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僕らのワードローブに欠かせない黒いパンツ。汎用性が高いベーシックなデザインを選びがちだけど、スタイリストやプレスなどお馴染みの服好きたちは“黒なのに差がつく”パンツを愛用していた。6人のリアル愛用品をぜひチェックして。
服好きが買ってよかった黒いパンツ6選
1.NVRFRGT for ADAM ET ROPÉ
「柔らかく肌当たりの良い素材で綺麗な落ち感、それでいて迫力のあるワイドシルエットが気に入りました。フレア気味で独特なシルエットのため、オーセンティックなシャツをタックインするスタイルもよし、思い切ったオーバーサイズのトップスと合わせるもよしな一本。合わせるアイテムによって、印象が変わる優秀さは、この春の一軍アイテムになること間違いなしです」。
2.MAATEE&SONSのウールバギーパンツ
「90年代のストリートをテーマにMAATEE&SONSとカプセルコレクションを制作しました。大人なカラーリングかつシルバータブのようなバギーシルエットを採用。さらに驚くほど高級なウール素材を使用しているのもポイントで、ちょっと背伸びしてでも穿きたくなるパンツです」。
3.SEDAN ALL-PURPOSE
「ショーツにも変形するデタッチャブル仕様。ショーツ単体のシルエットもかっこよく夏まで穿けるデザイン性に惹かれました。軽いナイロン素材で穿き心地も良く、裾が絞れるドローコード付き。去年よりアップデートされたディテールが好みです」。
4.FREAK’S STORE
「スピンドルによりやや変則的なポケットが特徴的。夏が近くなってきたらショーツとしても使用できる2WAY仕様なのも嬉しいポイント。ブルーグリーンのカラーも春先にぴったりです」。
5.プロダクトトゥエルブ
「スーツ地をトラックパンツ仕様にしたアイテムで、スーツ地を使用しているのでスラックス感覚で履けるのが気に入っています! 裾にファスナーが付いていたりと気が利いているのも◎。セットアップ展開なのでセットアップで着たいです」。
6.TANAKA
「『TANAKA』に一から製作をしてもらった3つのデザインのチノトラウザーズ。その中でも自分は「BRAD」という名前のチノを選びました。程よい股上とパンツ丈で、微フレアのクールなコットントラウザーで履いていると必ずと言っていいほど『どこのパンツですか?』と聞かれます。生地に独特の光沢感とハリ・コシがあり生地の手持ち感も含めてとても安心感のある履き心地で、つい毎日のように手に取ってしまう一本です」。
7.Fumiya Hirano THE TROUSERS
「昨シーズンより本格的に始動した、ヘンリープール出身のテーラー・平野史也氏が立ち上げたトラウザーズブランド。仕立屋が実際に穿いている仕様を日本人の体型にフィットするように落とし込んだモデルで、SHIPS でもかなりコアなファンに人気を頂いています! ツイストウールを使用したパンツは、軽快かつドライタッチ、クラシックを踏襲しつつもモダンに昇華したバランスが、ラフに着こなしたい今時期の気分にぴったり」。
8.doublet
「独創的な四角いフォルムのシルエットはまさにロボットのよう。そんなダブレットらしい遊び心あるディテールに惹ひかれました。超高密度の綿素材で、水に強い独特のハリ感も魅力。まだまだワイドパンツが気分な人に挑戦してほしいです!」
9.Martine rose
「ワイドなシルエットで気軽に履けそうなジャージー素材というのがいい。大きめのサイズをチョイスしてダボっとしたシルエットで、少し腰で穿いて、タイトなTシャツと合わせるのがキブン」。
スタイリスト
後藤留維 さん
宮城県出身。スタイリスト庄 将司氏に師事し、2024年に独立。アニメが好きで、自身のスタイリングのヒントにすることもあるとか。最近は、上がタイトでボトムがワイドなAラインコーディネートが気分。
Photos:Yuichi Sugita
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