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一過性のブームではなく、もはやファッションを語る上で欠かせないキーワードであるスニーカー。編集部が今もっとも気になるスニーカーから、服好きたちの愛用スニーカーまで、「黒スニーカー」のみをまとめてお届け。ぜひショッピングや足もとの参考にしてみよう!
目次
▶ おしゃれな25人はメジャーブランドの黒スニーカーをどう履く?
編集部が気になる黒スニーカー11選
New Balance
「ML610XJ」
トレイルランニング、ライトハイク、ウォーキング、アウトドアアクティビティなどで活躍したニューバランスのトレーニングシューズ「610T」がベースの一足。今にも動き出しそうなテッキーなトレイルルックに、カラーはタイムレスなブラックで、よりソリッドな表情に。さらに防水性に優れたGORE-TEX®搭載、ABZORBとNduranceのソールユニットを採用と、まさにパーフェクトなスニーカーだ。
FOOT INDUSTRY
「AUA426-004」
中国出身のデザイナー、趙明が2014年に立ち上げたシューズブランド、フットインダストリーのトレーニングシューズのデザインをベースに制作した本作。アッパーはカーフとスエードの異なるレザーの組み合わせ。アッパーからアウトソール、そしてインソールに至るまで全てブラックに仕上げているのがポイント。このオールブラックバージョンは日本でしか展開していない限定モデルだ。
PATRICK
「LIVERPOOL-COUPE」
フランスを代表するレジェンドで将軍の愛称を持つ、ミシェル・プラティニがトレーニングシューズとして履いていたパトリック「LIVERPOOL」の復刻モデル。高級感のあるスムースレザーアッパーを使用。ブラックのボディに、フットボールシューズならではのトゥデザイン、ブラウンのソールという僕たちの今の気分にぴったりな一足は、コーディネートに落とし込みやすく、幅広いファッションで活躍してくれるだろう。フットボールシューズを取り入れたいけど、周りとかぶりたくないという、あまのじゃくな人にもオススメだ。
PUMA
「PALERMO LTH」
80年代初頭に登場。当時サッカーを見に行く観客の定番シューズとなったプーマの「PALERMO」。サッカーが好きな人はクラブ名でも聞いたことがあるはず。そう、イタリア・シチリア島北西部の地名がモデル名の由来なのだ。ヒールのプーマキャットロゴ、ゴールドのシグネチャータグ、トゥの構造、そしてクラシックなガムソールはオリジナルのままに、レザーベースにスウェードのフォームストリップとオーバーレイを施したのがポイント。
NEEDLES × ASICS
「GEL-NYC」
ニードルズとアシックスのコラボレーションモデル。今作はアシックスのライフスタイルシューズ「GEL- NYC」をベースにブラックとパープルのカラー構成で別注した。アシックスストライプのステッチラインに、ニードルズの代表作であるトラックジャケット、パンツのサイドラインと同様の5本のラインを搭載、さらにシュータンにはニードルズ、アシックスそれぞれのロゴをオン。ヒールウインドウには蝶の刺繍を載せているのもポイント。
New Balance
「NB CM878 BYEX」
長距離ランナーに向けて開発、2000年に登場したニューバランス「878」の、ビューティー&ユースのみで展開されるエクスクルーシブカラーモデル。卓越した衝撃吸収性とクッション性を発揮する厚底のABZORBミッドソール搭載と履き心地抜群。さらにサポート性を高める多彩なアッパーの補強パーツはデザイン要素としても一役買っている。
MIZUNO FOR MARGARET HOWELL
「MIZUNO TRAINING SHOES」
ミズノとマーガレット・ハウエルのコラボレーションモデル。ミズノ スポーツスタイルを代表するランニングシューズ「CONTENDER」をベースモデルに、2017年に初めて両者のコボレーションをスタートさせたM-LINEと同トーンの組み合わせである、ブラックのアッパーとチョークカラーのミッドソールのカラーコンビネーションで制作。よく見るとブラックで纏めたアッパーはメッシュ、スエード、シューレース、それぞれ異なる色合いを採用しており、ブラックのグラデーションが品格を感じさせる一足。
ASICS
「GEL-QUANTUM KINETIC」
アッパーはメッシュ素材の上に人工皮革の補強を重ね、快適性を向上させた。ソールにはScutoid GELテクノロジーを搭載し、街中での通勤や長時間の立ち仕事など日常シーンでの衝撃緩衝性を発揮する。まさにライフスタイルスニーカーと呼ぶべき1足。
OUR LEGACY
「KLOVE」
アワーレガシーのブラックレザーの「Klove」。レザーのアッパーは、シュータンとヒールカウンターにスエードレザーを採用することで、奥行きのあるスニーカーに仕上げた。柔らかな素材によるゆったりとしたフィット感が特徴で、Vibramソール搭載で機能性も持ち合わせている。先端にラバーコーティングが施された丸いシューレースやシュータンのOUR LEGACYのメタルリベットもさりげなくていい。
THE NORTH FACE
「Velocity Knit Ⅱ GORE-TEX Invisible Fit」
雨が増えてくるこれからの時季の旅にはゴアテックスシューズがおすすめ。アッパーに防水透湿性と快適なフィット感を追求したGORE-TEX Invisible Fitを採用し、アウトソールには優れたグリップ力と強度を誇るVibram N-OILラバーを搭載。着脱が簡単なミニマムな一足は、シンプルな洋服と相性がいい。
HUNTER
「TRAVEL MID TRAINER」
黒いシューズで100%防水のモデルを探しているならコレ。アッパーには防水メンブレンを内蔵し、リサイクルナイロン、ネオプレンを使用。さらに超軽量のTPUラバーフォクシングラインが雨から保護してくれる。高いグリップ力を誇るFSC®認証ラバーアウトソール搭載で、フェスや梅雨の時季にもおすすめ。旅の足もとは服を選ばない黒一択だ。
ブレイク必至の黒スニーカー6選
adidas
アディダスのサンバがストリートを席巻する今、フットボールシューズの最前線をチェック! どこかクラシックなデザインが春は狙いめ。
スパイクをモデルに、フィールドの外でも履けるようアレンジした「PREDATOR FREESTYLE」の新作。細身で滑らかなレザーのアッパーに、ネオンオレンジがアクセント。
UMBRO × FREAK’S STORE
人気のアンブロのトレーニングシューズ「ACCERATOR」をフリークス ストアが別注。スパイクらしさが増す大きなシュータンと、ブラックソールで存在感も抜群。
adidas Originals
80年代を彷彿とさせるビビッドなイエロー×黒がアイキャッチ。
NIKE
カットアウトのデザインはソックスでのアレンジも楽しい1足。
CONVERSE
ぽってりとしたフォルムはパンツの裾から見えたときにもアイキャッチ。
alpinestars
モータースポーツブランドのドライビングシューズ。アッパーはスエードでスポーティすぎない。
エディターが買ってよかった
黒スニーカー11選
《NIKE WAFFLE RACER》
ナイキの「ワッフルレーサー」というモデルなんですけど、これは2016年に発売されたものだと思います。
このシューズを買った時のことは覚えていて。
2017年に雑誌の編集者になりたいと北海道から上京したての頃、原宿のA+Sというお店で、当時は違うモデルを求めて店に入ったんですけど、店員さんに「こっちのほうが服装に合うと思いますよ」なんて言われてこのワッフルレーサーを購入しました。
当時から店員に進められて購入するなんてことはなかったから、当初は「騙されたかもな」なんて思いながら履いていたんですけど、今振り返るとその店員さん、ナイスアシストでした。
シューズは、ナイロンがメインのアッパーに、トゥ・シューレースホール・ヒールはスウェード、スウッシュはレザー、そこにワッフルソールを合わせたというディテールで、アッパーのブラックやソールのブラウンといった配色、シュータンのオレンジタグにより70年代のムードが漂う。
ネイビーやブラックのアイテムを着ることが多い僕の足元に良く馴染んでくれて、6〜7年たった今でも足元で困ったらまず第一候補になるシューズです(笑)。履き口のところが破れているのも味があって僕好みです。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
《HOKA ANACAPA LOW GTX》
雨の日もスニーカーを履きたいので、ゴアテックス搭載モデルを片っ端から漁っていたんですが、良作ばかりで逆に迷いまくっていたんです。
そんな時、マーカウェアのデザイナー石川俊介さんのインスタでこのホカを紹介している投稿を発見! 石川さんは本誌でもたびたび登場していただいていますが、個人的にも10年以上お世話になっている大好きで尊敬するデザイナーさんです。
石川さんと取材や展示会でお話しさせていただくと、服の知識も情熱ももの凄く、新しい発見ばかりでとても刺激的なんです。インスタを見ている人は知っていると思いますが、いい素材を求めて、世界各国を飛び回る話にはいつも感銘を受けています。とまあそんな感じで、石川さん大ファンな私なので「推しの言うことは、絶対!」精神で買っちゃいましたよね(笑)。
スニーカーの機能にも造詣の深い石川さんが旅のお供として認めているだけあって、履き心地は抜群。ホカならでのは厚底ソールはクッション性が高く、長時間履いていてもまったく疲れません。見た目のボリュームはなかなかですが、すごく軽いのも魅力ですね。
色々なテクスチャーがミックスされたオールブラックなので、奥行きがある。サイドのゴアテックスロゴもテック好きには嬉しいディテールです。雨の日に履く予定で買ったものの、気付いたら天気は関係なく、かなりの頻度で履いてます(笑)。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
《New Balance 992 “Triple Black” 》
「2002もトレンドだけど、やっぱり1700とかのヌバック使いもいいよねー」「いや、900番台の王道のスウェード感が一番!」みたいな会話、興味がないと意味不明ですが、ニューバランス好きの間ではよくしますよね(笑)。
そんな会話好きの僕の個人的なお気に入りモデルは、992か993です。(結局絞り切れない!)。チビロゴといい、ローテク感もある全体のぽってりとしたバランスといい、なんだか愛らしい印象があって…。
ただこのフォルムでもっとソリッドなカラーがないかなあと思っていたところに見つけたのが992のコレ! その名も”トリプルブラック”というカラーリングで、タンの「992」&ヒールの「USA」という部分以外、ほぼ黒で統一されています。海外のスニーカーサイトで発見し、すぐにポチって即輸入(笑)
高機能のスニーカーでしかも黒だとハイテク感が強くなりがちですが、992のデザインのおかげでハイテク感とローテク感がいい塩梅に混ざって、何に合わせてもちょうどいい。
次は993のオールブラックを探して、あらゆるWEBサイトを物色中。といいつつ、その前に990v6の黒も先日購入しましたが(笑) まだまだニューバランス愛は尽きません!
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
《アシックス GEL-NIMBUS 20》
最近のスナップやストリートを見ていると「アシックス」の人気が急上昇していると実感します。というわけで、数年前に買った「ゲルニンバス 20」を下駄箱から引っ張り出してきて、履いてみることに。
「ゲルニンバス」はアシックスのロングセラーモデル。スナップ特集を担当しているときに、1日中立っていても疲れにくい靴を探していたところ、スニーカーに詳しい後輩から激推しされ、その日のうちにアシックスのショップへ。後輩とお揃いにしました(笑)。
スポーティさがありながら、オールブラックで大人っぽいルックス。しかもいい意味で絶妙ないなたさもあって、着こなしに抜け感も演出できる。何より履き心地がめちゃくちゃよくて、購入後のスナップ効率もアップした気がします!
よく見るとダイナミックなデザイン。オールブラックだけどメリハリが効いていて、ニュアンスもプラスできます。
ボディの光沢感もリッチなムードがしていいですね。「NIMBUS」はラテン語で「雲」を意味しているのだとか。雲のように軽く、快適な履き心地。そして、差がつくグッドデザイン。久しぶりに履いてみて、服好きたちの間でアシックスが推されている理由を再確認できました。ほかのアシックスもチェックしてみようかと思います!
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
《New Balance BB550BBB》
ナイキの「エアフォース1」「エア ジョーダン」「ダンク」、アディダスの「スーパースター」「フォーラム」など人気モデルが多いバスケットボールシューズ。かっこいいと思うのですが、個人的にバスケットボールシューズはファッションに落とし込むのが難しいシューズだと思っていて、持っていなかったんです。
そんな中、出会ったのがこのニューバランス「BB550」のオールブラックです。
「BB550」は、1989年に発売されたバスケットボールシューズ「PRIDE550」の復刻モデル。2020年12月に初登場したホワイト/レッド・ホワイト/ブルーや、コム デ ギャルソン・オム、オーラリー、エメ レオン ドレなどとのコラボレーションでも話題になりましたね。
素材は足なじみのいいレザーアッパーに、メッシュのシュータンのコンビネーション。バスケットボールシューズのボリューム感が自分のスタイルに合わせづらいのですが、オールブラックなので、他のモデルよりもシャープな印象で、さり気なくスポーティさもあるので、合わせやすいのが魅力。
バスケットボールシューズがベースとあって、クッション性が高く、履き心地も申し分ない。
「BB550」の特徴である小ぶりのNロゴもかわいいですよね。
まだボリューム感に慣れていないので、出番は多くないのですが…。来年は慣れて、もっと履いていきたいと思っています!
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
《NIKE AIR KUKINI
BLACK/ANTHRACITE-BLACK》
今回紹介するのはオールブラックのナイキ「エア クキニ」です。
本連載の第28回でユニクロ ユー「パデッドボリュームジャケット」、第32回でニューバランス「BB550BBB」と、オールブラックのアイテムを紹介してきたように、最近オールブラックのアイテムを手に取ることが多くて…。個人的にネイビーを着用することが多いので、実は黒いアイテムって新鮮なんですよね。
なぜ最近オールブラックのアイテムを手に取ることが多いのか。
ユニクロ ユーのダウンもニューバランスのバッシュも、オールブラックをチョイスしているアイテムは、これまで着用してこなかった自分らしくないアイテムだと記事を書いていて気づきました。このナイキ「エア クキニ」もそうです。
2000年に発売。ハワイ語で”ランナー”を意味する名を冠したナイキ「エア クキニ」。特徴的な網目状のケージのデザインが、90年代のスキースーツっぽく、スポーティな一足です。一見、デザイン性の強いスニーカーですが、オールブラックならいい意味でハイテク感が半減しており、コーディネートに落とし込みやすい。
またシューレースのないミニマルなフォルムで、洗練された着こなしができるのも、魅力なポイントだと思います。
ナイキを象徴する機能であるAirクッショニング搭載で履き心地もいい。2024年の足もとはオールブラックが多くなりそうです。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
《New Balance 990 v6 BK6》
「匂わせ投稿」。僕の生活のなかでは、投稿することもなければ、他人のそういった投稿を目にしてヤキモキするなんてこともきっとないと思っていました。2021年に目にしたある投稿を見るまでは。
その投稿の主は、ニューヨーク発のブランド「エメ レオン ドレ」の創設者で、現在は「ニューバランス」の”Made in USA”のクリエイティブ・ディレクターも務める、テディ・サンティス氏。2021年に、翌年2022年から彼がその職に就くことが発表されてからインスタをチェックしていたのですが…。発表からほどなくして、発売前の「990」の最新作のプロトタイプと思しきスニーカーの画像を突然投稿したのです!
「990」といえば、言わずとしれたニューバランスのスニーカーの最高峰モデル。最初のモデルが発売された1982年に、「1000点満点なら990点の出来栄え」と広告にうたわれたほどのハイスペックな1足。そこからアップデートしながらたびたび新作が発表され、2019年に5代目のバージョンである「v5」が発売されて以降、ファンは最新作を待ち望んでいました。そんな状況のなか、新クリエイティブ・ディレクターがいきなりインスタに投稿ですからね…。突然の出来事に、とても興奮したのを覚えています。そこから発売を今か今かと待ち望んでいました。
コロナ禍も影響し、やっと最新作の「v6」が一般発売されたのが2023年の2月。最初に発売されたグレーカラーは案の定争奪戦ですぐには買えずだったところ、どうやらブラックとネイビーも発売されるというウワサを聞きつけ、バリエーションがそろうまで待機していました。アイコニックなグレーは何足も持っているし、すぐ前に購入したのがネイビーの「992」だったため、今回はブラックをチョイス。3色のなかで一番シュッとして見える気がして気に入っています。2年待ってやっと手にしたのでうれしさもひとしお。
少し大きくなってアッパーの補強役もになうNロゴ、またスエードの面積が減った都会的なランニングシューズっぽいデザインが特徴に思います。シュータンに配された、「v6」のマークはそんなデザインにマッチする印象がいい。「990」シリーズだと「v4」モデルが好きだったのですが、ちょっと”推し変”してしまうかも。
デザインもさることながら、履き心地もすごく進化しているんです! ランニングシューズに使われるような反発弾力性のある、最新の「フューエルセル」というテクノロジーが搭載されているから、まさに弾むような履き心地。990点といわず、1000点でもいいのではというくらい快適。
休日は出不精なのですが、このスニーカーはインソールに「for RUNNNIG」と書かれているくらいなので、ランニングとまではいかなくても、もっとアクティブな生活を送りたいと思います(笑)
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
《NIKE AIR MAX
LD-ZERO-FRAGMENT》
「コラボ」という響きって、なんでこんなにもそそられるんでしょうね。このコラムでも、ウエアやシューズ、さまざまなコラボアイテムをご紹介してきました。今回は、「コラボ」を語るなら外せないだろうという、オールブラックの「エアマックス」を紹介させてください!
藤原ヒロシさんが率いるデザイン集団「フラグメントデザイン」。話題沸騰のコラボプロジェクトを数多く手掛けているのは説明不要かもしれません。こちらのスニーカーは、そんな「フラグメントデザイン」とのコラボなんです。
「エアマックス」といえば、服好きなら知らないひとがいないくらいの超人気アイテム。ですが、僕はこのスニーカーをゲットした2016年まで、そのエアマックスを手にしたことがなく…。ハイテクスニーカーの代名詞といったイメージが強かったため、あまりストリート感のある服を着ないこともあって、手が伸びなかったのかもしれません。
そんななか目に飛び込んできたこのエアマックスは、なぜかそのハイテク感を感じすぎずに、履きたい! と思いました。それはきっと、こちらが本コラボのために作られたモデルで、今まで見たことがない雰囲気をまとっていたから。レトロなムードのあるランニングシューズの「LD 1000」と、ハイテク感満載のフルレングスエアが搭載された「AIR MAX 2014」を組み合わせた、このスニーカーだけのデザインなんです。
ふわふわとした質感のアッパーとヒール部分のスエード使いによって、オールブラックながらもエッジィすぎない印象を受けるのかなと。そのため、テックな服だけでなくデニムやチノパンツに合わせても浮かないし、黒がコーデにいい引き締め効果をくれます。既存のアイテムにはない魅力が生まれるのって、本当にコラボだからこその醍醐味ですよね。
フラグメントデザインコラボの証「FRGMT」ロゴは控えめ、でもたしかな存在感アリ。これからも、コラボならではの化学変化が生まれる特別なアイテムを、探しまくりたいと思います!
メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
《asics × otto958 GEL-FLEXKEE PRO》
アシックス、人気ですよね。
スニーカースナップを撮影していると、その勢いをひしひしと感じます。
僕も何足か持っていて、今回紹介するのはいわゆる人気のランニングシューズ型じゃないモデルです。ランニングシューズ型もかっこいいと思うけれど、個人的にボリューミーに感じて、今はローテクなのが気分。
このotto958とのコラボレーションスニーカーは、スケートボードシューズをベースに開発されたモデルで、シュッとしたシルエットがいい。
Kiko KostadinovとMoran Moranの共同プロジェクトとのコラボレーションなので、キコのデザインや配色も感じられるのもポイント。
個人的にデザインが利いていたり色モノはあまり好きではないけれど、このくらいなら許容範囲。本来ならこのOロゴの刺繍のデザインがいいと思うかもしれないけれど、僕は気になってしまう。なので、ボリュームのあるパンツと合わせて、Oロゴの刺繍をうまい具合に隠して履いている。
そして合わせるのはいつも黒のスラックス。
メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
《MERREL
MOAB 3 SYNTHETIC GORE-TEX®》
みなさんGWは何をしますか? 私は、山の爽やかな風を浴びながらハイキングをしたい、キャンプに行きたい、とにかく自然と触れ合いたいと思う日々の中でずっと欲しかったシューズをついにゲット。
渋谷のスクランブルスクエアにも新しく店舗がオープンした「メレル」のハイキングシューズ。このシリーズはいま大ヒット中で、完売も多く手に入れるのも難しいのだとか…!
この少しボリューム感のある見た目が特徴的ですが、オールブラックなのでスマートに履くことができます。このシューズを実際に試してびっくり!
「お・も・く・な・い!」
こんなにボリュームがあるのに全然重くなく、つい数年前の滝川クリステルが出てきてしまうほどの軽さ。この重さなら、足に負担なく初のハイキングでも軽やかに挑めそうです!
ゴアテックスにヴィブラムソールと機能性もてんこ盛り。雨などを防げるのはもちろんのこと、ソールのグリップ性能も高く、足元の悪い山道などでも安心して履くことができます。
クッション性のあるソールは、しっかり厚みがあるので身長も少し盛れます。レングスが長めのパンツを穿くときや、シンプルにスタイルもよくみせたいときに愛用中!
シュータンと、後ろについている、「M」のマークも可愛いですよね。シュータンのマークは少し立体的になっているんです。メンズノンノのM、大好きな映画『モンスターズインク』のロゴのMにも見えて愛着が湧きます(笑)。
カーゴパンツなどと合わせて街でアウトドアテイストで着こなしても◎。オールブラックなので、色々な着こなしに合わせることができると思います!
アウトドアでも街でもメインシューズとして大活躍のメレル。あなたも履けばハマること間違いなし。
《New Balance
FRESH FOAM 1080 v11》
900番台など「ニューバランス」の大人なスニーカーも好きですが、よく履いているのがこちらのFRESH FOAM 1080。“プレミアムクッショニングモデル”というだけあって、かなり快適な厚底仕様が特徴になっています。
トゥの部分が反り上がっていて足運びもよく、デイリー使いはもちろん、散歩やランニングからアクティビティまで幅広く対応してくれるんです。
ブラックボディに入ったダイナミックなNロゴやライン使いも好きですね。同系色でまとまっているから、落ち着いたトーンはキープしながら奥行きが生まれています!
ニューバランスの中ではかなりの厚底なのですが、本当に履き心地がソフトで、驚きの軽さ!エンジニアードHYPOKNITアッパーは通気性が良く、フィット感も抜群です。
何度も言いますが(笑)、履き心地が快適すぎて、夏はこればっかりになってしまうんですよね。そろそろ暖かくなってきたから、今年もたくさんお世話になる予定です。
メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
おしゃれ男子の独自な
黒スニーカー22選と正解履きこなし
革靴っぽくも履ける
最強のマイカスタムAF-1!
石塚千皓さん/会社員
「古着を中心にスタイリングを組むことが多く、最近はMA-1やスタジャンのような短丈ジャケットが気分です。そこに普通のエア フォース1を合わせるのもかっこいいけど、僕にはやんちゃすぎるというか、キャラに合わない気がして」
定番スニーカーが
簡単にキャラ変!
「そんなときに見つけたのが、渋谷の古着屋さん、ツナギジャパンがエア フォース1用に作ったレザーシューキルト。これをつけるだけで革靴のようなムードが加わり、タフなイメージのエア フォース1がモダンに。最近は"それ何!?"と突っ込まれるのにも慣れました」
NBこそ僕のスタイルの要。
たくさん持っているけど
古いものも捨てられない!!
YUYAさん/オコジック デザイナー
「ニューバランスと出会ったのは中学時代。友達のお兄ちゃんがかっこいいトレイルランニングのシューズを履いていて、それに憧れた当時の僕が、ブルーの574を買ったのが始まりでした。それから少しずつニューバランスのスニーカーを集めるようになり、こうして今も様々なモデルを履いています」。
「モンベルのシェルジャケットは、リフレクター素材をあしらったブラックのML860でストイックなムードをさらに加速させて。何より、スタイリングに品のよさと軽快さをプラスしてくれるから、ニューバランスのスニーカーはやめられないんです」
毎日ボリュームソール
弥永海渡さん/美容師
「スタイリングは足もとで決まる、と思っています。だから朝のスタートは、その日に履くスニーカーを選ぶことから。服はシンプルなものが多いので、スニーカーはひとクセあるデザイン、さらにボリュームソールで足もとにアクセントをつくるように意識しています。例えばミニマルなアークテリクスのジャケットは、レザーアッパーに変形ソールを搭載したミズノを履いてソリッドに」
お気に入りのスケシューを
自分でリペア&ペイント
Sofu Kajimaさん スケーター/モデル
「グリップの感覚がダイレクトに伝わる薄めのスケートシューズが好きで、最近はアディダス スケートボーディングのモデルを愛用しています」
「滑った分だけデッキがボロボロになるのと同じように、スケシューだって使い込むほどへたりが出てきます。派手に破れたアッパーやソールの剥がれなど、そういう部分は自分の手でリペアをしていて」。
ブラックのコパ ナショナーレは、ソールをラッカースプレーでペイントし、オールブラック仕様に。よく見ると染まりが甘いところもあるけど、素人仕事の不完全な仕上がりが自分らしさのひとつだと思うし、だからこそ愛着が湧いちゃうんですよね」
ワイドパンツ派。
重心バランスがとりやすいから、
アディダス イージーシリーズ
福岡瑛太さん/会社員
「スニーカーブームに乗っかって、5〜6年前から集め始めたイージーシリーズ。一時期と比べると最近は街でかぶることも少なくなり、ますます出番も増えました。このシリーズはソールやアッパーが近未来的なデザインだからか、ブラックやベージュといった定番カラーを選んでも足もとにほどよく存在感が出せる。なのでワイドパンツと合わせても、スニーカーの存在感がちゃんと立つんです。一日中履いていても疲れない軽い履き心地とフィット感も魅力!」
ローテクなスケシューなら
ペダルコントロールも快適
永峰悠輝さん/会社員
「スケーターというわけではないけど、ヴァンズのスニーカーはオールドスクールやエラ、スリッポンなどを高校の頃からずっと履いていました。特に自転車に乗るようになってからは、このオーセンティックをヘビロテ中」。
「スケート用なだけあって、アッパーのキャンバスはめちゃくちゃタフ。それに余計な装飾を排したシンプルな作りなので、ペダルストラップにしっかりフィットしてくれるのもうれしいポイント! ペダルの踏み込み、引き上げがしっかりできるので、加速も停止もよりスムーズに。移動中はチェーン側の裾をまくって、ソックスのタイポグラフィで個性もアピール。フレームから組み上げた自慢の車体は、スニーカー同様に大切な相棒です!」
大好きな古着にマッチする!
気がつけば毎日サンバ!?
りゅうせいさん/会社員
「アディダスのローテクフットボールシューズの汎用性の高さや、歩きやすさに気がつき、サンバやガゼルを集めるように。フォルムが薄いので、今日のようにワイドパンツを合わせても裾のたまりが美しく、Aラインが簡単にかなうのもうれしいですね。また、デニム以外にも、スラックスをはいたときのハズしとしても活躍してくれます!」
今日の気分を託せるから
ローテクなアディダスだけ
横木琢也さん/会社員
「古着、新品を問わず洋服はいろいろ着ますが、基本はベーシックなアイテムを使ったシンプルな着こなしが好き。そういうスタイリングにハマるのはやっぱりローテクスニーカーです。小中高とずっとサッカーをしていた僕は、子どもの頃からアディダス派。だから今もこうして集めています」。
クセ強なスタイリングが好きだから、
クセ強なコラボを抜てきしたい
高村隼英さん/アパレルスタッフ
「ファッションもヘアスタイルも、わりと飛ばしていることが多いので、足もとにもそれに負けないパンチが欲しくて。だからスニーカーを選ぶときは、そのとき出ているコラボからチェックするようにしています。」
「これはサロモンとGR10Kのコラボ。インラインでは決して見つけられない、変わり種のデザインを探していくのが楽しいんですよね!」
合わせやすい、だけじゃない。
ひねりのあるモノトーンスニーカー
ケビンさん/ファッションPR
「モノトーンのスニーカーはまず合わせやすいのが利点。だけどさらに踏み込んで、モノトーンだけど実はひとひねりある。そういうスニーカーが好きです。今日履いているニューバランスでいえば、黒に入ったシルバーのラインがアクセントになっているところ」
カジュアルな日の白
きれいめな日の黒
石川大翔さん/会社員
「基本的にスタイリングは足もとまでワントーンでまとめることが多く、白と黒でスニーカーを使い分け」。
「黒はジャケットと合わせることを前提にしています。アシックスやサロモンなどのハイテクスニーカーを合わせて、ソリッドな雰囲気に仕上げるようにしています!」
スケートには
ナイキのブレーザーさえあれば
杉原貫太さん/会社員
「ノルウェーのプロスケーター、DEEDZに憧れていて、彼に倣ってスケシューはずっとナイキ SB。その中でも僕は長らくブレーザーを愛用しています。プッシュのしやすさ、トリックの決めやすさは最高だし、レザーアッパーにスウッシュが入ったシンプルなデザインも気に入っています」
「今履いているのはシュプリームとのコラボモデルだけど、SB ブレーザー自体は定番のスケシュー。だからこそ、どんなに履きつぶしたって同じ型をまた買うことができる。その安心感も含めてナイキ SBが好きなんです」
サッカーが好きすぎて。
ファッションでもトレシュー!!
伊藤駿佑さん/会社員
「小学生の頃から現在に至るまで、ずっとサッカーに熱中しています。フットボールカルチャーからスニーカー好きに目覚めたので、フットボールシューズは私服でも愛用。ローテクなトレシューはすっきりとしたフォルムで、カジュアルなスタイリングのハズしにもなるし、強い色のロゴやラインは差し色としても効果的!」
「スポーツショップを巡ったり、フリマサイトを巡回したりして、ミズノやナイキ、アディダスのレアモデルを探すのも癖になっています。思えば小学生の頃もスパイクを集めていましたし、やっていることは昔から変わりません(笑)」
レトロなヴァンズがなくちゃ
始まらない!
藤野晃太さん/ショップスタッフ
「ヴァンズを履くようになったのは、今の勤め先『カウンター』で働くようになってから。理由はシンプルで、オーセンティックを履いている先輩がかっこよくて(笑)。それから同じモデルを集めるようになりました。黒は不良っぽく決まるのがいい。さらっと履くだけで抜け感がかなうのもヴァンズの魅力です!」
おしゃれな25人はメジャーブランドの
黒スニーカーをどう履く?
コンバース オールスター
遠藤弘章さん/スタイリスト
コンバースの永久定番名品でもあるオールスター。普段は革靴が多いという遠藤さんだが、今年のフジロックにオールスターと言えばなザ・ストロークスが来ることで気分が再燃中。
ジャケット:MASU シャツ:MHL. スカーフ:アクネ ストゥディオズ パンツ:ランディ
「存在感のあるMASUのレザージャケットを軸に、アクネ ストゥディオズのフリンジつきスカーフをネクタイのように巻いて70sライクに。全体をモノトーンでまとめ、ドレスとロックをほどよくミックスしました。オールスターはなじみながらも、絶妙なハズしにもなってくれるんです」
「トレンドのフレアパンツはロックな気分を後押ししてくれます。ブラックのハイカットを選べば相性は抜群です!」]
ASICS GEL-QUANTUM 360 VII
高嶌駿さん/学生
アシックスの看板クッション素材「GEL(ゲル)」をミッドソールに360°採用。デザイン性も高いため、タウンユースのファッションアイテムとしても使える優秀なシューズだ。
カーディガン:古着 シャツ:古着 パンツ:古着 バッグ:古着 時計:G-SHOCK
「最近流行りのテックなデザインのスニーカーに合わせてナイロンパンツ、機能的なボディバッグ、G-SHOCKをチョイスしました。全身をテックアイテムで統一するのではなく、シャツとカーディガンを選びキレイ目な印象に。ジャンルの違うアイテムを使ったコーディネートにまとまりを持たせるため、色のバランスを意識しました」。
「アシックスはとにかく歩きやすいですね。今日のようなコーディネートにはもちろん、キレイめなスラックスに合わせてもハズしのアイテムとして使うこともできるんです。これは僕にとって文句なしの万能スニーカーです」。
ヴァンズ エラ
浅野 亨さん/スタイリスト
ヴァンズの定番名品のひとつでもあるエラ。ストリートなアプローチで履く人が多いが、浅野さんはあえてフォーマルに近い装いに合わせるのが気分なのだとか。
ジャケット:イレニサ シャツ:レスレストン パンツ:トーガ
「シャツにスラックスを合わせるスタイルが多いのですが、仕事柄1日中革靴だとしんどいので、カジュアルなスニーカーでハズすのがマイ定番。エラはちゃんとデザインされていて、きれいめなスタイルにも馴染むんです。クリーンな印象を与えてくれる白いステッチがあるからかもしれません」
「今日はストライプシャツをスラックスにタックインして、ひとつボタンのジャケットを羽織りました。フォーマルなムードですが、古着のネックレスやトーガのソックスで抜け感を出したのもポイントです」
NIKE×Supreme/Air Force 1 Low
稲垣大貴さん/アルファPR プレス
世界中で愛されるナイキとシュプリームのコラボモデル。ナイキのエアフォース1をベースに、シュプリームのアイコニックなボックスロゴをさりげなく配置。マニアでなくとも手に入れたい一足だ。
「ブラックのスニーカーを主役にするため、ソックス以外、ウェアも全てダークトーンで統一しています。ボックスロゴが見えるか否か、くらいのパンツの裾のファスナーの開き加減がポイント(笑)。あと今日はハットにしましたが、被り物は基本的にエルメスを合わせるのがこだわりです。なんてことないけど、さりげなく上品に見えるところが気に入っています」
「エアフォース1は、シンプルかつ、どんな装いにもマッチするところが大好きで、昔から愛用しています。ナイキとシュプリーム、ともに絶大な支持を得ているブランド同士のコラボですが、金額は1万円ちょいと手頃なのも購入の決め手に」
コンバース/オールスターJ ハイカット
桂 大地さん/エディフィス プレス
コンバースを代表するオールスターのハイカットモデル。日本製にこだわり、アッパーやシューレースには、柔らかく良質なコットン素材を使用。ソールはヴァルカナイズド製法により、耐久性と快適な履き心地を両立した。
ブルゾン:Lee(ヴィンテージ) Tシャツ:ヘルスニット×エディフィス パンツ:ベルナールザンス メガネ:カトラーアンドグロス
「すっきりバランスの良いハイカットに合わせて、アウター以外は全て黒で統一。ヴィンテージで見つけたLeeの91-Bのブルゾンを主役にしつつ、直球なアメカジにならないよう、スラックスはフランスのファクトリーメーカー・ベルナールザンスのものを合わせています。ヘルスニットに別注したヘンリーネックTシャツで、胸元にさりげなく抜け感を」。
「靴紐を黒に変えることでちょっと革靴っぽくアレンジしました。オールスターのハイカットを履く時は、パンツの股下を少し短くするのがこだわりです」。
「日本製のハイカットは、どこかヴィンテージのチャックテイラーに近い雰囲気で履けるところが魅力。スマートなフォルムと分厚すぎないソールのバランスが絶妙です」。
asics GEL-SONOMA 15-50
和田知朗さん/フリーター
アシックスのトレイルシューズ「GEL-SONOMA」とクロスカントリーシューズ「15-50」の要素を取り入れた「GEL-SONOMA 15-50」。普段履きとしても、アウトドアシーンでも着用できるテックなデザインが今っぽい一足だ。
ジャケット:リーバイス®︎ 中に着たシャツ:古着 パンツ:ラングラー シューズ:アシックス ピアス:古着 リング:グッチ/アイエフエイト
「最近はジャストサイズのアイテムが気分なので、お気に入りのデニムジャケットを選びました。白のTシャツを中に着ることで重すぎない印象に。全体をシックに仕上げつつ、シューズをスニーカーにすることで少しカジュアルでキメすぎないコーディネートに仕上げました」。
「テック系のスニーカーを探していたところこのスニーカーを見つけて、昨年の12月頃に購入しました。黒がメインなのでコーディネートを選ばず履けるのが魅力。シンプルなのに存在感もある、文句なしに重宝している一足です!」。
ヴァンズ
「スケート オーセンティック」
平沢幹太さん/アンフォロー CONCEPTOR・DESIGNER
スケートボーダーのために頑丈に、そしてヴァンズのトップクラスの衝撃緩和素材、POPCUSH™クッションを搭載している「スケート オーセンティック」。パッと見どう違うのかわからないかもしれないがチェック柄のタグがその証。
カーディガン:フォル(FOLL)
Tシャツ:フォル(FOLL)
パンツ:ルメール(LEMAIRE)
スニーカー:ヴァンズ(VANS)
サングラス:ギュパール(Guépard)
バングル:エルメス(Hermès)
時計:シチズン(CITIZEN)
「スニーカーを履くときはできるだけ品のいい格好をすることを意識しています。なのでパンツはスラックスなどのきめいめなアイテムで、ネイビーか黒のワントーンコーデのことがほとんど。あとスニーカーは動きが多い日や疲れていてラフでいたい日に履きたくなります。少し大きいTシャツを着ているっていうのはその心情とリンクしているからだと思います」。
「このスケート オーセンティックは、学生の頃スケーターの先輩や仲間でスケートボードをやっていたときに教えてもらったんですが、通常のオーセンティックと比べて履き心地がすごくいいんです。長く履いていくとよりその履き心地の良さに気づきます! また通常のオーセンティックだとブラッシングすると毛が立ってしまうのですが、これは毛が立つこともなくきれいにホコリが落ちるので、ケアしがいのあるスニーカーです」。
ニューバランス M2002R
西村滋紀さん/アーバンリサーチ プレス
2010年デビューのUSA製「MR2002」からインスパイアされた重厚なデザインがポイントとなる「M2002R」。ABZORB搭載の高性能ソールを組み合わせており、長時間の着用でもストレスフリーなはき心地に。
シャツ:フォークアンドスプーン カットソー:ヘインズ パンツ:アーバンリサーチ iD 時計:アップルウォッチ
「夏を先取りして、トップスにはさわやかな開襟シャツをセレクト。身幅が広く、ボックスシルエットになっているので着たときの落ち感も美しいです。軽やかなナイロンパンツと合わせて足元はスポーティに見せつつ、全身の印象はキレイめを意識しました」
「汎用性の高いブラックに加え、身幅が細くワイドパンツから細身のパンツまで、どんなボトムにも合わせやすいフォルムが気に入っています。そのままでもほどよく主張があって良いですが、リフレクター機能のあるシューレースで自分らしくアレンジしました」
「メッシュのアッパーに対して、つま先や背面には上質なスエードが使われているところもさりげなくポイントに」
CONVERSE QAK ST CP / Name. 34200900
佐藤祐哉さん/name.ストアマネージャー
ストリートのトレンドとクラシカルなスタイルを掛け合わせたブランド、Name.とコンバース キャンピング サプライシリーズのコラボスニーカー。ゴアレースとコードストッパーを付属することで、イージーな仕様としても着用できる一足。
トップス:ネーム 肩にかけたシャツ:ネーム パンツ:ネーム スニーカー:コンバース アイウェア:古着 ブレスレット:ポダ
「夏らしいブルーのボーダーシャツに同系色のシャツを合わせて、ラフすぎず奥行きのあるスタイリングに仕上げました。サマーウールのストンと落ちるスラックスを合わせることで、縦のラインも意識した少しきれいな印象も持たせることができるよう意識しました」。
「スウェード素材とオールブラックのカラーリングが相まった高級感のある一足だと思っています。靴紐が2色で構成されていたり、かかと部分に小さいロゴが施されていたりと、ディテールワークがお気に入り。シンプルでコーディネートを選ばず履けるので、普段からよく愛用しています」。
converse onestar
スウェードスニーカー
嘉蓮さん/俳優
ONE STARは、1974年に誕生したCONVERSEを代表するアイコンの一つ。シンプルなデザインで上質な国産スウェードをアッパー全面に使用しているのもポイント。
トップス:ラルフローレン パンツ:ポーラースケート スニーカー:コンバース
「スケートボードが趣味なので、オーバーサイズのデニムを履くことが多いですね。トップスはストリートなスタイルと大人っぽいきれい目な印象をあたえられるポロシャツを合わせました。夏らしい青のアイテムで色味を揃えたのもポイントです」。
「コンバースのスッキリとしたシルエットが好きなんです。スウェード素材のスニーカーはシティユースだけでなく、スケートボードシューズとしても利用できるので選びがち。あとはシックな印象も与えてくれるので普段からよく愛用しています。オールブラックのデザインの中に、白のソールが合わさることで存在感もしっかりあるお気に入りの一足です」。
ザ・ノース・フェイス
ベクティブタラバルフューチャーライト
相原涼介さん/ムロフィス・プレス
THE NORTH FACE独自開発の防水透湿素材である「フューチャーライト」というメンブレン素材を採用。ミッドソールは推進力と安定性を兼備したベクティブテクノロジーを搭載しており、抜群の履き心地を実現。
シャツ:カンタータ カットソー:セブンバイセブン デニム:イヴ・サンローラン・ジーンズ キャップ:ティーエイチ 時計:ポストオーバーオールズ サングラス:アイヴァン 7285
「今日のスタイルイメージは“服に興味ない感じの人”。映画の登場人物や海外のスナップで見かける、作り込んでいないのにカッコいい着こなしに憧れます。だからどのアイテムもメインにせず、あくまで全体の抜け感、バランスを大切にしました。濃紺のデニムにストライプシャツを合わせつつ、あえてよれたようなカットソーを選び、ナードで気だるいムードに落とし込みました」
「一点で簡単にカッコのつく黒スニーカーは避ける主義でして、このグラファイト(石墨)感のある絶妙なグレーカラーに魅了されました。山道を走りきることを第一目標に作られた無骨なたたずまいも、着こなしのアクセントとして抜群です」
「アッパー部分はセンシティックレザーをベースに、通気性の高いメッシュ素材を採用。ハイスペックながら、軽量で防水性に優れたアウトドアシューズです」
コム・デ・ギャルソン オム プリュス × ナイキ / AIR MAX 97
寺崎日向さん/ショップスタッフ
日本が世界に誇るファッションブランド「コム デ ギャルソン・オム プリュス」と、スニーカー史に名を刻むナイキの名作「エア マックス 97」とのコラボモデル。アイコニックな波紋模様のアッパーデザインはそのままに、グレー×ブラックでアレンジした。
シャツ:ナイキ パンツ:フューチャー アーカイブ サングラス:ディストリクトヴィジョン
「新幹線から着想を得たアッパーデザインやシルエットが特徴的なエアマックス97が、今の気分です。シンプルなカラーと履き込んだようなデザイン、ハイテクな雰囲気にも惹かれました。そんなスニーカーと揃えて、トップスもボトムもモノトーンカラーでスタイリング。テック系の素材を選び、ジャストサイズで自分らしくまとめました」。
「昨年の今頃発売されたモデルです。コム・デ ・ギャルソン オム プリュスの22-23AWコレクションのテーマであった“ノマド”の世界観を二重構造のディストレイレザーで表現しています」。
「履けば履くほど、アッパーから細部まで、色や質感が表情を変え、経年変化を楽しめるところも魅力的です」。
コンバース / CS LOAFER SK SU
村田浩洋さん/ショップスタッフ
アクティブスケーティングをサポートするペックを備えた「CONVERSE SKATEBOARDING」スタンダードシリーズから、機能性とは裏腹にエレガントなルックスで支持される「CS LOAFER SK」。新作はシックで合わせやすいオールブラックだ。
ジャケット・カットソー・パンツ:ジャーナル スタンダード レリューム ベルト:エンダースキーマ ネックレス:ヴィンテージ
「オールブラックのスニーカーと合わせて、ジャケット、パンツも黒をセレクト。ラムレザーやコーデュロイなど、秋を象徴する素材を組み合わせることで着こなしに季節感と深みを持たせました。上下ともに、ゆとりのあるサイズを選ぶことで、黒でも重たくならないようバランス調整しています」。
「普段から、足元に何を選ぶかコーディネートのバランスを見て決めるのですが、これははずしにも引き締めにも使える万能感が気に入っています。コインローファーをベースにしたクラシックな見た目と、スケーターシューズのスペックとの掛け合わせもユニーク。とにかく歩きやすいです」
「毛足の短いスエードアッパーにより、季節や着こなしを問わず落とし込め、ソリッドにまとめてくれるところがポイントです」。
オニツカタイガー
DENTIGRE LS
成瀬心さん/アイリスト・モデル
異なるレザー素材で構成されたクラシカルなコートタイプシューズ。オールブラックの中にも素材感の違いや、ボリューム感のあるソールデザインで他とは違う雰囲気を醸し出している。デザインのみならず、クッション性や反発性に優れた素材をミッドソールに使用するなど履きやすさも考えられた一足。
ジャケット:Courreges インナー:Hanes デニム :Acne Studios リング:Tom Wood、chrome hearts
「洋服をモノトーンで統一し、モードな印象を意識しました。今回のようなスタイリングにはブーツを履いたりもしますが、ボリューム感、デザイン性のあるDENTIGREであえて外すように組みました」。
「普段ブーツ等を履くことが多いのですがモードになりすぎないようスニーカーで抜け感を作ったり、シンプルになりすぎだなと思う時に足元に持ってきたりと様々なコーデで活躍します。オールブラックだけど少しひねりのあるデザインがお気に入りのポイント」。
アディダス オリジナルス
「サンバ OG」
鈴木冬真さん/美容師
1950年にサッカーシューズとして誕生したアディダス サンバ。実はスタンスミスやスーパースターよりも前に作られたアディダス最古のモデルのひとつ。海外のセレブリティやインフルエンサーから火がつき、その人気は2022年から今も続いている。
トップス:古着 パンツ:古着 スニーカー:アディダス オリジナルス キャップ:古着
「ルーズシルエットのニットポロと軍パンの組み合わせ。コーディネートを引き締めるために、スタイリッシュなサンバを選んでトータルバランスが悪くならないように組みました。またスリーストライプがイエローなので、キャップのロゴで色を拾っています!」
「2020年頃に購入したものなんですが、当時は上手く履きこなせず…。今になっていろいろなコーディネートに合わせられるようになり、とても重宝しています! 履いていくごとにアッパーのレザー部分が柔らかくなり、自分の足になじんでいくので履き心地もいいです」。
ASICS
GEL-NIMBUS 9
渡邊康太さん/モデル
「GEL-NIMBUS (ゲルニンバス)」はクッション性に優れ高機能スニーカーとして、1999年から展開されているロングセラーモデル。「NIMBUS」はラテン語で“雲”という意味合いを持ち、トレーニングシューズとして愛用されることも。
「機能性のあるカジュアルなスニーカーに、程よくゆとりのあるパンツを合わせてこなれ感を意識しました。全体的にラフなスタイリングのアクセントには、ゴールドのアクセサリーを合わせてモードに振るのがポイント」。
「オールブラックの着こなしには履くだけでアクセントになるスニーカーを合わせます。2年前に購入した『GEL-NIMBUS 9』はボリューミーなビジュアルとは裏腹に、軽量でクッション性に優れているので沢山歩きたい日にぴったり。メカニックなデザインも洒落感があってお気に入りです」。
NIKE
Air MAX 95 ESSENTIAL
山田琳太朗さん/学生
人間の身体から着想を得たデザインのナイキ エア マックス 95 エッセンシャル。ナイキの不朽の名作と言われるエア マックス 95を元に、オリジナルカラーを使用せず現代的にアップデートしたモデルだ。象徴でもあるナイキエアや、立体的なデザイン、シャープなトゥが特徴。
トップス:メゾン マルジェラ パンツ:ソーイ シューズ:ナイキ
「無地のパーカにデニムというシンプルなコーディネートですが、アイテムのデザインやサイズ感にこだわり、野暮ったく見えないよう仕上げました。アイテムのトーンを合わせて全体に統一感を持たせたのもポイント。シャープなトゥのスニーカーを選ぶことで、ワイドデニムとの調和を図り、スマートなシルエットを印象づけてみました」
「今すごくハイテクスニーカーにハマっていて。これは履き心地や見た目、デザイン全てにおいて僕好みの一足でした。スポーツ観戦やキャンプなどアウトドアな趣味が多いので、シティユースだけでなく、色んなシーンで活躍してくれるこのスニーカーはもう手放せないですね。シンプルな配色ではありますが、立体的なデザインで存在感もあり、コーディネートを選ばず履くことができるので本当に買ってよかった一足です」。
adidas
CONCORD MID スネーク
佐々木伶さん/俳優
オールブラックでシックな雰囲気もありながら、ベルクロ部分のレザー加工など遊び心もある一足。
アウター:リーバイス
インナー:ポロ ラルフローレン
パンツ:テンダーロイン
「普段からあまり考え込んでコーディネートを組むという事をしないのですが、気をつけているのは色の組み合わせ。今回はレザージャケットがブラウン感のある色味なので、インナーのボーダーニットもブラウンを選びました。パンツはテンダーロインで、形がとても好き。どんな服装にも合わせやすいです」。
「無骨感のあるゴロッとしたフォルムが好みのスニーカー。オールブラックなので足元が重く見えてしまうかと思っていたのですが、いざ履いてみると、ベルクロ部分のレザー加工がアクセントになっていて、どんなコーデにも合わせやすいと感じています」。
Salomon
「XA PRO 3D V8 GORE-TEX」
竹本涼弥さん/モデル
アウトドアスポーツブランド「サロモン(Salomon)」のベストセラー「トレイルランニングシューズ」への賛辞として生まれた XA PRO 3D。モダンな素材や性能で多くの人から愛されているスニーカー。
アウター:ユニクロ パンツ:古着 マフラー:ストーンアイランド バッグ:アミアカルヴァ スニーカー:サロモン
「最近は、オールブラックで揃えてしまうことが多いのですが、その中でもシンプルになりすぎないように、デザインや素材で遊び心を入れてみました。ベストを着ているかのように見えるマフラーは、コーデの良いアクセントになってくれるので愛用しています」。
「ユニクロのダウンの、このボリューム感がすごく好きで、この冬は大活躍しました。コンパクトなサイズ感のものよりも少しボリュームが出る着こなしのほうが好きなので、ダウンにもマフラーや小物をレイヤードして楽しんでいます」。
「意外と履く靴を悩んでしまう雨の日でもゴアテックス素材なので気にせず履けるのが嬉しい。靴紐ではなく、絞って調整するタイプのものは、履きやすくつい手に取ってしまいます」。
asics × otto958
「GEL-FLEXKEE PRO」
佐藤蔵人さん/アパレル プレス
キコ コスタディノフとロサンゼルスを拠点とするアートギャラリー、モラン モランの共同プロジェクトである「OTTO 958(オット958)」とのコラボレーションスニーカー。
ジャケット:古着 スウェット:古着 パンツ:アワー レガシー スニーカー:アシックス グローブ:サウンドスポーツ
「レザージャケットがキブンなんですけど、ジャケットの裾を絞ったり、タックの入ったスラックスをセレクトしたりと、無骨になりすぎないようにコーディネートを組みました。さり気なくパープルの利いたスニーカーを足もとに持ってきたのもポイントです」。
「ブラックとパープルの配色、Oロゴの刺繍が施されたシューレースを覆うタンや、キルティングのトゥボックスのディテールがお気に入りのポイント。スケートボードシューズをベースに制作されているんですけど、ローテクで、トレンドのフットボールシューズの雰囲気を持っているのもいい」。
New Balance
「made in USA 993」
高橋幹基さん/ショップスタッフ
「993」は、ニューバランスの中でも大人気の990シリーズの比較的新しいモデル。一度廃盤になったが限定発売などされ、さらに人気が高まってきている。今回紹介するトリプルブラックのカラーは、特にファンの多い一足。
アウター・パンツ:エープラス スニーカー:ニューバランス
「ポケットやフードなどギミック満載のアウターがお気に入り。少しボリューム感があるので裾をドローコードで絞ってパンツのラインが綺麗に見えるようにしています。このパンツは実はスウェット素材なので、履きやすさも◎。かつセンターのプリーツで足のシルエットをすごくきれいに見せてくれるアイテムです」。
「ずっと欲しかった『993』を手に入れて、すごく大切に履いています。アッパーからソールまでオールブラックなスニーカーは、着回し力抜群。コーデには欠かせない相棒になっています。きれいめな着こなしにも合わせられ、ブーツや革靴とはまた違った抜け感を出せるのも推しポイント」。
adidas originals
「SUPERSTAR atmos SH “RECOUTURE”」
食見風汰さん/ショップスタッフ
adidas Originalsとatmosのコラボレーションに東京を拠点にスニーカー修理と再生を行うカスタムショップ「RECOUTURE」を迎えた、トリプルコラボスニーカー。名作のスーパースターを基に、「RECOUTURE」ならではのパッチーワークのアッパーを採用。職人による手作業をイメージした、クラフトマンシップが込められたデザインになっている。
アウター・ ブルゾン・ パンツ:古着 パーカ : i shii スニーカー:アディダス オリジナルス×アトモス×リクチュール シュン ヒロセ
「普段はモノトーンなアイテムを身につけることが多いので、素材感やギミックなどで差をつけられるよう意識してコーデしています。普段はボトムスも黒を着てしまうのですが、スニーカーを主役にしたく、明るい色に。レイヤードのバランスやパンツの太さなどサイズ感にもこだわり全体のバランスを取りました」。
「古着をミックスして着るのがすきなので、スニーカーもピカピカのきれいなものより少しいなたい雰囲気があるものを選ぶのですが、このスニーカーはそのイメージにぴったり。ステッチのデザインによって出ているハンドクラフトっぽさが僕のスタイルにもマッチしました。モノトーンの使いやすさも相まってかなりヘビロテしています」。
asics
「GEL-NYC」
安倍拓志さん/スタイリスト
伝統とモダンなパフォーマンスランニングスタイルからインスピレーションを得て生まれたモデル。ネーミングは、常に新しいスタイルが生まれる街であるニューヨークに由来しており、アシックスのアーカイブから象徴的なデザイン・機能を掛け合わせ、今までにない履き心地を目指している。
アウター:ユハ×アンブロ スウェット・パンツ:古着 スニーカー:アシックス ビーニー:ラカル
「アンブロのフリースブルゾンにスウェットシャツ、そこにアシックスのスニーカーを合わせて、全体的にスポーティでまとめつつも、ハズしできれいめな40年代のU.S.A.製のネイビースラックスを取り入れました」。
「逆に全体的にきめいめなコーディネートにこのスニーカーをハズしで使ってもハマる、汎用性の高いデザインだと思います」。
「AWAKE NYチームを立ち上げたアンジェロ・バクがデザインしたモデルで、GEL-NIMBUS 3、GEL-MC PLUS、GEL-CUMULUS16の3つの要素を掛け合わせたのがポイント」。
「アッパーにシルバーが入ることでモダンで洗練された印象に。そして何よりも履き心地が良くて、長時間履いても全然疲れないのでロケとかにもいい」。
Nike
「ナイキ エア フォース 1 ’07」
檜澤 壮さん/ショップスタッフ
人気バスケットボールシューズのデザインに新しいテイストをプラスしどの世代にも愛される一足に。伝統的な仕様を残しつつもクッション性、耐久性などのサポート力をアップ。オールブラックなら様々なテイストの着こなしと合わせやすくスニーカー初心者にもおすすめ!
パーカ : ギャップ インナー:古着 パンツ:イージー ×ギャップ スニーカー:ナイキ
「上下スウェットでリラックス感のある春スタイルにしました。少し短かめの丈のパーカは、中にTシャツを合わせることで今っぽいレイヤードに。ロゴとパンツの色を合わせたり、小技をちょっと効かせたりとコーデを組むのも楽しくなります。好きな色のピンクを思う存分着られる季節が来てすごく嬉しい!」。
「一度履いたらやめられないのが『エア フォース1』。オールブラックで使いやすいのはもちろんのこと、ソールに厚みがあるので身長も盛れて困ったときはいつも助けられてます。今まで革靴を履くことが多く、モードな服装がメインだったのですが、このスニーカーに後押しされてコーデの幅が広がりました」。
CONVERSE for BIOTOP
EX JACK PURCELL RET RLY
田夛英照さん/アダム エ ロぺ プレス
2015年から展開している“CONVERSE「JACK PURCELL」”の別注モデル第9弾。70年代に発売されていた「JACK PURCELL RALLY」をベースとした別注アイテムで、デイリーに履きやすいブラックのツイルキャンバス素材を採用。シューレースはボディと同色カラーのブラックと、ホワイトの2本が付属している。
トップス:アダム エ ロぺ インナー:バトナー フォー アダム エ ロぺ パンツ:コーダ 時計:ヴァーグウォッチ カンパニー スニーカー:コンバース フォー ビオトープ
「どんな服装にも合わせやすいローテクスニーカー。クッション性がしっかりしていて履き心地抜群なので、長時間歩く時でも心強い相棒です。最近はラフな雰囲気が気分なので、全体的にゆるいシルエットでまとめました」。
「暗いトーンになりすぎないよう、トップスは淡いグレーカラーをチョイス。インナーがオレンジで差し色をしたのもポイント。時計とリングはシルバーで統一して手元を引き締めました」。
Photos:Yoshio Kato Takahiro Idenoshita Shintaro Toyama Ryuta Seki Masaki Fujimura Minami Okada Kenta Sato Kaho Yanagi Ibuki Tamura Norito Ohazama
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