができませんでした。でももう30歳も過ぎて、最近は「おじさんにこそかわいげが必要でしょ」と開き直って物欲そのままに、キャラクターものなどのかわいい服にも臆せずにチャレンジしています(笑)。
ボディはヘビーウェイトな厚手のファブリックにアップデートしているとのこと。このデザインでも、しっかりと厚みのある生地のおかげで品があるから、子どもっぽくは見えにくいはず!
信頼の「BEAMS LIMITED EDITION」のタグも鎮座。ビッグフィットなので、ゆるっと肩ひじ張らずに着られるのがありがたい。それに合わせて首まわりをほどよい詰まりに調整しているそうで、そのあたりの細かい配慮が助かります。ビームスさん、ありがとうございます!
大人気の別注アイテムを着ておめかししたポロベアは、どことなくドヤ顔しているようにも見えてきました(笑)。少々出遅れてしまったのでこの子のようなフルアイテムは手に入らなかったのですが、せっかく欲しかったTシャツをゲットできたので、僕もドヤ顔で着たいと思います!(エディター山口)
2.POLO RALPH LAUREN
“High School Student Collection”
15年越しに手に入れた
スクールテイストがある憧れベスト
「校則」。いま思えば懐かしいですが、学生だった当時はいかにそれをかいくぐっておしゃれができるか、頭を悩ませていた思い出があります。僕が通っていた中学校では、なぜかベストとカーディガンが禁止されていて、着ることができなかったんです。白のワイシャツにネイビーのニットベストを重ねる着こなしがしたいのに…と唇を噛んでいました。一転、高校は制服のない学校だったため、「ラッドミュージシャン」などのメンズノンノで見たブランドのアイテムを着て登校。中学校の頃に憧れた、ニットベストを取り入れた制服の着こなしをすることはありませんでした。
中学校を卒業してから約15年後、「ビームス」の展示会で見た途端にあの頃のニットベストへの憧れが思い起こされて、それから発売日を今か今かと待っていたのがこれ! ビームスが「ポロ ラルフ ローレン」に別注したニットベストです。「High School Student Collection」というコレクション名の通り、90年代に高校生がポロ ラルフ ローレンのアイテムを制服に取り入れていたのが着想源だそう。このコレクションでは、ニットベストのほか、カーディガンやクルーネックのニット、ブラックウォッチ柄のパンツなどが展開されています。
首元の「BEAMS LIMITED EDITION」というタグは、別注アイテムの証。
そしてビームス別注ならではのポイントが、ポニーロゴの位置。通常は左胸にあるロゴが、右胸に配置されています。こういう玄人好みのポイントって、本当にそそられますよね。
ベーシックなアイテムだから、どんな服にも合わせやすい。ジャケットに合わせてトレンドのプレッピーなコーデに使うのも、プレーンなシャツの上にさらっと着て程よくスクール感を生かすのもよさそう。生地はコットン100%だからチクチクする心配もなし。
身幅はゆったりとしているから、クリーンな制服感とともに、今っぽさも両立してくれる。15年越しに手に入れたニットベスト、存分に着こなしを楽しみたいと思います!(エディター山口)
3.POLO RALPH LAUREN
Navy and Gold Logo Collection
大人気コラボシリーズは、
やっぱり“金”が一番売れるらしい…。
後輩の山口もピックアップしていた「ポロ ラルフ ローレン」のビームス別注コレクション第12弾! まさに自分も買ってしまいました…。毎回、いろいろなデザインでファンを喜ばせてくれますが、この「Navy and Gold Logo Collection」は3度目の登場。
アイコニックな「ポロ ベア」のプリントがされたニューデザインも大好評だったようですが、自分は第1回目の別注から続くオーセンティックなゴールドロゴバージョンを購入。
このTシャツは、2021年の初となる「Navy and Gold Logo Collection」の際に“即完”したデザインと(おそらく)同じはずですが、あの時、手に入れられなかったくやしさをやっとはらすことができました。胸元のロゴが、プリントからちゃんと刺繍にアップデートされている…かも?
ボディ前面に加え、裾の右下にさりげなく配されたポロ ポニーも同じく品のよいゴールド。ネイビーボディとのコントランスがきいてますね。
そして、お次はショートパンツ。厚手のコットンで、少しガシっとした手触りの生地がなんだか懐かしい感じ…。テック系のシャカシャカショーツばかり最近はいていましたが、これならリブソックス&革靴みたいな、ちょっとトラッドなサマースタイルにもしっくりきそう。
シルエットは少しワイドめ?で、膝丈くらいのイメージ。この“やりすぎない”ちょうどよさが、まさに「ポロ ラルフ ローレン」っぽくてイイんです。ベルトループは省いて、内側にドローコードを採用。使い勝手のよさといい、どんなスタイルにもよりそってくれる安心感は、さすが老舗ブランドですよね。
実は、当初のお目当てだったのはこのハット。うんざりするような灼熱の夏をのりきるために、せめてオシャレなかぶりもので気分をあげようと思いお店に足を運んだのでした。
よ~く見てみると、インラインのものに比べてポロ ポニーのサイズがひとまわり大きい。これも、ビームス別注ならではの、こだわりなんだろうか…。シンプルな無地Tシャツなんかにあわせても、これさえかぶればちょっとだけコーディネートに気をつかってる感じに見えますよね。
と、ハット目当てで買いに行ったにも関わらず、衝動的に思わず3点も買ってしまった今回の「ポロ ラルフ ローレン」のビームス別注コレクション。次の”金“は4年後…?といわず、またすぐに発売して欲しいものです!(エディター稲葉)
5.ポロ ラルフ ローレンの黒いポケットTシャツ
ストレートなカッコよさに惹かれる
夏になると着たくなるのがこちらの「ポロ ラルフ ローレン」の黒いTシャツ。今年もすでにヘビロテしていて、制服状態になっています。シルエット、着心地、佇まい、どれをとってもシンプルにカッコよくて、言葉で表現するのは難しいんですが、「王道ストレートど真ん中バンッ!」という感じでしょうか…まあ、とにかく大好きで昔から愛用しているんです。
最近ではビッグフィットのシリーズも人気ですが、「ポロ ラルフ ローレン」のTシャツはレギュラーフィットでさらりと着るのがかっこいいなと個人的に思っているので、私にしては珍しくジャストサイズの「M」を選んでいます。袖周りもコンパクトにまとまっていて潔い。コットン100%のボディは、タフさがありながらもさらりとしたタッチで着心地は抜群です!
無地Tにはニュアンスが欲しくなるので、胸ポケットはマスト。正直、使ったことはほとんどなかったんですが(笑)、マスクをするようになってからは食事の時にマスク入れとして大活躍してくれています。サングラスとか入れたらカッコいいんでしょうけどね…。
ブラックボディに赤いロゴという王道の配色もお気に入りのポイント。古着をよく着ていたからか、「ポロ ラルフ ローレン」のタグを見るとなぜかホッとします(笑)。体を鍛えたらもっとカッコよく着られるんだろうなあと昔から思っているものの、何もせずに毎年夏が過ぎていくので、今年こそはジムに急ぎ足で通おうかと…え、もう遅い!?(エディター楊井)
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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