▼ WPの本文 ▼
撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第101回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
《SALOMON XA-PRO 3D》
———
サロモンらしいテック感を
十二分に引き出してくれるシルバーカラー
8月1日~31日まで毎日更新のスペシャルコンテンツ、「真夏のスニーカー毎日スナップ」企画。ご覧いただいているでしょうか? この企画は編集者がそれぞれ担当ブランドを受け持って記事を作成しているのですが、僕が担当ブランドに手を挙げたのは「サロモン」。立候補の理由は今回紹介するスニーカー(僕のサロモンデビューの1足でした!)がよすぎて、街ゆくおしゃれな人たちのサロモン事情をリサーチしたいからでした(笑)。
(ガチなトレッキングも軽々こなせるほど高機能なものばかりなので当たり前ですが)サロモンのスニーカーの見た目からはどうしても強いテックな印象を受け、なかなか手が伸ばせずにいました。よく履くデニムスタイルに合わせるとハズしとして使っても浮いてしまうだろうし、かといって全身テッキーな着こなしはあまりしないし…と。そんな感じでサロモン欲が薄れかけていたとき、店頭で見た途端に目を奪われて即購入したのがこのスニーカー。
こちら、「XA-PRO3D」というモデルです。なんといってもこのカラーリングに惹かれました。そして気になっていた強めなテック感も、なじませるのでなく振り切ってしまえば、開き直って使えるのかもとハッと気づいたんです! メッシュのアッパーは落ち着いたグレーなので全体のバランスはよく、決して悪目立ちはしない。あとはとにかくシルバーが効いているから、なんだか“近未来のスニーカー”って雰囲気がありませんか? 流行のY2K(=2000年代初頭)な時代をリアルに知っている身としては、ゲームボーイからアイドルの衣装まで、スケルトンやメタリックといったカラーやデザインが多用されていたあの時代を感じてグッとくるんですよね。存在感がバツグンなので、どうしてもワンツーコーデだけになりがちな夏の「一点突破」アイテムに最適で、すぐにスタメン入りしました。
手持ちのスニーカーは「ニューバランス」のものが多いので、それとは一味違うサロモンのスニーカーのシャープなフォルムも新鮮!
一度は使ってみたかった「クイックレース」にも、やっとトライできました。ここまでラクになるのかと驚くほどの着脱のスムーズさです。
「食わず嫌い」ならぬ「履かず嫌い」はよくないなと再認識した今回の買い物。すでにずいぶんと浸かっていたつもりだったスニーカー沼ですが、まだくるぶしくらいの浅さだったかもしれません。これからもスニーカーに、そして“沼 ”に、どんどん足を入れていきたいと思います!
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
▲ WPの本文 ▲
editor's BUZZ / 編集者の愛用私物