▼ WPの本文 ▼
撮影や展示会など、トレンドアイテムに日々触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載「edior’s BUZZ」から、ガチでヘビロテ中の「黒いニューバランス」のスニーカーをまとめてみた。
エディターが買ってよかった
「黒いニューバランス」4選
1.ニューバランスの黒スニーカーFRESH FOAM 1080 v11
厚底なのに重くないからやめられない
900番台など「ニューバランス」の大人なスニーカーも好きですが、よく履いているのがこちらのFRESH FOAM 1080。“プレミアムクッショニングモデル”というだけあって、かなり快適な厚底仕様が特徴になっています。
トゥの部分が反り上がっていて足運びもよく、デイリー使いはもちろん、散歩やランニングからアクティビティまで幅広く対応してくれるんです。
ブラックボディに入ったダイナミックなNロゴやライン使いも好きですね。同系色でまとまっているから、落ち着いたトーンはキープしながら奥行きが生まれています!
ニューバランスの中ではかなりの厚底なのですが、本当に履き心地がソフトで、驚きの軽さ!エンジニアードHYPOKNITアッパーは通気性が良く、フィット感も抜群です。
何度も言いますが(笑)、履き心地が快適すぎて、夏はこればっかりになってしまうんですよね。そろそろ暖かくなってきたから、今年もたくさんお世話になる予定です。(エディター楊井)
2.New Balance BB550BBB
男心をくすぐる、
オールブラックのバッシュ。
ナイキの「エアフォース1」「エア ジョーダン」「ダンク」、アディダスの「スーパースター」「フォーラム」など人気モデルが多いバスケットボールシューズ。かっこいいと思うのですが、個人的にバスケットボールシューズはファッションに落とし込むのが難しいシューズだと思っていて、持っていなかったんです。
そんな中、出会ったのがこのニューバランス「BB550」のオールブラックです。
「BB550」は、1989年に発売されたバスケットボールシューズ「PRIDE550」の復刻モデル。2020年12月に初登場したホワイト/レッド・ホワイト/ブルーや、コム デ ギャルソン・オム、オーラリー、エメ レオン ドレなどとのコラボレーションでも話題になりましたね。
素材は足なじみのいいレザーアッパーに、メッシュのシュータンのコンビネーション。バスケットボールシューズのボリューム感が自分のスタイルに合わせづらいのですが、オールブラックなので、他のモデルよりもシャープな印象で、さり気なくスポーティさもあるので、合わせやすいのが魅力。
バスケットボールシューズがベースとあって、クッション性が高く、履き心地も申し分ない。
「BB550」の特徴である小ぶりのNロゴもかわいいですよね。
まだボリューム感に慣れていないので、出番は多くないのですが…。来年は慣れて、もっと履いていきたいと思っています!(エディター蝦名)
3.New Balance 990 v6 BK6
リリースを待ち望んでいた
履き心地”満点”級のスニーカー
「匂わせ投稿」。僕の生活のなかでは、投稿することもなければ、他人のそういった投稿を目にしてヤキモキするなんてこともきっとないと思っていました。2021年に目にしたある投稿を見るまでは。
その投稿の主は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ」の創設者で、現在は「ニューバランス」の”Made in USA”のクリエイティブ・ディレクターも務める、テディ・サンティス氏。2021年に、翌年2022年から彼がその職に就くことが発表されてからインスタをチェックしていたのですが…。発表からほどなくして、発売前の「990」の最新作のプロトタイプと思しきスニーカーの画像を突然投稿したのです!
「990」といえば、言わずとしれたニューバランスのスニーカーの最高峰モデル。最初のモデルが発売された1982年に、「1000点満点なら990点の出来栄え」と広告にうたわれたほどのハイスペックな1足。そこからアップデートしながらたびたび新作が発表され、2019年に5代目のバージョンである「v5」が発売されて以降、ファンは最新作を待ち望んでいました。そんな状況のなか、新クリエイティブ・ディレクターがいきなりインスタに投稿ですからね…。突然の出来事に、とても興奮したのを覚えています。そこから発売を今か今かと待ち望んでいました。
コロナ禍も影響し、やっと最新作の「v6」が一般発売されたのが2023年の2月。最初に発売されたグレーカラーは案の定争奪戦ですぐには買えずだったところ、どうやらブラックとネイビーも発売されるというウワサを聞きつけ、バリエーションがそろうまで待機していました。アイコニックなグレーは何足も持っているし、すぐ前に購入したのがネイビーの「992」だったため、今回はブラックをチョイス。3色のなかで一番シュッとして見える気がして気に入っています。2年待ってやっと手にしたのでうれしさもひとしお。
少し大きくなってアッパーの補強役もになうNロゴ、またスエードの面積が減った都会的なランニングシューズっぽいデザインが特徴に思います。シュータンに配された、「v6」のマークはそんなデザインにマッチする印象がいい。「990」シリーズだと「v4」モデルが好きだったのですが、ちょっと”推し変”してしまうかも。
デザインもさることながら、履き心地もすごく進化しているんです! ランニングシューズに使われるような反発弾力性のある、最新の「フューエルセル」というテクノロジーが搭載されているから、まさに弾むような履き心地。990点といわず、1000点でもいいのではというくらい快適。
休日は出不精なのですが、このスニーカーはインソールに「for RUNNNIG」と書かれているくらいなので、ランニングとまではいかなくても、もっとアクティブな生活を送りたいと思います(笑)。(エディター山口)
4.New Balance 992 “Triple Black”
とにかくちょうどいい黒スニーカー
「2002もトレンドだけど、やっぱり1700とかのヌバック使いもいいよねー」「いや、900番台の王道のスウェード感が一番!」みたいな会話、興味がないと意味不明ですが、ニューバランス好きの間ではよくしますよね(笑)。
そんな会話好きの僕の個人的なお気に入りモデルは、992か993です。(結局絞り切れない!)。チビロゴといい、ローテク感もある全体のぽってりとしたバランスといい、なんだか愛らしい印象があって…。
ただこのフォルムでもっとソリッドなカラーがないかなあと思っていたところに見つけたのが992のコレ! その名も”トリプルブラック”というカラーリングで、タンの「992」&ヒールの「USA」という部分以外、ほぼ黒で統一されています。海外のスニーカーサイトで発見し、すぐにポチって即輸入(笑)
高機能のスニーカーでしかも黒だとハイテク感が強くなりがちですが、992のデザインのおかげでハイテク感とローテク感がいい塩梅に混ざって、何に合わせてもちょうどいい。
次は993のオールブラックを探して、あらゆるWEBサイトを物色中。といいつつ、その前に990v6の黒も先日購入しましたが(笑) まだまだニューバランス愛は尽きません! (エディター山口)
Photos:Kenta Sato Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
▲ WPの本文 ▲
editor's BUZZ / 編集者の愛用私物