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梅雨を乗り切るためにレインジャケットやレインコートなどの「レインウェア」の新調を考えている人も多いはず。そこで人気スタイリストのオススメやオシャレな人の愛用品をまとめてみた。ショッピングの参考にぜひチェックを。
服のプロがオススメする
「最強のレインウェア」の名品46選
1|プロに聞く!今買うべき「レインウェア」の特徴は?
数ある「レインウェア」の中からどんなモデルを選ぶのがいいんだろう。デザインは?素材は?機能性は? いま買うべき「レインウェア」の特徴を人気スタイリストの豊島猛さんと深澤勇太さんに聞いた。この2人が「アウトドアブランド編」と「人気ブランド編」のオススメ名品もピックアップ!
人気の「ゴアテックス」以外の素材も急増!
「ゴアテックスは引き続き人気ですが、今季はよりしなやかで通気性に長けたパーテックスシールドや環境に配慮した素材を採用しているブランドが多いです。ゴアテックスならブラックが人気。カバンの中に入れておけるので、パッカブル仕様のものが個人的にオススメです」
街にちょうどいい大人デザインを狙って
「アウトドアブランドのレインウェアはより軽量化しているものが多いと思います。人気ブランドは“防水見えしない”ようなデザインが目立ちますね。いずれにしてもデイリーなコーディネートに合わせやすい大人っぽいルックスのレインウェアを選ぶといいと思います」
2|アウトドアブランドの名品レインウェア編
モンベル、パタゴニア、ザ・ノース・フェイス、アークテリクスなど人気ブランドから服好きが注目する気鋭ブランドまで、卓越の機能を搭載したレインウェアが集結!
1.マーモットのAll Weather Parka
70年代中期に、アウトドアブランドとして最初にGORE-TEXを採用し商品化したことで知られる『All Weather Parka』。そんな名品の当時のディテールを忠実に再現しながら、ややゆとりのある現代的なシルエットにアップデート。
2.マムート Crater Light HS Hooded Jacket AF Men
軽量でロングシーズン活躍してくれるハードシェルジャケット。レギュラーフィットのブラックボディに右胸と左袖のロゴのコントラストが映える1着。前立てやポケットはすべて防水ジッパーを採用していて、内側への水の侵入を防いでくれる。
3.アークテリクス ベータジャケット
高機能でデザイン性の高いベータジャケットが素材を変えて登場。環境に悪影響を及ぼす有機フッ素化合物不使用のゴアテックスePEメンブレンを採用し、生地の厚さを示すデニール数も30から80と格段にアップ。より軽く、強度を高めてリニューアルしたということ注目度上昇中だ。
光沢感のある生地がフューチャリスティックな内側には、ゴア C-KNIT™を採用。細い糸を使って特殊な編み方をしており、ニットでありながらこれまで以上にしなやかな仕上がりに。中でもごわつかず、重ね着などもスムーズだ。
PFCフリーのゴアテックスePE素材を使用したしなやかな着心地がポイントだ。二酸化炭素排出量を減らしながら、持続力のある防水・防風性と透湿性を実現するという今の時代にマッチした物づくりにも惹かれる。
街でも映えるトレンドカラーのホワイトが鮮度抜群。ロゴやディテール部分のさりげないコントラストもスタイリッシュにまとまっている。ストレスなく動きやすい立体構造も魅力!
芯の入ったツバつきのフードで顔周りの雨対策も文句なし。コードがついていてフィット感も調整できる。
4.アークテリクスのカディン フーディ
防水、防風性に優れていながら、通気性も折り紙付き。すっきりシンプルなデザインに落とし込まれており、汎用性抜群のマウンテンシェル。動きやすさを追求しながらも、着膨れ感を抑えてくれるトリムフィットによりスマートな見た目に。
生地にPFCフリーDWRのGORE-TEX INFINIUM™ソフトシェルを採用。風や小雨を弾きながら内側の蒸れを軽減し、長時間着ていても快適さをキープしてくれる。
5.アークテリクスのベータ ライトウェイト ジャケットメンズ
タフな山岳環境に対応する高機能デザインが人気を集めるベータシリーズから、最軽量タイプが登場。完全防水、防風性をキープしながら、透湿性も実現しており、梅雨時期の外出に手放せない逸品。軽量で強度に優れたPFCフリーの素材であるゴアテックスePEメンブレンを採用。上品で存在感のあるパープル系のカラーもポイントに!
濡れた手などでもつかみやすいフォルムとサイズで設計されたジッププルはロゴ入り。雨が止んだらコンパクトにたたんで持ち運べる収納性も嬉しい。
6.ヴェイランスのフィールドジャケット
シンプルな佇まいでありながら、前方に4つ取り付けられたフラップポケットが印象的なジャケット。生地には防水性、防風性、透湿性を兼ね備えた3層のゴアテックス素材を採用。身体をしっかり守りつつ、内側には柔らかな肌触りと保温性をもつマイクロフリースの裏地を使用しており、快適な着心地を実現。絶妙なグレーカラーも装いのアクセントに。
薄くすっきりとしたボリュームのスタンドカラーには、カバー力の高いストウフード™️がたたみ込まれており、必要な時は取り出して着用できる。
7.パタゴニア “Torrentshell 3L Jacket”
モダンな「Smolder Blue」のボディが目を引くパタゴニアの防水ジャケット。抜群の防水性と透湿性機能を発揮する「H2Noパフォーマンス・スタンダード」を採用した3層構造が特徴だ。防水性と耐久性が長持ちするので1日中快適な着心地をキープしてくれる!
比翼仕立てのフロントジップ、サイドのジップポケット、脇のベンチレーションなどミニマルなルックスながら機能面は充実。フェアトレード・サーティファイドの工場で製造され、生地にもメンブレンにも加工にも有機フッ素化合物(PFC/PFAS)を使用せずに仕上げた環境への配慮が光る1着だ。
袖部分には面ファスナーがあしわれていて、雨風をシャットアウトしてくれる。ややタイトな作りなので、裾のコードを絞って今っぽいシルエットバランスで着るのもオススメだ。
8.マウンテンハードウェア
トレイルバースゴアテックスジャケット
GORE-TEXが開発したPFC(過フッ素化合物類)フリーのePFメンブレンを採用し、製品全体を通して環境負荷の低減を徹底。フロントポケットの止水ジップがハードなアクティビティにも対応するハリのあるボディのアクセントに。
9.CAYL “Shield Air Jacket”
服好きたちの間でじわじわ注目を集めている韓国初のアウトドアブランド 「ケイル」。こちらの黒ジャケットは、防水性や耐久性に優れながらも抜群の通気性やしなやかさを誇る話題の「パーテックスシールド」を採用している。
フロントの止水ジップや両脇の下にあるダブルジップのベンチレーションなど、機能面も充実。軽快な着心地で街にもちょうどいい名品に仕上がっている。
10.ラブのジャケット
完全防水なのに重さはなんと90g!
かなりの薄手ながらレインウエアとしての性能はしっかり搭載。フードは顔まわりの防風性を高めるように設計されている。
11.エル・エル・ビーン
“Trail Model Rain Jacket”
エル・エル・ビーンの定番人気レインジャケットのラミネート構造を一新。さらに丈夫で快適な着心地を実現している。環境に優しい再生ナイロン100%のボディはシェルの裏側に防水透湿素材「TEK2.5®」を接着。通気性もしっかり確保し、ドライ感をキープする。
フードは3箇所でフィットの調節が可能。ネックも高めに設定されているので、フードをさっとかぶればすぐに雨風を遮断してくれる。
ポケットに本体を収納できるパッカブル仕様なので、梅雨の時期はコンパクトにまとめてバッグに入れておけば心強い。存在感はあるけど、落ち着いたトーンですっと着やすいレッドを選んで差をつけて。
12.THE NORTH FACE
“Enride Rain Jacket”
ザ・ノース・フェイスの自転車にフォーカスした新コレクションの中から防水ジャケットをピックアップ。防水透湿性のあるメンブレンを接着した3層構造の素材で、アクシデントにも対応できるよう強度も高められている。細やかな格子柄が旬度満点だ。
胸元のロゴはリフレクター仕様で夜間の視認性をアップ。前傾姿勢になることを考えたパターンカットもユニークで差をつけられるポイントに。
腕や脇下にベンチレーションを採用。フードには硬めの芯が入ったツバがついていて、雨が顔にかかりにくい仕様になっている。
裾部分にはコードがついていて、今っぽいコンパクトなシルエットも楽しむことができる。自転車に装着できるスタッフサックつき!
13.ソウルフルジャケット
撥水加工が施されており、急な雨でも慌てず対処できる軽量のシェルジャケット。運動性に優れたシルエットとしなやかな生地により抜群の着心地に。使わないときは本体のポケットに畳んで収納でき、旅行などの持ち運びにも便利!
軽量で丈夫な20でニールのリサイクルポリエステル生地を採用。UVプロテクト(UPF50+、紫外線カット率95%以上)機能が搭載されているところもポイント!
14.ストアウェイジャケット
1982年に誕生した名作のレインジャケットを、非フッ素メンブレンによる最新のゴアテックス素材やリップストップによって現代的にアップデート。ゆとりを持たせたシルエットは重ね着しやすく、シンプルなデザインがアウトドアはもちろん、普段使いにも適している。
クラシカルな風合いを残した、色鮮やかなパープルと内側のビビッドなアクアブルーのバイカラーも着こなしのアクセントに。
15.デサント オルテライン 81
耐久性、防水透湿性、防風性を持ちながら、柔らかな着心地が特徴のGORE-TEX C-KNITを採用。厚手のトップスでもレイヤードできるややゆとりのあるシルエットが魅力だ。フロントには4つのジップポケットを搭載していて、しかも左右の胸ポケットはマチつきで収納力にも優れている。
16.モンベル パックラップ レインジャケット
突然の雨でも、デイパックを背負ったまま着用できるレインジャケットがあると一安心。背面にマチがあり、20L程度のバックパックまで対応できるジャケットは、生地に防水透湿性素材「ドライテック®」を採用。マチはベルクロで留めることができるので、パックがないときにはスマートに着こなせる。軽量でしなやかな生地は着心地も抜群だ。
柔らかな生地2枚を貼り合わせることで、抜群の防水透湿性を誇るドライテック®は、モンベルが独自に開発した素材。
17.モンベル フィールド レインジャケット
耐摩耗性を備えた表地と、防水透湿性素材でありながら極めて薄く軽量に作られた「ゴアテックス パックライト®プラス ファブリクス」を組み合わせたレインウェア。農業など、野外作業に適したモデルのため、ほどよくゆとりのあるシルエットが重ね着しやすく、長めに作られたフードのつばが雨から顔まわりをガードしてくれる。
コンパクトに折りたたんで、付属のスタッフバッグに仕舞えばこんなに小さくなるので、梅雨時期は毎日持ち歩きたい。
18.モンベル “バーサライト ジャケット”
1万円台のゴアテックス搭載レインジャケットをモンベルで発見。かなり軽量な極薄シェル素材を使用し、高い透湿性を誇る「ウィンドストッパー®ファブリクス」にシームテープ処理を施している。生地表面には耐久はっ水加工をオン。軽量化を追求すると同時に、高い耐水性も実現!
ジャケットの縫製箇所を極限まで減らすことで、高次元の防水性と軽量性を実現する独自のカットパターン「K-Mono カット」を採用。パッカブル仕様で、わずか134gという驚きの軽さなのでストレスなく携行しやすい!
19.モンベル スーパー ドライテック
ピークシェル ジャケット
モンベルが扱う3層構造のレインウェアの中で、史上最軽量であり最高の透湿性を実現するジャケット。外からの水の侵入を防ぎつつ、汗などによる内側の蒸れは効率よくリリース。気温や天気が変動しやすい季節の変わり目にも重宝する。
モンベル独自の防水透湿性素材「スーパー ドライテック®」を採用。裏地には、保水しにくく、サラッとした肌触りが続く高密度ニットを使用している。
20.モンベルトレントフライヤー ジャケット
ゴアテックス パックライトプラス ファブリクスを使用した、最高レベルの防水透湿性、軽量性を叶えるフード付きジャケット。細部まで防水・撥水処理を施し、スマートソーイングを採用。縫製箇所を減らし、シームテープの幅を細くすることでコンパクト化を追求した。さらに脇下には衣服内の蒸れを素早く逃がせるベンチレーションがあり、冬場の電車移動やタクシー移動でも、わざわざジャケットを脱ぐ事なく蒸れを解消できる!
21.モンベル パックラップ レインコート
軽量でしなやかなモンベル独自の防水透湿性素材ドライテック®︎で作られたレインコート。20L程度のデイパックなら、そのまま背負って上から着用できアウトドアシーンはもちろん、普段からバッグに忍ばせて持ち運びたい。
22.モンベル レインダンサージャケット
防水性と動きやすさを追求した独自のカットパターン「K-Mono カット」や高い止水性によりジッパー部分からの浸水をシャットアウトする「アクアテクトジッパー」を採用。ややゆとりのあるシルエットが特徴でレイヤードもしやすいのがうれしい。ゴアテックス ファブリクスを使用したモデルの中では、最もリーズナブルな価格を実現している。
23.モンベル ストームクルーザーデタッチャブルフード
信頼性抜群のゴアテックスファブリクスを使用したレインジャケット。ゆとりのあるシルエットを採用しており、フリースなど、厚みのあるインナーなどを合わせても快適な着心地に。フードはジッパーとスナップ式で簡単に取り外すことが可能。
顔まわり、首まわりだけでなく、ひさしも上下に調整でき、良好な視界をキープしてくれるトライアクスルフードを採用。フードを外しても高めのスタンドカラーにより、首まわりを的確にカバーしてくれる。
24.モンベル レイントレッカージャケット
防風性と透湿性に優れた「ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス(防水仕様)」製のレインウエア。縫製箇所を極力減らすことで防水性と軽量性を追求した「K-Monoカット」仕様で防水性を高めつつ、より快適な着心地に。トライアクスルフードで、顔周りを雨風から守りながら、視界も確保してくれる。
25.モンベル パックラップ レインジャケット
その名の通り、パックを背負った状態で着用できるレインジャケット。背面にマチがあるので20Lほどのバックパックまで対応可能。軽量でしなやかな防水透湿素材ドライテック®️採用で、コンパクトな収納も実現。フードは簡単に調節でき、顔の動きにぴったりと付いてくるトライアクスルフード仕様に。
26.モンベル ストームクルーザージャケット
雨や水分が浸透してこないよう、縫製箇所を極力減らすために独自のパターンを採用。卓越した防水性と透湿性に加え、アウターに必須の軽量性を兼ね備え、ブランドでも「究極のレインウェア」と称されるストームクルーザージャケット。GORE® C-ニット™バッカーテクノロジーにより、かつてないしなやかさと快適な着心地を具現化した。フードは、ベルクロで襟裏にまとめることができ、どんな人にも寄り添うディテールワークに。
重量は254gととにかく軽量。専用の袋に収納でき、手のひらサイズに収まるので、いつでもどこにでも連れて行きたくなる相棒のような存在に。
卓越した透湿性と軽量性を備える防水透湿素材、GORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを使用したパーカ。外からの水分や寒気の侵入は防ぎつつ、汗の水蒸気は効果的に放出し、さまざまな状況にフレキシブルに対応してくれる。
3|人気ブランドの名品レインウェア編
今シーズンは人気アパレルブランドもレインウェアをバラエティ豊富に展開。高い機能性を持ちながら、より街にちょうどいいグッドデザインをピックアップした。
27.Barbour “レインフードコート”
大人気のバブアーで、“オイルドじゃないほう”の黒いレインコートを発見。耐久性のあるナイロン100%素材で軽やかな着心地を実現している。タフさがあり、キャンプやフェスなどでも使えて着回し力も抜群だ。日本限定企画ならではのフィッティングもうれしい。
袖部分には面ファスナーがついていたり、ネック部分が高く設定されていたり、雨風の侵入を防ぐディテールワークがあしらわれている。ネックのコードで顔まわりをギュッと絞ることも可能だ。
バブアーらしいリング型のジップや比翼仕立ては健在。ボタンまでブラックで統一されたストイックなルックスがかっこいい。
28.レガッタ イングランドの
フィールドジャケット
本格的な防水仕様でなんと1万円台!
英国発のアウトドアウエアブランド。展開カラーも豊富で自分好みの1着を見つけることができる。1万円台のコスパ最高な防水ジャケット。しっかりとファッション性があり海外ブランドならではのゆったりなサイズ感も今っぽい。
29.ストーンアイランド “43433 METALLIC RUN PROOF NYLON”
光沢感のあるラグジュアリーなボディが目を引くストーンアイランドのジャケット。メタリック加工を施したカラーの押出成形ポリウレタンフィルムを貼り合わせることで、耐水性と耐風性をアップ。
ダイナミックな左身頃のジップポケットがグッドアクセント。バックの防風フラップには通気用のスリットが2箇所施されていて快適な着心地に。
裾のコードでシルエットも調整可能。フードは襟元に収納できるので、晴天時はまた違った表情を楽しめる。
30.アルクフェニックス
人間の基本的な動きであり5万年前から変わらない行動 “歩く”ことにフォーカスしたブランド「アルクフェニックス」。こちらのZak Rain Coatはウィンドストッパーを採用していて、硬さもなく、ウルトラライトな着心地を実現している。
31.ミズノ フォー マーガレット・ハウエル
話題を独占した、ミズノの高い技術力とマーガレット・ハウエルの感性を融合させたコレクション「MIZUNO FOR MARGARET HOWELL」。フロントの大きなフラップポケットや二重構造の前立てなど、モダンさの中にも静かな機能性をあわせもつ1着だ。肩まわりは動きやすさを重視したパターン設計でストレスフリーな着心地を実現。
32.ナナミカ
ナナミカの定番であり、名品としても知られるステンカラーコートも改めてチェックしたい。表地には防水透湿素材の3L Cotton GORE-TEX Fabricsを使用し、スプリットラグラン仕様で動きやすさも計算されている。リラクシングなのに大人っぽく着られるシルエットが秀逸だ。
33.「ハイク」のフィールドジャケット
防水なのに通気性抜群な
「パーテックス シールド」が大本命!
防水素材といえばゴアテックスを思い浮かべる人も多いと思うけど、今「パーテックス シールド」が服好きたちの間で注目を集めている。しなやかで軽く、さらに通気性もあり、雨のシーズンをグッと快適にしてくれる優秀素材だ。胸もとの大きなフラップポケットが目を引くハイクのミリタリージャケットもこんなにフレッシュな印象に!
34.「ナナミカ」のコーチジャケット
ゴアテックスコートに定評のあるナナミカでコーチジャケットを発見。張りがある2L Polyester Twill GORE-TEX Fabricsのサックスブルーのボディが鮮度抜群。
35.「オポーズ デュアリティ」のジャケット
「オポーズ デュアリティ」は24S/Sにデビューを果たした気鋭ブランド。ナイロンのワークジャケットは武骨さと品のあるムードが絶妙なバランスだ。共地のパンツとセットアップでも楽しめる!
36.「フレッシュサービス」のコート
パーテックス シールドを採用した大人なルックスが魅力。
37.プラスフェニックス×フリークス ストア
もはや定番人気になっている本コラボの今季の注目作をピックアップ。環境配慮型のGORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERファブリクスを贅沢に使用していて、トレンド感のあるたっぷりとしたシルエットが特徴だ。フロントの止水ジップや土でのフラップポケットもグッドアクセントに。
4|オシャレな人愛用のレインウェア編
最後はスタイリストやプレスなどお馴染みのオシャレな人たちが実際に買ってよかったレインウェアを一挙大公開。愛用している理由も合わせてお届け!
38.パラトレイト
「2023 A/Wにデビューしたブランドでポケットやボタンなどのディテールにこだわりを感じます。撥水加工を施したサマーウール、透湿防水フィルム、極薄トリコットの3層素材がポイント。モノトーンのアイテムを合わせてモードに落とし込みたいです」。
39.エル・エル・ビーン ジャパンエディション
L.L.Beanの日本発のコレクション、ジャパンエディションから、鮮やかなイエローのポンチョが登場。1984年に発売されたアノラックパーカーをベースに、織り目の大きなドライ・グリッド・リップストップ・ナイロンを使用してレトロな風合いに仕上げた。フロントのカンガルーポケットがかわいいし、手ぶらで遊べるのも便利。
「これ一枚で主役級にキマる、ビビッドなイエローにひと目惚れ。撥水加工が施されていて、ちょっとした雨くらいなら気になりません。畳むとコンパクトになるので、寒暖差のある季節の持ち運びにも便利です」。
L.L.Bean PR
中村寛規 さん
スタイリストをはじめとするファッション業界人から支持を集める先輩PR。休日はアウトドア派
40.nanamica for Pilgrim Surf+Supply
「『nanamica』定番モデルを『Pilgrim Surf+Supply』別注カラー仕様でリリース。個人的にアースカラーがブームで、東海岸の波で磨かれた燻んだ流木の色をイメージしたカラーとシルエットに惹かれました! 防水耐久性・透湿性・防風性を兼ね備えているのでアウトドアにもバッチリ。今春の相棒はこれ一択」。
41.ニューバランス MET24
Packable Light Jacket
最近雨多くないですか…?
少し気分も下がってしまう雨予報に、まるで天から光が差すようなMET24の「Packable Light Jacket」を手に入れてしまいました。
MET24ってどこのブランド?と思うかもしれないが、みなさんもご存知ニューバランスのアパレルライン。その中でも都市を生きる人のための機能性とデザイン性をそなえた人気のコレクションで、独自の素材を使ったアイテムなどもありエディターも大注目のブランドです。
実は今まで機能性のあるジャケットを着たことがなく、今回始めてだったのですが着てびっくり、こんなに快適に過ごせるんですね!
襟元には、フードも隠れているので急な雨でも安心。小雨ぐらいなら傘をさしたくない派の僕にとっては抜群に使い勝手の良いアイテム。困ったらこれを羽織るぐらいの感覚でいま愛用しています。
マットな素材感と、ゆったりとしたシルエットは、アウトドアでもいけそうな機能性であるにもかかわらず、都会的な印象。着るだけで少し洗練された大人な雰囲気になります。もちろんニューバランスとのシューズの相性も抜群。最近買った2002Rのゴアテックスモデルを合わせれば雨の日でも無双できます(笑)。
しかも驚きなのが、このサイズ感にまとめられてしまうこと。旅行先などの天候を読めないときにはすごく助かるマストハブアイテム。防シワ加工もされているので、広げてすぐ着ることができます。これにどれだけ助けられたか…!
スニーカーにフォーカスされがちなニューバランス。アパレルを知るとその沼にどんどんハマって行きますよ。
42.K-WAY
フランスのレインウェアブランド、ケーウェイの高機能ベスト「ALLOS」に注目! リップストップのナイロン地を使用し、軽くて丈夫で撥水仕様。大小様々なデザインのポケットが配された収納力の高さも魅力だ。都会的なライトグレーで、いつものTシャツに重ねるだけで旬なムード。
「速乾性に優れているので、山に登る際に重宝しています。山ではポケットに携行食を入れていますが、普段は財布やスマートフォンなどの必需品を入れて出かけられるので手ぶら派としても嬉しいですね」。
八木通称
大畑 広志 さん
雑誌や広告など幅広く活躍する新鋭スタイリスト。フレッシュな感性と抜け感のあるスタイリングが注目を集める。モードやストリート、古着にも精通。
43.DESENT
デサントの撥水ベストは、中綿入りのふんわりとしたフォルムが特徴。PRIMALOFT(R)を内蔵した中綿は保湿性が高いから冷房の効いた室内でのレイヤードに便利だし、サイドにはベンチレーション付きで通気性に優れているから蒸し暑い雨の日でも快適。ゆとりのある身幅と丈感はTシャツからスウェットまでトップスのシルエットを選ばずに重ね着できるのも嬉しい。
「半袖T1枚の上に羽織るだけでサマになるデザインがお気に入り。雨の日は肌寒いのでシェルアウターの内側に着込むこともありますね。軽くて折り畳むこともできるので、キャンプなどのレジャーにはもちろん、旅先でもかさばらずに持ち運べます」。
デサント PR
中川和亮 さん
デサントのPRを務める。高機能なテック系のアイテムを日常に落とし込んだスタイルが得意。
44.プラス フェニックス
スキーウエアブランドから派生した「プラス フェニックス」のブルゾンにはこだわりが満載で、都会的かつ機能的。フロントに配されたジップがシャープな印象で、チップに付いた長めのコードとアームに施されたパッチはミリタリー由来のディテールだ。裏地には3層のGORE-TEX PRODUCTSを採用し、防水性と防風性も抜群だ。
「テックアイテムといえば機能性に振り切ったものが多い中で、街でも着れるシンプルなデザインが魅力的。結局こればかり着ていますね(笑)。ポケットの数も多いので手ぶら派には嬉しいです」。
「完全防水のゴアテックスを使用したモデル。雨や雪にも対応できる全天候型対応のアイテムなので、オールシーズン活躍してくれます。ミリタリー古着やアウトドアコーデとの相性は抜群です」。
45.ザ・ノース・フェイス ゴアテックスジャケット
春から梅雨にかけて、1枚は持っておきたいのがゴアテックスアウターですよね。メンズノンノウェブではしっかりめに「黒いゴアテックスアウター」を特集してるんですが、実は個人的に気になっているのは白なんです、すみません(笑)。
トレンドとは言いつつ、黒やネイビーなどの大人カラーに比べれば、まだまだバリエーションがあるわけではないので、理想の1枚に出会えずにいたんです。しかし、ついに見つけました。それがこの「ザ・ノース・フェイス」のゴアテックスジャケットです。
胸元のブランドのエンボスロゴも袖のゴアテックスロゴも同系色でまとめられていてすごいストイックなんですが、フォルムは丸っこさがあってとても可愛い。
サイドのポケットも容量が大きくて使いやすいです。素材自体はゴアテックス特有のハリがありつつ、しなやかさも兼ね備えていて、静音仕様になっています。シャカシャカとなるのが苦手なのでこれは着ていてかなり魅力に感じました。
さて先ほどから「白」と言ってますが、これは白に見えて実は「アンダイド=無染色」素材なのです。染色が製造工程の中で水を一番消費するらしく、そこを省くことで環境への配慮にもつながっていると聞きました。まさに今の気分にぴったりではないでしょうか! 黒いボタンがオシャレなコントラストになっていますね。
ダブルの比翼仕立てで風をシャットダウンしてくれたり、フード部分にツバがついていたり、と機能性も抜群。
個人的に一番気に入っているのが裾のリブ仕様。裾を絞って着方をアレンジするテクニックが流行っていますが、これはさらっと羽織るだけでそのバランスを楽しめます!
タグ部分にはブランドとゴアテックスのロゴに並び「UNDYED」の文字が。白でいて白でない、というユニークさとストイックなゴアテックスジャケットにあまりないゆるめのシルエットがとにかく最高なんです。とりあえず、今年は春も梅雨も着まくります!(エディター楊井)
46.パタゴニア メンズ・スレート・スカイ・ジャケット
昔から機能的な服が好きなのですが、特に「防水」や「止水」という言葉の響きにかっこよさを感じて、ついつい手にとってしまうんです。防水ジャケットは数着持っているのですが、最近はこのパタゴニアの「メンズ・スレート・スカイ・ジャケット」をよく愛用しています。
まずフロントにはシャープな印象を演出する大好物の止水ジップ。この時点でかなり心を掴まれてしまってます(笑)。そして、サイドのシームに合わせるように搭載された水の浸入を防ぐ隠しジッパー式ポケットも秀逸。ミニマルなルックスなのに機能的、というアプローチに惹かれるんです。
H2Noパフォーマンス・スタンダードの厳しい基準を満たす防水性と耐久性を備えたハードシェルは、ごわつきがなくしなやかで動きやすいのが特徴。パタゴニアは環境危機や社会問題に対して責任をもってビジネスをする「レスポンシブル・カンパニー」としても有名ですが、このシェルはリサイクルされた漁網を使用し海洋プラスチック汚染の削減に貢献する、平織りのネットプラス・ポストコンシューマーリサイクル・ナイロンを100%採用しています。
一番気に入っているのが首元から胸までを覆うスナップボタン留めのストームフラップ。あまり見かけないデザインなので、差をつけられるのも魅力。よりスタイリッシュな見た目に仕上げてくれて、デイリー使いもしやすいです。
リブ部分が半分ゴムの仕様で袖まくりがしやすくなっているのもうれしい。裏地の裾部分にはコードがついてて、今っぽく裾を絞って着ることもできます。なるべくシュッと着て、ワイドパンツを合わせてメリハリをつけたいですね。
ちなみに「Smolder Blue」という落ち着きのある色もお気に入り。シェルジャケットはブラックが人気だと思いますが、こんな大人カラーもオススメ。アクティビティはもちろんですが、街にもちょうどいいと思います!
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
Photos:Ibuki Tamura Yoshio Kato Yuhki Yamamoto Yuichi Sugita Stylist:Takeshi Toyoshima Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura
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