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撮影や展示会など、日々トレンドアイテムに触れているエディターたちのプライベートな買い物事情は? 自分の中で「BUZZ」っている愛用私物や狙っている新作をリアルに語り尽くす連載がスタート。第77回目はメンズノンノ編集の山口 朗が担当。
《AURALEE SUPER HIGH GAUGE COTTON KNIT TANK》
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鈴鹿央士にはなれないけど…
思わずその着こなしをマネしたくなった
常に最新のファッションに触れられるのが、編集者という仕事の「役得」なところのひとつ。ただ、展示会や撮影のたびに欲しい洋服が増えていき、うれしい悲鳴を上げる毎日です(苦笑)。そのため、お財布のヒモがゆるみすぎないように意識して毎回現場に向かうのですが…。そう思っていたはずなのに、撮影が終わった瞬間にスタジオから出るのも待てずに(!)ついポチってしまったのが、このタンクトップ。
こちらは、「オーラリー」の1着。昨年夏の展示会でひと足先にこの服を見たときには、正直それほどまでに惹かれるアイテムではありませんでした。というのも、僕がいかんせん貧相な体格のため、タンクトップは似合わないと思ったからです…。ですが、担当した鈴鹿央士くんの撮影でのコーディネートを見てその印象は一変。シャツの上に重ねると、ベストとはまた違った印象の”こなれ感”のある着こなしに。この合わせ方をマネしたくて、一目散にオーラリーのECサイトを開いたのでした。あ、その鈴鹿くんのインタビューも掲載中のメンズノンノモデルオーディション特設サイトもぜひともチェックしてください!応募は6月28日(金)までです!
さて、また服のハナシに戻ります(笑)。タンクトップのネックにはほどよくゆるさがあって、シャツの上から重ねても、首もとが詰まった印象にならずに使えます。モックネックのTシャツやカットソーを合わせてもよさそう!
アームホールはそこまで広くないので、ダボっとした感じは皆無。あくまでクリーンに使えます。もちろん、シャツを着ても窮屈にならない程度の絶妙な空き具合だから、心配ご無用です!
裾のリブはやや強めのテンションなので、シャツやTシャツをタックアウトしたときも、ウエストまわりを引き締めてくれ、だらしなく見えることはありません。
あとは何より、上質なコットン100%でつくられた生地の素材感がいい! ハリがありつつもウールよりカジュアルな雰囲気が出せるから、これからの季節は特に、デイリーに使いやすい。ハイゲージの機械で度目を詰めて編み上げているそうで、オーラリーらしい品のよさもしっかり感じられます。
まもなくやってくる夏は、どうやら今年も暑いようですね。あまりにも暑すぎて、毎年ついついTイチのラクなコーデに逃げがちです…。ただ、このタンクトップさえあれば、いつものTシャツに重ねるだけで、装いにグッとこなれ感を添えられるはず。この夏の相棒は、キミに決めた!
Photos:Ibuki Tamura
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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