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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーを紹介する本連載、今回は6月に買うべき6足の新作スニーカーを紹介する。
adidas Originals
「SAMBA LT」
1950年にサッカーシューズとして誕生したアディダス オリジナルス「SAMBA」。実はスタンスミスやスーパースターよりも前に作られたアディダス最古のモデルのひとつ。今回はEUROなどの世界的な大きな大会が開催されるタイミングで、新作が登場した。その1950年代のオリジナルデザインを踏襲したモデルが登場した。スエードとレザーのディテールを施したメッシュアッパーに、レザーのスリーストライプスをあしらっている。さらに、新たに折り返し仕様の長めのシュータンを採用し、スパイクのような1足にアップデート。
asics SportStyle × atmos × Lagua Gem
「GEL-NYC “Blue Topaz”」
今回のアシックス スポーツスタイルとアトモスとのコラボーレーションは、レディースアパレルブランド、ラグア ジェムをサードパーティに迎え、共同デザインしたトリプルネームの「GEL-NYC」だ。なんとアトモスが本モデルに別注をかけるのは初なんだとか。ラグア ジェムのブランド名の由来である“Lagua Gem=赤い石”からインスピレーションを受け、アトモスのイメージカラーであるブルーから”“⻘い宝石=ブルートパーズ”が今作のコンセプト。特徴でもあるヒール部分のGEL™、随所に配された光沢のあるダークシルバーパーツ、そしてリフレクター混合のシューレースで宝石の輝きを表した。
VANS
「SPEED LS」
1998年に当時のスケートラインから登場したヴァンズ「SPEED」が復活。クラシックなパープルで彩られたアッパーは、スエードとメッシュの異素材のレイヤードスタイル。さらに90年代後期に展開されていたスケートモデルに見られた立体的なサイドストライプを採用。シュータンに型押しされた当時のブランドロゴも僕たちには新鮮だ。
NIKE SPORTSWEAR
「AIR FORCE 1’07」
フルレングスのエアソールを搭載した初のバスケットボールシューズとして1982年に登場したナイキ「AIR FORCE 1」。ナイキのスニーカーを代表するモデルのひとつだ。レザーアッパーにオーバーレをステッチ80年代の構造とコントラストカラーを組み合わせたデザイン。夏らしい爽やかなカラーリングの「AIR FORCE 1」を相棒に。
MIZUNO × Graphpaper
「WAVE PROPHECY LS」
ミズノとグラフペーパーとのコラボーレーションも今回で第6回目。本作では2020年秋冬に両ブランドの初のコラボレーションとして発売されたモデルをベースに、グレートーンはそのままに、新たに一部のパーツにグリーンを落とし込んだ。第1弾同様、メッシュ部分にはスピーカーをイメージしたミズノ独自開発の細かなクロスの機能メッシュを採用。即完だった第1弾を買い逃した人は必見だ!
New Balance
「M1000WA」
ニューバランスから1999年に登場したトレーニングモデルを復刻したクラシックモデル「M1000」。アッパーはシンセティックレザーで、SL-1ラストのスッキリとした細身のシルエットが特徴。プラスチック製の小ぶりなNロゴに加え、中性的な配色も今っぽい。また、クッション性のあるABZORB(アブゾーブ)をフル搭載したソールで履き心地抜群。
Photos:Yoshio Kato Stylist:Masashi Sho Text:Kazuki Ebina
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