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Tシャツ選びに手を抜けない夏が来た! というわけで、プレスやスタッフなどお馴染みの服好き6人に、この夏のこだわりの本命Tシャツを直撃。ぜひチェックして、自分だけの1枚を探し出そう!
オシャレな人が買ってよかった
「愛用Tシャツ」6選
1.LQQK STUDIOのTシャツ
2010年、ブルックリンを拠点に誕生して以来、ニューヨークのストリートシーンで注目を集めている、ルックスタジオ。オリジナルの印刷方法でプリントされたポップなグラフィックは愛嬌たっぷり。コットン100%で、軽い着心地と柔らかな肌あたりも嬉しい。
「知る人ぞ知るストリートブランド、ルックスタジオの一着はシンプルなのに存在感が抜群。ゆるいカーディガンにコットンパンツとローテクスニーカーを合わせてリラックス感のあるスタイルを楽しみたいです。」。
Pred PR
髙橋卓巳 さん
高感度ブランドを多数取り扱うPRエージェンシー、PredのPR。
2.GrunkのTシャツ
ウェアのルーツを大事にしたデザインが玄人好み、グランクから登場したのがホッケーTシャツから着想を得た一着。鮮やかなイエローのメッシュ地に気分が上がるし、掠れた風合いのラバープリントがヴィンテージライク。ワイドな身幅に対してコンパクトな着丈も今っぽい。
「学生時代はスポーツに没頭していたこともあり、普段からスポーティなアイテムを取り入れることが多いんです。フロントのラバープリントはあえて剥がれる仕様になっていて、着るほどにヴィンテージ感が増すのも面白い。プリントTを中にレイヤードさせて個性派に振り切るのもいいですね」。
にしのや スタッフ・PR
大出弥寿久 さん
スタイリストから絶大な信頼を得るにしのやの看板スタッフ兼PR。フレンチテイストを日常着に落とし込んだスタイルが得意。
3.BATONER × SHIPSのTシャツ
ニット専業ブランドのバトナーにシップスが別注。フットボールTシャツから着想を得た胸元の切り返しや5分袖のデザインが特徴。スポーティなモチーフだが、上質なウール100%の滑らかで光沢のある表地だから品のよさも十分。軽くて柔らかな肌あたりは、蒸し暑い今の季節に着ても快適だ。
「大人っぽくキマるTシャツを探していました。従来のフットボールTシャツはタイトなものが多い中で、この一枚はボックスシルエットで体のラインを拾わないのも嬉しい。スラックスにレザーサンダルで品よくまとめたいです」。
SHIPS PR
蒲生龍之介 さん
シップスの先輩PR。クラシックからカジュアルまで幅広いジャンルのアイテムを取り入れたスタイルが注目を集める。
4.nanamicaのTシャツ
ナナミカの定番ボーダーTシャツに新色のグリーンが登場! 袖がワイドでゆとりのあるフォルムは着回しやすく、ややピッチの細いボーダー柄に大人っぽい雰囲気が漂う。表地には吸水性と速乾性に優れたクールマックス®コットンを使用し、汗をかいても快適に過ごせるのも魅力。夏にはヘビロテ間違いナシ。
「クラシックな雰囲気と、品のある風合いがお気に入り。元々シルエットにゆとりのある設計ですが、さらにワンサイズ上で着たい気分です。ウォッシュの効いたワイドデニムやカーゴパンツでシルエット全体にボリュームを持たせたい」。
nanamica マーケティング
青木志門 さん
ナナミカのマーケティングを勤める。クラシックなアイテムを軸にナナミカのアイテムを織り交ぜたスタイルが人気。
5.〈DAIRIKU × SUGARHILL × BEAMS〉のリンガーTシャツ
「このTシャツは、自分がバイヤーとしてひとり立ちするとき、なにか大きなものを仕掛けたいなと思い、初めて企画した商品です。バイヤーになるよりずっと前から、このふたつのブランドは拝見していて、両ブランド同士も仲がいいのを知っていましたし、僕も含めてみんな同世代で。そういう若いブランドを、自分が率先して発信していきたいと意気込みました」
「バイヤーになるタイミングで取り扱いを提案できるのは、大抵1ブランドだけのことが多いんですけど、どうしても、2ブランドを同時にスタートさせたくて、プレゼンの場でも、先輩バイヤーたちに熱い気持ちをぶつけました。ちょうど70’sのカルチャーも流行りはじめていた頃で、そのときの両者のコレクションも、ともにヒッピーカルチャーに焦点を当てたものでした。自分もそうしたカルチャーは昔から好きだったので、もう絶好のタイミングだったというか」
「Tシャツのプリントは、ウッドストックのフォントを使ったもの。着古したような色合いを表現した生地と合わせて、気分だったリンガーTの形に落とし込みました」
「発売時には、メンズノンノのYouTubeでも紹介してもらいました。先輩たちに大口を叩いただけに、『売れなかったらどうしよう……』と思っていましたが、発売日の開店1時間後には完売。首がつながりました(笑)」
6.Supreme×MM6 Maison Margielaの
Tシャツ
「Tシャツは、1996年SSシーズンに初披露した騙し絵デザインを、シュプリームのボックスロゴTシャツで表現。これもまた良い! かなり人気でしたが、ボックスロゴは数が多かったみたいで良かったです!」
Photos: Taiki Kasuga Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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